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交通事故で頭を打ってからてんかんの予防薬を飲んでいます。一生飲飲み続けなければならないのでしょうか。
事故や脳卒中などで脳に傷が付くと、てんかんの原因になることがあり、一度、発作があった場合はその予防のために抗てんかん薬を飲む方がいらっしゃいます。発作を経験したことのない方には予防のための投薬は行っていません。
てんかんの発作を起こすと、一瞬のうちに気を失い、全身の筋肉が引きつってしまうために、症状が出たときの状況によっては命に関わります。しかも発作はある時突然起こることが多いため、予防薬は常に飲んでいなければ何の役にも立ちません。普段は全く普通の生活が出来るのに、“いつ発作を起こすかわからない”という不安をいつも抱え込むことになります。「もう心配はありませんよ。」と一日も早く太鼓判を押してほしい気持ちはよくわかります。
抗てんかん薬をいつ止めるかというのは非常にむずかしい問題で、専門家でも太鼓判はなかなか押せません。事故の後発作を起こさなければ、ふつうは2~3年くらいを目安に薬を切りますが、発作を実際に起こしてしまったときには、もっと長く飲む必要があります。
てんかんの患者さんでは脳波が乱れることが多いため、定期的に脳波検査をしながら脳の状態を調べ、発作が長い間なければ、薬の量を少しずつ減らしながらゆっくり、ゆっくり切っていきます。抗てんかん薬を飲んでいるから脳波に異常がなく発作も起こさないのか、脳の状態が落ち着いているので発作を起こさないのかという判断はなかなか付きませんから、安全には安全を重ねて薬を止めるようにしています。
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