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遺伝子組換え食品とは、どのようなものですか。

遺伝子組換え食品とは、どのようなものですか。

遺伝子組換え食品とは、組換えDNA技術を利用した食品です。組換えDNA技術は、植物等の性質、機能を上手に利用するために、他の生物から有用な性質を付与する遺伝子を取り出し、その植物等に組み込むことにより新しい性質を付与する技術です。この技術は食料生産を質的、量的に向上させるだけでなく、害虫や病気に強い農作物の改良や、日持ちや加工特性などの品質向上に利用され、食料の安定供給に貢献し、天然資源の有効利用をもたらします。

また、安全性審査が平成13年4月から法的に義務化され、安全性審査を受けていない遺伝子組換え食品又はこれを原料に用いた食品は、輸入・販売が禁止されています。令和6年3月18日現在、厚生労働省によって安全性が確認されたものは、食品334品種、食品添加物83品目です。