ここから本文です。
ホーム > 相談・問い合わせ > よくある質問 > QA(くらし・福祉・健康) > QA(健康・医療) > のどに何かをつまらせたときにはどうすればよいですか。
更新日:令和4(2022)年10月26日
ページ番号:335959
のどに何かをつまらせたときにはどうすればよいですか。
のどに何かをつまらせた場合に最も問題となるのは、呼吸ができなくなることです。通常、呼吸が止まると1分程度で意識障害がおこり、5分以上続くと救命の可能性が25%以下になるといわれています。したがって、つまったものを速やかに取り除くことが必要です。
のどに何かをつまらせたら、
1 呼吸の状態をよく見てください
つまったものが小さく、呼吸ができていれば無理に取り除かず、すぐに病院に連れて行きましょう。呼吸をしていない場合は、すぐに救急車を呼んでください。つまったものが見えるときは、掻き出すことも可能ですが、奥へ押し込んでしまわないように注意してください。このときに、指を噛まれてしまうことがあるので、指に布を巻いたり、割り箸を利用するなどの工夫が必要です。
2 咳をさせてみる
意識がある場合は、咳を促してください。
3 背中をたたく(背部叩打法)
咳ができない場合や咳をしても取り除けない場合は、病人を介護者の利き手側が足になるように横向きに寝かせ、病人の腹部側で立ち膝になり、体を支えながら、肩甲骨の間を手の付け根で4~5回力強く早く連続して叩いてください。
4 腹部突き上げ法(救急法の受講をお勧めします)
それでもだめなら、座らせた病人の後ろに立ち、両脇から腕をくぐらせて、片手をグーにしてみぞおちのやや下に当て、もう一方の手をパーにしてその上にかぶせて自分の方に素早く引き上げてください(下図参照)。
掃除機で吸い取る方法もありますが、吸引力が強く気道(肺)を傷つける場合があります。
高齢になるにつれ、ものを飲み込む力(嚥下力)が落ちてきます。やわらかくして、小さく切って、ゆっくり食べることが予防になります。
問い合わせ先
かかりつけ医
最寄りの医療機関
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください