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更新日:令和5(2023)年10月24日
ページ番号:335974
外食のエネルギーは、どれくらいですか。
同じ名称のメニューでも、飲食店により定食の料理の品数、使用している食材の内容や重量、調理の方法などが異なるためエネルギーは異なります。
最近は、メニューにエネルギー量や栄養素量(栄養価)を表示しているお店も多くなってきています。また、ホームページで公開しているお店もあります。ご自分が良く利用するお店の料理について調べてみましょう。
千葉県では、「ちば型食生活食事実践ガイドブック」を発行していて、資料編には、千葉県の様々な外食料理約500点について、できあがった料理の食材重量からエネルギー量や栄養素量(栄養価)計算を行った『外食料理成分ノート』が掲載されています。参考にしてみてください。
下記の表は、外食料理成分ノートの元データを利用して最新の成分表でエネルギー量や栄養素量(栄養価)計算をした結果です(『外食料理成分ノート』と少し数値が変更になっている箇所があります)。同じ名称の料理でも、料理の品数、使用している食材の内容や重量が違うので、『一般的な料理を想定した目安のエネルギー量』としてみてください。
和食は、洋食や中華料理に比べて一般に低エネルギーといえます。特に定食は、主食・主菜・副菜・汁物などが組み合わさっているので、食事のバランスが整えやすい食事です。しかし、揚げ物(天ぷらやとんかつ)や脂ののった魚などはエネルギーは高くなるので注意が必要です。
丼もののご飯は、ボリュームを出すために、だいたいご飯茶碗2杯分となっています。カツ丼や牛丼の脂身を残す、または、ごはんを残す勇気を持ちましょう。また、単品では野菜が不足してしまいます。野菜の料理を追加するか、1日の他の食事で補いましょう。
和食の麺類は低カロリーですが、栄養的には炭水化物に偏り、たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)や野菜がほとんど摂れないことが多いです。できるだけ野菜や卵などの具のたくさん入ったものを選んだり、野菜の料理を追加するか、1日の他の食事で補いましょう。また、塩分の多いつゆは残すようにしましょう。全部飲んだときは、他の食事でできるだけ塩分を控えましょう。
千葉県では、県民の健康づくりを応援するお店として、メニューに栄養成分の表示や栄養・食生活などの情報を提供する飲食店、ヘルシーオーダーに対応できる飲食店が「健康ちば協力店」として登録されています。「健康ちば協力店」には、「健康ちば協力店」マークが貼ってありますので、利用されると良いでしょう。
【参考文献】
千葉県農林水産部安全農業推進課食の安心推進室:ちば型食生活食事実践ガイドブック資料編、千葉県、2021年、
一般的な料理を想定した目安のエネルギー量
一般的な料理を想定した目安のエネルギー量
健康ちば協力店
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