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更新日:令和4(2022)年10月6日
ページ番号:336263
更年期障害には、どんなものがあるのですか。
更年期障害とは、様々な身体的・精神的な不調であり、自律神経失調症を中心とする不定愁訴(身体的・精神的違和感)が組合わさったものです。大きなポイントは、他に疾患が存在せず、検査では異常が認められないことです。
更年期障害は、エストロゲンという卵巣ホルモン(女性ホルモン)の低下にともなう自律神経系失調症状と情緒不安定・うつ状態などを中心とする精神神経症状などを主な症状として現れます。
更年期障害は、卵巣機能低下にともなう身体的な要因、几帳面や完璧主義などの心理的な要因、家族の介護や子どもの親離れ、夫や社会との関係など社会的な要因が複雑に絡み合い、症状の程度に影響するために、個人差が大きいと考えられます。
更年期障害の症状
その他にエストロゲンという卵巣ホルモン(女性ホルモン)は月経周期に対する作用、骨に対する作用、脂質代謝・血圧調整・糖代謝に対する作用、膣・膀胱・尿道に対する作用、皮膚に対する作用、脳血流量や記憶・認知能力に対する作用があるために、エストロゲンが低下することにより、様々な症状が現れやすくなります。
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