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更新日:令和5(2023)年6月28日

ページ番号:335971

普段、入浴はシャワーにしていますが、湯船につかった方が良いと言われました。その理由を教えてください。

質問

普段、入浴はシャワーにしていますが、湯船につかった方が良いと言われました。その理由を教えてください。

回答

入身体の清潔を保つ方法は様々ありますが、湯船につかって身体を温めることは、清潔の保持以外に以下のような効果をもたらします。

1.温熱による効用

入浴により体の温度が上がることで大きく分けると3つの効用があります。

  • 血管が拡がり、栄養や酸素が豊富な血液が全身に送られやすくなり、新陳代謝が活発になり、からだの中にたまっている老廃物を洗い流す。
  • 熱はいろいろな感覚を和らげ、脳は鎮静的になりリラックスしてくる。痛みも薄らぎ眠くなる。
  • 筋肉、腱、靭帯などが柔軟化し、新陳代謝が活発になることと相まって、筋肉の疲れ、痛み、こわばりなどから早く回復できる。

2.水圧による効用

お湯に首までつかると、水面からの深さに比例して、からだの表面に水の圧力が加わります。この水圧のいたずらで湯船の中のからだはかなりスマートに見えるはずです。
水圧によって血管が圧拍されるので、マッサージを受けたように全身の血行がよくなります。
腎臓の血管は、皮膚の血管が働くとそれにつれて活発に動き出すといわれています。低めの温度(35~40度)にゆっくりつかると、圧力と腎臓の働きの二つの相乗効果によって尿量が増えます。

3.ストレスを鎮静する作用

体温調節機能や自律神経の働きが低下するのを入浴によって機能的に高めようというものです。心とからだをオープンにして鼻歌でも歌いながら大いにリラックスしましょう。今、薬湯も含めて香りのお風呂が注目されています。その日の気分によってバラやラベンダー、ローズマリーなどのハーブを入れたり、簡便な天然の精油を入れたりする方法などがあります。それぞれに効能がありますので自分に適したものを選んでください。

なお、心臓や肺疾患のある人は温度や水圧による作用が負担になりますので、脱衣所や浴室を充分に温め、湯温は38~40℃、お湯につかる時間は5~10分程度に留めましょう。入浴の方法について、主治医とも相談してください。

問い合わせ先
かかりつけ医
最寄りの医療機関

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉指導課企画情報班

電話番号:043-223-2607

ファックス番号:043-222-6294

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