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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和6年6月定例会総務防災常任委員会県内調査報告書
更新日:令和6(2024)年7月23日
ページ番号:688108
令和6年7月2日
千葉県議会議長 伊藤 昌弘様
総務防災常任委員長 宮川太
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:令和6年7月2日(火曜日)14時30分から15時29分
(2)調査項目:西部防災センターの活用状況について
(3)経過
初めに会議室にて、センター長より西部防災センターの概要について説明を受けた。
続いて、インストラクターの案内のもと、施設内の設備についての説明を受け、施設の体験及び視察を行った。
(4)概要説明
ア 西部防災センターの概要
西部防災センターは、平成10年に設置され、過去の災害などの展示コーナーのほか、千葉県で唯一の地震、風水害、煙避難などを体験できるツアーを開催するなど、県民への防災意識の普及・啓発を図る取組を実施している。
来館者数については、平成28年度に指定管理者制度を導入し、広報媒体や新たに開設したSNSにおいて積極的に広報活動したことで、それまで年間およそ3万人前後だった来館者数が3万5千人から4万人に増加し、平成30年度には過去最高の42,640人を記録した。令和元年度以降は新型コロナウイルス感染症の影響により、来館者数が減少したが、令和5年度には、3万人台まで回復している。
全体の来館者のうち県内居住者が85%を占め、約7割が松戸市を含む東葛飾地域からとなっている。また、外国人の来館者も年間千人を超えている。
昨年度の来館者に対するアンケート調査の結果によると、スタッフの対応、ツアーの対応、施設の整備、清掃状況のすべての項目において、満足と回答した方が95%を超えており、来館者のセンターに対する満足度が高いとの結果を受けている。
イ 地震体験
4名程度が収容できる一室にて、震度5弱の揺れを体験。
ウ 風水害の体験
4名程度が収容できる一室にて、風速30mの風を体験。
エ 火災の消火体験
消火器の使用方法についての説明を受けた後、実際に消火器を使用。火災時の初期消火について学習。
オ 119番通報体験
通報の仕方や携帯電話から通報する際の注意点などについて学習。
カ 煙避難訓練
火災が発生し、煙が充満した建物から逃げる体験を実施。
(5)主な質疑応答
問:地震施設について、震度7の体験は可能か。
答:震度7は体験できない。(震度5弱まで対応可能)
問:通報の際に住所がわからない場合はどうすればいいのか。
答:大きな建物がある等の目印になるものを伝えればいい。
問:当施設は、被災時の避難施設となりうるのか。
答:その想定はしていないが、東日本大震災時については、当施設に避難された方がいたため、センター長判断で地震が収まるまでの待機を許可した。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 |
宮川 太 |
自民党 |
副委員長 | 木名瀬訓光 |
自民党 |
委員 | 浜田穂積 |
自民党 |
委員 | 今井 勝 | 自民党 |
委員 | 川名康介 | 自民党 |
委員 | 鈴木ともなり | 自民党 |
委員 | 河野俊紀 | 立憲民 |
委員 | 阿部俊昭 | 公明党 |
委員 | 水野友貴 | 千政団 |
委員 | 加藤英雄 | 共産党 |
委員 | プリティ長嶋 | 県民声 |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
防災危機管理部長 |
添谷 進 |
- |
防災危機管理部危機管理政策課長 | 鈴木真一 | - |
防災危機管理部危機管理政策課地域防災支援室長 | 安達亮二 | - |
総務部総務課副課長 | 荒見淳一 | 議事課主幹(併任) |
防災危機管理部危機管理政策課副課長 | 山口一樹 | 議事課主幹(併任) |
議会事務局政務調査課班長 | 茂木純子 |
- |
議会事務局総務課主事 | 石毛颯人 | - |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|
県議会 | - | 13時40分 | - |
千葉県西部防災センター | 14時30分 |
15時29分 |
調査 |
県議会 | 16時20分 |
- | - |
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