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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和6年9月定例会総合企画企業常任委員会県内調査報告書
更新日:令和6(2024)年12月17日
ページ番号:710644
令和6年10月4日
千葉県議会議長 瀧田 敏幸様
総合企画企業常任委員長 岩井 泰憲
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:令和6年10月4日(金曜日)14時20分から15時10分
(2)調査項目:ちば野菊の里浄水場第2期施設整備事業に係る調査
(3)経過
バス車内において、企業局浄水課長からちば野菊の里浄水場について概要説明があった。ちば野菊の里浄水場到着後、会議室において浄水処理工程及び施設の特徴について詳細な説明があり、その後、高度処理棟(第2期)内において、施設の稼働状況を視察した。
(4)概要説明
ア ちば野菊の里浄水場の概要
ちば野菊の里浄水場は、昭和15年から稼働していた古ケ崎浄水場に代わる施設として平成14年度に工事着手し、平成19年に第1期施設が完成した。
その後、昭和33年に稼働した栗山浄水場の老朽化対策として、その浄水処理機能を第2期施設として移転するため、平成28年度から工事を行い、令和6年3月に給水を開始した。
また、第1期、第2期施設を統合・更新することに併せて、オゾンや粒状活性炭等の高度浄水処理を導入し、給水能力は日量246,000立方メートルで、県北西部の松戸市、市川市および船橋市の一部、約60万人のお客さまに給水する基幹浄水場となった。
イ 第2期施設について
当該浄水場は、第2期施設の整備により、高度浄水処理の導入の他、施設の耐震化や災害時などの危機管理対策の充実を図った。
施設の特徴である高度浄水処理では、オゾンと活性炭を用いて、臭気物質や化学物質などへの対応力が向上し、より安全な水道水を供給している。
また、危機管理対策として、テロ等の違法行為や降灰などによる上空からの異物混入などのリスクに対応するため、沈でん池の開口部全てにアルミ製の覆蓋が設置されている。
さらに、災害等による停電時にも3日間程度の電力を賄うことができる非常用発電機を設置するとともに、環境に配慮したクリーンエネルギーを導入するための太陽光発電設備も備え、環境負荷の低減化も図った浄水場として稼働している。
(5)主な質疑応答
問:自家発電設備は、浄水場全体の電力を賄えるのか。
答:浄水場全体が稼働できる電力を賄うことができる。
問:浄水処理で発生した汚泥を脱水処理したものは、その後どのように処分しているのか。
答:園芸用の土として有効利用している。
問:取水は、24時間365日行っているのか。また、台風などで濁度が上昇した場合でも浄水処理できるのか。
答:取水は、24時間365日続けている。また、台風などで河川が増水したり、濁度が上昇しても浄水処理は継続できる。
問:第2期施設稼働後、市川市内の水道水がおいしくなったと感じるが、どのように変わったのか。
答:以前は、栗山浄水場で作った水を送っていたが、第2期施設稼働後は、高度浄水処理した水を、ちば野菊の里浄水場から送っている。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 |
岩井泰憲 |
自民党 |
委員 | 武田正光 | 自民党 |
委員 | 茂呂 剛 | 自民党 |
委員 | 守屋貴子 | 立憲民 |
委員 | 秋林貴史 | 公明党 |
委員 | 秋葉就一 | リベ民 |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
企業局長 |
三神 彰 |
- |
企業局水道部長 | 渡邉一夫 | - |
企業局水道部浄水課長 | 三橋康夫 | - |
企業局水道部浄水課副技監 | 石井源一 | - |
総合企画部政策企画課副課長 |
渡邉一博 |
議事課主幹(併任) |
企業局管理部総務企画課副課長 | 芝原直樹 | 議事課主幹(併任) |
議会事務局議事課副主査 | 小林麻里奈 | - |
議会事務局政務調査課主事 | 一見智也 |
- |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|
県議会 | - | 13時20分 | - |
ちば野菊の里浄水場 | 14時20分 |
15時10分 |
調査 |
県議会 | 15時50分 |
- | - |
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