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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和3年12月定例会商工労働常任委員会県内調査報告書

更新日:令和4(2022)年10月7日

ページ番号:484950

令和3年12月定例会商工労働常任委員会県内調査報告書

令和3年12月15日

千葉県議会議長信田光保

商工労働常任委員長

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

  1. 用務:商工労働常任委員会県内調査
  2. 調査先:
    〈1〉市原高等技術専門校(市原市)
    〈2〉かずさDNA研究所(木更津市)
  3. 期間:令和3年12月15日(水曜日)
  4. 概要:以下のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

〈1〉市原高等技術専門校(市原市)

(1)日時:令和3年12月15日(水曜日)13時25分~14時00分

(2)調査項目:市原高等技術専門校の整備状況について

(3)経過
初めに、産業人材課長から概要等について説明があった。その後、施設内を視察した。

(4)概要説明
市原高等技術専門校は、職業能力開発促進法に基づき千葉県が設置している職業能力開発施設で、千葉県内に6校ある県立高等技術専門校の1つである。
戦後の京葉工業地帯の造成に伴い、優れた技能者を必要とする進出企業の要望と地域住民の就職促進を図るため、「五井市原職業訓練所」として昭和34年4月に設立され、これまでに約7,500名の修了生を輩出している。
同校は主に学卒者を対象としている普通課程の自動車整備科、電気工事科、溶接非破壊検査科、主に離職者を対象としている短期課程の塗装科、ビルメンテナンス科の5科で構成されており、就職に必要な技術や知識を得るための訓練を行っている。入校率は定員の47.2%と苦戦しているが、就職率は85.5%と高い水準となっている。
現在、管理棟と総合実習棟、自動車整備科実習棟、ビルメンテナンス科実習棟で実習等訓練を行っている。管理棟が令和3年10月に大規模改修を終えたばかりであるほか、また総合実習棟とビルメンテナンス科実習棟がそれぞれ築46年目、59年目で老朽化が進んでいることから、新総合実習棟への建て替え工事を行う予定となっている。

(5)主な質疑応答

問:一日の訓練の流れを教えてほしい。
答:日によって違うことはあるが、基本的には午前中に座学を行い、午後、実習棟に移動し実技を行っている。

問:講師は専門的な知識が必要となるが、どのような人が講師となっているのか。
答:各科で必要な資格を持っている人、国の職業能力開発総合大学校を出た人、あるいは、実務経験を積んで資格を取った人を募集し、講師となっている。

問:入校試験はあるのか。
答:普通課程は適性検査、面接を実施する推薦入校選考と国語と数学の学科試験、適性検査、面接を実施する一般入試選考がある。短期課程は面接と適性検査を実施している。

〈2〉かずさDNA研究所(木更津市)

(1)日時:令和3年12月15日(水曜日)14時35分~15時55分

(2)調査項目:かずさDNA研究所の最近の取組について

(3)経過
初めに、かずさDNA研究所所長及び副所長から概要等について説明があった。その後、施設内を視察した。

(4)概要説明
かずさDNA研究所は、ゲノム研究を中心とした生命科学・技術に関する研究を通じ、生命科学・技術による医療・健康づくり、環境及び食糧問題の解決、新技術の産業への応用等を推進することにより、新産業の創出及び産業構造の高度化並びに科学技術の振興を促し、もって人類の福祉に貢献することを目的として平成6年10月26日に開所した。
主な部門としては公益事業・産業支援・産業化支援を行うゲノム事業推進部、高度な応用基盤研究を行う先端研究開発部、情報発信・教育支援を行う広報・研究推進グループがある。
令和2年度の活動としては、研究事業に加え、希少疾患遺伝子検査、ライソゾーム病の新生児スクリーニング、県内医療関連機関(千葉大医学部や県がんセンター等)との協働事業、受託分析サービスによる産業支援、教育支援・情報発信など非常に幅広い活動を行っている。
特に自治体レベルでは国内初となる脊髄性筋萎縮症の新生児スクリーニングをちば県民保健予防財団、千葉県こども病院と連携して開始し、千葉県の新生児ほぼ全てに対して実施した。

(5)主な質疑応答

問:研究を行うには安定的な財源の確保が大事だと感じるが、研究所として何か試みていることはあるか。
答:平成19年に開設したバイオ産業技術支援センターでは産業支援として、研究所が持つ先端解析技術を活用した受託分析サービスを行っている。令和2年度は研究所全収入の41%となり、全収入の40%を占める千葉県補助金を超える収入源となった。

問:県農林総合研究センターとの連携はどうか。
答:県農林総合研究センターとは常に連携しており、最近では、オレイン酸の含有量が豊富な落花生やカラーの開発などに取り組んでいる。

参加者名簿

委員

職名

氏名

会派

委員長

自民党

副委員長

秋本享志

自民党
委員

阿部紘一

自民党
委員 木名瀬訓光 自民党
委員

高橋秀典

自民党
委員 天野行雄 立憲民主・千葉民主の会
委員 菊岡たづ子 立憲民主・千葉民主の会
委員 赤間正明 公明党
委員 田沼隆志 無所属

随行

所属・職名

氏名

備考

商工労働部長

高橋俊之

 

商工労働部産業振興課長 高橋輝子  
商工労働部産業人材課長 石黒真平  
商工労働部経済政策課副課長 川越章雅 議事課主幹(併任)
議会事務局政務調査課班長

福島恵子

 
議会事務局総務課主事 青木有実子  

日程表

月日

場所

備考

12月15日 県議会   13時00分  
市原高等技術専門校

13時25分

14時00分

調査

かずさDNA研究所 14時35分 15時55分 調査
県議会

16時50分

   

 

お問い合わせ

所属課室:議会事務局議事課委員会班

電話番号:043-223-2518

ファックス番号:043-222-4073

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