令和5年9月定例会県土整備常任委員会県内調査報告書

令和5年10月3日

千葉県議会議長伊藤昌弘　様

県土整備常任委員長三沢智

本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。

記

1. 用務:県土整備常任委員会県内調査
2. 調査先:三郷流山橋（流山市）
3. 期間:令和5年10月3日（火曜日）
4. 概要:以下のとおり

参加者名簿

日程表

調査の概要について

三郷流山橋（流山市）

(1)日時：令和5年10月3日（火曜日）15時8分から15時31分

(2)調査項目：三郷流山橋の状況について

(3)経過
　現在整備を進めている三郷流山橋有料道路において、東葛飾土木事務所長から工事の進捗状況等について説明を受けた。

(4)概要説明
ア　三郷流山橋有料道路の概要

• 三郷流山橋有料道路は、千葉県流山市と埼玉県三郷市を結ぶ延長約2キロの道路であり、埼玉県・千葉県・茨城県のつくばエクスプレス沿線市街地を連絡する都市軸道路の一部を構成する。
• つくばエクスプレス沿線開発による都市化の進展に加え、大型商業施設や物流・産業施設の進出による交通需要の急速な増加や、江戸川に架かる橋の慢性的な交通渋滞等の課題に対応するため、整備を進めているもの。

イ　整備事業の概要

• 千葉県、埼玉県及び埼玉県道路公社が共同で事業主体となり整備を行っている。
• 事業延長は1,960メートルであり、千葉県側取付道路は千葉県の施行、江戸川渡河部は共同施行、埼玉県側取付道路は埼玉県の施行となっている。
• 将来4車線化の計画であるが、暫定2車線で整備を行っている。
• 料金は、普通車は150円、中型車200円、大型車260円、特大車410円、軽自動車100円、軽車両等20円となる。

ウ　視察箇所の状況について

• 視察箇所は、江戸川渡河部と千葉県側取付部の橋梁の間の土工区間であり、本日の工事は、橋梁背面の不同沈下を防止するためのコンクリート打設を行っている。前後の橋梁部分は橋面の舗装工事まで終了している状況である。また、周辺が住宅街となっていることから、遮音壁を設置済みである。
• 11月下旬の開通を目指して工程を管理しながら工事を進めている。

(5)主な質疑応答

問:将来計画は4車線とのことであるが、暫定2車線で開通するのか。あとの2車線はどのように作るのか。
答:南側2車線で開通し、開通後の交通量や周辺の状況をみながら、4車線化については検討する。残る2車線は、現在整備している道路の北側に同様のものをもう1つ作る計画となっている。

問:ETCは使えるのか。
答:本道路では、ETCGOを導入する。従来型ETCとは異なり、スマートICのように一旦停車が必要なものの導入コストが低廉である。その他には、Suica等の電子マネーも使用できる。

問:料金徴収期間は何年間か。
答:30年間を予定している。

参加者名簿

委員

職名	氏名	会派
委員長	三沢　智	自民党
副委員長	岩井泰憲	自民党
委員	宇野　裕	自民党
委員	瀧田敏幸	自民党
委員	山本義一	自民党
委員	渡辺　務	自民党
委員	高橋　浩	立憲民
委員	小宮明史	立憲民
委員	赤間正明	公明党
委員	丸山慎一	共産党
委員	松戸隆政	新政会

随行

所属・職名	氏名	備考
県土整備部長	池口正晃	-
県土整備部政策課長	久本　修	-
県土整備部道路整備課長	齊藤博美	-
県土整備県土整備政策課副課長	武田裕行	議事課主幹（併任）
議会事務局政務調査課主査	山本とも子	-
議会事務局総務課副主査	出口雄一	-

日程表

10月3日

場所	着	発	備考
県議会	-	14時	-
三郷流山橋	15時8分	15時31分	調査
県議会	16時38分	-	-