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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和6年9月定例会総務防災常任委員会県内調査報告書
更新日:令和6(2024)年12月17日
ページ番号:710643
令和6年10月3日
千葉県議会議長 瀧田 敏幸様
総務防災常任委員長 木名瀬 訓光
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:令和6年10月3日(木曜日)14時50分から15時30分
(2)調査項目:夷隅合同庁舎再整備事業について
(3)経過
本年3月に完成し、9月2日から供用を開始した、新しい夷隅合同庁舎について資産経営課長より説明を受けたのち、庁舎を視察した。
(4)概要説明
新しい合同庁舎は、地域の防災活動拠点として必要となる会議スペースの確保、非常用発電設備の設置や防災備蓄倉庫を同一敷地へ移転するなど、防災機能の強化を図っている。
蓄電池を備えた太陽光発電設備を設置するなど、環境負荷の低減にも配慮した施設となっている。
ア 建物の特徴
・防災対策
防災活動拠点としての機能を確保するため、複数の会議室を可動間仕切りとし、非常時には災害対策本部の支部として転用を可能とするほか、72時間連続運転が可能な非常用発電設備、マンホールトイレが設置できる専用の排水設備などを設置している。
また、これまで別敷地に設置されていた防災備蓄倉庫を敷地内に併設している。
・環境対策等
省エネ対策のほか、停電時の電力供給を可能とするため、蓄電池を備えた太陽光発電設備を設置している。
外壁や窓の断熱性能を高めるとともに、自然採光を生かした執務室の配置や、空調・換気設備については、高効率の機器にするなど、環境負荷の低減に配慮している。
イ 庁舎の概要
・事業費:約13億5千万円(設計込み)
・敷地面積:5,788平方メートル
・事務所棟の床面積:1,615平方メートル
・入居機関:地域振興事務所、県税事務所、農業事務所、土木事務所、教育事務所 計5機関
・職員数:約70名(9月2日現在68名)
(5)主な質疑応答
問:合同庁舎は、高台に立地されているのか。
答:水害等の対策を考慮して、以前の合同庁舎と比べても高台に立地している。
また、国道に面しており、利便性及び防災活動拠点としての機能強化を重視した。
問:防災備蓄倉庫を集約した理由は。
答:以前は庁舎と防災備蓄倉庫が離れており、また、防災備蓄倉庫の敷地は、進入路が狭く急勾配であったため、国道に面する新しい庁舎の敷地に移設することで、利便性の向上が図られた。
問:夷隅合同庁舎の管轄する地域は。
答:勝浦市・いすみ市・大多喜町・御宿町の2市2町を管轄している。当庁舎は大多喜町に位置している。
問:場所の選定理由について。
答:交通の利便性の向上及び水害による庁舎機能の停止を防止するため、浸水想定区域の回避が主な理由である。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 |
木名瀬訓光 |
自民党 |
副委員長 | 鈴木ともなり |
自民党 |
委員 | 今井 勝 | 自民党 |
委員 | 宮坂奈緒 | 自民党 |
委員 | 秋山陽 | 立憲民 |
委員 | 阿部俊昭 | 公明党 |
委員 | 加藤英雄 | 共産党 |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
総務部長 |
高梨みちえ |
- |
総務部資産経営課長 | 斎藤栄一 | - |
総務部総務課副課長 | 荒見淳一 | 議事課主幹(併任) |
防災危機管理部危機管理政策課副課長 | 山口一樹 | 議事課主幹(併任) |
議会事務局政務調査課班長 | 茂木純子 |
- |
議会事務局総務課主事 | 石毛颯人 | - |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|
県議会 | - | 13時40分 | - |
夷隅合同庁舎 | 14時50分 |
15時30分 |
調査 |
県議会 | 16時50分 |
- | - |
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