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千葉県議会 > 本会議・委員会 > 常任委員会 > 県内調査報告/県外調査報告 > 令和6年9月定例会環境生活警察常任委員会県内調査報告書
更新日:令和6(2024)年12月17日
ページ番号:710891
令和6年10月4日
千葉県議会議長瀧田 敏幸様
環境生活警察常任委員長 森 岳
本委員会が所管事務調査のため、県内調査を実施したところ、その概要は下記のとおりでした。
記
(1)日時:令和6年10月4日(金曜日)13時35分から15時19分
(2)調査項目:県立中央博物館の機能強化について
(3)経過
県立中央博物館にて、館長から施設の概要等について説明があり、質疑応答が行われた後、県立中央博物館を視察した。
(4)概要説明
県立中央博物館は、平成元年に開館した本館と大利根分館、大多喜城分館、分館海の博物館の3つ分館がある。
人口減少、少子高齢化、デジタル社会の進展等の博物館を取り巻く社会情勢の変化を受け、令和6年3月に「千葉県立中央博物館みらい計画」を策定した。策定の目的としては、県内博物館の中心となり、自然と歴史、 文化に関する県民の知的需要にこたえ、生涯学習及び地域づくりに貢献し、ひいては科学の進歩・社会の発展に寄与することとしており、「千葉の自然と歴史、文化を見つけ、伝え残す博物館」、「千葉から世界に拓く博物館」を目指す姿としている。今後、本計画に基づき、具体的な実施計画・施設整備計画を有識者会議に諮り、策定する予定である。
本計画の策定を受けて、利用者の満足度向上を図るため、今年度より機能別に組織を改編し、県立中央博物館のさらなる機能強化と魅力向上に向け、地域への出張展示や巡回展の実施等、地域との連携強化の取り組みを実施している。
令和5年4月に施行された博物館法の改正への対応としては、従来の博物館事業「収集・保管」、「調査・研究」、「展示・教育普及」を根幹としつつ、改正に伴って努力義務となった「地域連携、地域振興、デジタル化」を意識する視点も実施計画に盛り込むことを検討しているところである。
(5)主な質疑応答
問:より多くの県民に博物館を通じて、千葉の魅力を発信していってほしいと思うが、今後どのように取り組んでいくか。
答:令和6年3月に策定した「千葉県立中央博物館みらい計画」を踏まえ、県内博物館の拠点として機能強化を図るとともに、県民に開かれた博物館を目指し、実施計画や施設整備計画の策定を進めているところである。
実施計画では、博物館資料全体のデジタル化の推進等を具体的な事業として盛り込む予定である。また、施設整備については、誰もが楽しめる展示空間の総合的な見直し、中長期的なニーズに応える収蔵空間の確保に努める。
引き続き、多彩な特徴を持つ千葉の特性を生かし、自然や歴史、文化を五感で体感できる展示や教育普及活動等を通して、千葉の面白いを発信できる博物館になるように検討を進めていく。
問:分館を本館に集約し、機能強化を図るにあたり、課題は何か。
答:単に本館に資料を集約するだけでなく、分館が各地域で行ってきた活動を継承し、どのように県民に還元していくかが課題と考えている。
また、資料の集約に伴い、収蔵する資料が充実する一方、本館の収蔵庫ではスペースが不足することが見込まれるため、将来の千葉の宝である博物館資料をしっかりと守り伝えられるように検討していきたい。
職名 |
氏名 |
会派 |
---|---|---|
委員長 |
森 岳 |
自民党 |
副委員長 | 小川としゆき |
自民党 |
委員 | 中村 実 |
自民党 |
委員 | 小宮明史 | 立憲民 |
委員 | 川口絵未 | 市民ネ |
所属・職名 |
氏名 |
備考 |
---|---|---|
環境生活部長 |
井上容子 |
- |
環境生活部文化振興課長 | 石島竹雄 | - |
環境生活部文化振興課副技監兼室長 | 立和名明美 | |
環境生活部環境政策課副課長 | 布施真一 | 議事課主幹(併任) |
警察本部総務部理事官 | 岡村重仁 |
議事課主幹(併任) |
議会事務局政務調査課主査 | 山本とも子 |
- |
議会事務局総務課主事 | 齊藤一実 |
- |
場所 |
着 |
発 |
備考 |
---|---|---|---|
県議会 | - | 13時29分 | - |
千葉県立中央博物館 | 13時35分 |
15時19分 |
調査 |
県議会 | 15時30分 |
- | - |
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