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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6083
縦34.4センチ、横16.7センチの紙製の曼茶羅である。中央に「南無妙法蓮華経」とあり、その下に「日親」の花押、「嘉吉元年(1441)二月」の署名がみられる。
日親は現在の山武郡山武町の出身とされ、室町時代前期の日蓮宗の僧で、俗に鍋冠上人の名で知られている。中山法華経寺で出家、各地で布教活動をし、時の将軍、足利義教に法華経弘法を懇請した。「立正治国論」を起草し再度にわたって直訴したために、寛正三年(一四六二)に投獄され、焼けた鍋を頭にかぶせられたが、その主張をゆずらず、転向しなかったので、鍋冠日親とまでいわれた。のちに京都本法寺を拠点に、法華経の布教に努めている。
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