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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6086
狩野派絵師東陵により描かれた水墨淡彩板絵馬である。
縦106センチ、横145センチの額装で、天保8年(1837)の年号が読みとれる。
作者東陵は、音羽清道に住み名を清、字名を子清といった。
画面中央の孔雀や笹の線描、岩石の斧劈皴が、初期狩野派にみられる力強い線描には欠けるものの、狩野派の特徴を出しており、画面構成もまとまりがある。
孔雀の嘴や爪もよく描かれており、羽根の描き方も丁寧である。
本町は、狩野派の故郷と言われており地元狩野派絵師の活躍をうかがえるものとして、貴重である。
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