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更新日:令和6(2024)年2月19日

ページ番号:6098

(いすみ市)紙本 水墨淡彩軸装盧雁図

内容

  • 市指定・絵画(平成4年年11月12日指定)
  • 住所:いすみ市郷土資料館(所有:いすみ市)

紙本水墨淡彩軸装蘆雁図の写真

画面は縦20センチ、横18.5センチで、室町時代後期、狩野派の祖狩野祐勢正信(1434~1530)の作品と伝えられる。

画面構成は、右手三羽の雁を中心に右の蘆から左上の二羽の雁に、更に左下の沼に移り、右下の蘆の葉で締めている。

蘆の葉の線描は、正信独特のもののようである。青墨のぼかしが優秀である。この構図は、変化しながら襖、屏風等によく描かれており、歴史的資料としての価値もある作品である。

作者と伝えられる正信は、上総国伊北荘大野に生まれる。号は友清(祐勢)、行連、通称を四郎次郎、後に大炊介という。初め画法を父景信に学び、京都に出て漢画派小栗宗湛の門に入る。寛正頃から、盛んに将軍家や禅宗寺院のために描いている。

出典・問い合わせ先

  • 出典:「夷隅町の文化財(改訂版)」
  • 問い合わせ先:いすみ市外部サイトへのリンク(旧夷隅町)

 

 

お問い合わせ

所属課室:環境生活部文化振興課文化振興班

電話番号:043-223-2406

ファックス番号:043-224-2851

※内容については、お手数ですが「問い合わせ先」の各市町村へお問い合わせください。

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