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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6121
この絵図は、箱書により天明4年(1784)江府の宗奄という画工によって描かれたものである。天保13年(1842)と昭和3年(1928)の2回修復されている。軸装になっていて縦172センチ、横77センチで十六図幅完全にそろっている。
極彩色を施し、各1枚1枚の絵の中にそれぞれ3界(慾界・色界・無色界の3境界。又は、過去・現在・未来の3世界)の意味を含めた三相の内容をもって描かれている。
特に地獄(等活・黒縄・衆合・叫喚・大叫喚・焦熱・大焦熱・阿鼻の8地獄)の様相は見る者をして身の毛をよだたしめるものがある。
(参考)
例年盆の8月16日に延命寺本堂に展示公開される。村内は勿論、遠近より「地獄の釜の蓋が開く」といって、参詣者が参集する。
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