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日時 | 令和6年10月17日(木曜日)10時30分から11時00分 |
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場所 | 本庁舎5階大会議室 |
動画 |
(知事)
こんにちは。
初めに、「企業誘致セミナー」の開催について、お話しいたします。
本県は、今後の成田空港の更なる機能強化や、広域交通網の整備・充実により、広域交流拠点としての優位性が一層向上する好機を迎えています。
こうした状況の中、企業の皆様がグローバルなビジネスを展開していく上で、本県がいかに開かれた、非常に魅力的な場所であるか、ということをPRするため、「Unlock Your Global Business Potential」をテーマとした「千葉県企業誘致セミナー」を、11月12日午後2時から「ホテルニューオータニ東京」にて開催いたします。
県では、企業や金融機関、デベロッパーなどの皆さんと意見交換を重ねたり、立地企業補助金をより利用しやすいものに見直すなど、企業の皆様に本県を投資先として選んでいただけるよう、様々な取組を進めています。
当日は、私から本県の立地優位性をお伝えするとともに、トークセッションでは、千葉県を代表する食品メーカー「キッコーマン食品株式会社」や、がん治療の分野において注目をされる放射性医薬品の専門メーカー「PDRファーマ株式会社」、「株式会社ちばぎん総合研究所」の3社の代表者をパネリストにお迎えし、「本県で投資を行う理由」などについて語っていただきます。
さらに、参加された企業の皆様と、パネリスト企業等の皆様や私との交流会も予定しております。
交流会では、既に立地している企業の皆様から生の声を聞くことができますので、現在、千葉県での投資を検討されている企業や関係機関の皆様にとって、大変有意義な内容になると思われます。
このセミナーは、平成17年度から実施しており、これまで、東京を中心として、大阪や台湾などでも開催しています。
毎回多くの企業の方々に御参加いただき、過去参加された方からは、「道路網の整備などにより、ヒトやモノの動きが活発化し、企業にとっての事業環境が大きく向上していくことが期待される」などの声も寄せられ、大変好評をいただいております。
今年度は、特設WEBサイトにて、11月5日まで募集を行っておりますので、奮って御参加ください。
(知事)
次に、「黒アヒージョ」についてお話しいたします。
県では、本県が生産量日本一を誇る「醤油」を隠し味に使った新御当地グルメ、「黒アヒージョ」の普及を通じて、県産農林水産物の魅力発信に取り組んでいるところです。
この取組の1つとして、「黒アヒージョ」の定着や、中長期的な「黒アヒージョ」ファンを獲得するため、来年1月17日から、「黒アヒージョフェア」と「料理コンテスト」を実施する予定ですが、これらのイベントに御参加いただく施設の募集を本日より開始いたします。
昨年度は、「黒アヒージョ」の料理を提供していただける県内の飲食店や宿泊施設を対象としておりましたが、今年度は、家庭でも楽しめるよう缶詰などの加工品の販売を行う道の駅などの販売店も対象施設に加えました。
なお、今年度は、SNSやLINEスタンプで若い世代に人気の柴犬のキャラクター「しばんばん」とコラボし、フェアを盛り上げてまいります。
このほか、企業・団体の皆様と連携した取組として、来週10月24日には、千葉県酒類業懇話会主催のイベント「とりどりの美酒を楽しむ会in千葉」での黒アヒージョのPRを予定しております。
当日は県内の各蔵元のお酒や日本のプレミアムビールなどと一緒に、黒アヒージョをお試しいただけます。
黒アヒージョのさらなる普及に向けて、今後も企業や団体の皆様に御協力いただきながら、イベントや店頭でのPRなどを続けてまいります。
実り豊かなこの秋に、ぜひ多くの皆様に黒アヒージョのファンになっていただき、千葉の食材のおいしさを知っていただければと思います。
(知事)
次に、パラスポーツに関するイベントについて、お話しいたします。
先月、幕を閉じたパリパラリンピックでは、夢や希望を諦めず障害を乗り越えて躍動するパラアスリートの姿が県民に大きな感動を与えてくれました。
パラスポーツは、障害の有無にかかわらず誰もが楽しめるものです。まだパラスポーツを体験したことのない方には、是非その楽しさや魅力を体感していただきたいと思います。
そのような各種パラスポーツを、障害の有無に関わらず体験できるイベントとして、「パラスポーツフェスタとうかつ2024」を、12月7日(土曜日)に我孫子市で開催いたします。
当日午前中は、車いすに乗って実際にシャトルを打つパラバドミントンや車いすバスケットボールなど、パラスポーツ7競技の体験会を行い、素敵な景品が当たるスタンプラリーも実施いたします。
また、午後はボッチャの対抗戦を実施いたします。
参加は無料で、来月1日から、特設サイトにより先着順で申し込みの受付を開始します。
今回のイベントを通じて、多くの県民の方々にその魅力を体感していただきたいと思いますので、是非御参加ください。
県では、今後も、共生社会の実現に向け、パラスポーツを通じた障害に対する理解の促進や、誰もがスポーツに楽しめる環境の充実に努めてまいります。
(知事)
最後に、今週末に開催される千葉県高等学校産業教育フェア・千葉県特別支援学校ものづくりフェアを御紹介いたします。
このフェアは、農業・工業・商業・水産・家庭・看護・福祉・情報の専門学科や、総合学科、特別支援学校での取組を県民の皆様に広く知っていただくことなどを目的に、毎年開催しています。
今年度は、「ワクワク感が止まらない~専門高校・特別支援学校の学びのいろいろ~」、こちらをテーマに、10月20日にイオンモール幕張新都心にて開催いたします。
当日は、各学校で子供たちが栽培した農産物や、学校での学習を生かして製作した焼き菓子、加工品、小物などの販売が行われます。
また、電子工作・ボッチャ体験・キッズ聴診器体験、ファッションショーなど、子供たちが興味を持てるような多くの体験や催しも予定されています。
会場の運営は生徒自身の手で行われますので、各学科のイキイキとした雰囲気を実際に会場で感じていただきたいと思います。
産業系専門学科等では、未来につながる「ものづくり」を学べる工業をはじめ、農業、水産、看護、福祉などの専門的な内容を学ぶことができ、暮らしを支える産業の各分野に多くの人材を輩出しています。
また、特別支援学校においても、専門学科等の卒業生は、農業や園芸、木工、縫製などの学習を通して身に付けた知識・技術を生かし、様々な分野で活躍しています。
県民の皆様には、是非御家族でお越しいただき、専門学科や総合学科、特別支援学校に対する理解を深めるきっかけにしていただければと思います。
私からは以上です。
(記者)
よろしくお願いします。今週の火曜日に衆院選が公示されました。県内でも今回60人が立候補して、前回の39人から約5割増と、乱戦になっております。これについて、どのような論戦を期待するか、知事のお立場としてのお考えをお聞かせください。
(知事)
まず候補者が多くなっているということは、有権者にとっては選択肢が広がっているということになりますので、そのことは、基本的には前向きに受け止めていいんではないかなと思っています。
今回の選挙に関しても、少子高齢化に対する取組であったり、教育や政治資金の透明性の確保など、様々な観点での論戦が期待されております。非常に準備期間が解散から短い選挙ではあります。各候補者、各政党の主張であったり、公約等を見比べていただいて、県民の皆さんが持っている貴重な投票権を是非行使していただきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。では、期待の反面、懸念のようなものをもしお感じであれば、それを教えていただけますでしょうか。
(知事)
懸念というと例えば。
(記者)
例えば、今ポジティブなお話しをいただいたと思います。今回、準備期間が短かったという今お話もありましたけど、そういった内容で、何らかの懸念があれば、お願いします。
(知事)
選挙を執行する自治体側の立場とすると、選挙の事務に対する準備期間が短いのは事実であります。
選挙事務におけるミス等がないように、これは市町村・県ともに連携をして取り組んでいく必要があるかなと思っています。
あとは、最近の流れですけど、政治資金に関する問題も含めて、政治に対する信頼が損なわれた結果、投票に行かないということになってしまっては、これは民主主義にとってはいいことではありません。そういった部分においても、選挙管理委員会がSNSを含めて、この選挙の価値、意義をしっかり発信していきたいなと考えています。
(記者)
ありがとうございます。話変わりまして、発表のありました黒アヒージョなんですけれども、これは元々、県の若い職員さんたちが発案されてというふうに私、認識しております。それで普及に向けていろいろな活動をされてらっしゃる。今回、新しいのは、しばんばんとのコラボ。このしばんばんという、かわいい犬のキャラクターだと思うんですが、これは黒アヒージョだったり、千葉県と、何らかのゆかりがあるものなんでしょうか。
(知事)
そうではなく、より多くの方々に黒アヒージョについて知っていただくために、どういう対象、顧客層というか、そういう方にアピールしていくかという流れの中で、このしばんばんとコラボをするというのがいいんではないかと判断したということだと思います。
(記者)
ありがとうございます。今回、酒類業懇話会とのコラボというのも、これも初めての取組になると思いますが、これの狙いを教えていただけますでしょうか。
(知事)
料理をもちろんPRするのも大事ですけれども、食を楽しむには、飲み物、時にはお酒というものとの相性というのも大事だと思っています。そういった意味では、こういうコラボも通しながら、幅広い形で黒アヒージョをPRしていく必要がある、いきたいなと考えています。
(記者)
ありがとうございました。私からは以上になります。
(記者)
よろしくお願いします。千葉県企業誘致セミナーに関連して、千葉県だと最近、有名企業ですと、ベンツとかコストコが本社移転をしてきました。まず、この2社が千葉県を選んだ理由ですとか、企業誘致をするに当たって、どういう企業が千葉県にマッチしているのかということを、お伺いさせてください。
(知事)
コストコとベンツの部分は、所管から紹介してもらっていいですか。
(職員)
企業立地課でございます。コストコ及びメルセデス・ベンツの本県を選んでいただいた理由についてでございますが、職住近接が可能であること。すなわち、住みやすさ、従業員にとって働きやすさというのが実現できる環境であること。それから交通の利便性も併せて持っていること。そのバランスの良さを総合的に御評価をいただき、最終的には御立地をいただいたものと考えてございます。以上です。
(知事)
先ほど所管から説明したとおり、本県は、アクセスの良さと自然豊かな環境が両立しています。地価も東京の都心に比べれば安価であり、従業員の方々にとって良好な環境を用意できるということ。アクセスの部分は、今まさに成田空港の機能強化もそうですし、圏央道も全線開通がもう近い状態になっています。アクセスの良さというのも確実にこれからさらに良くなっていく、そういう将来性の部分にも、企業の方々は注目していただいているんだろうと思います。
あとは、人材の確保がしやすいというところがあります。若い世代が多い、雇用の確保がしやすい。理工系の大学や学術機関が集積しています。そうした人材の雇用の部分でも注目していただいていると感じています。
(記者)
ありがとうございます。それに付随して、住宅と会社が隣接しているというのはすごく大事だと思います。今、総武線沿線のタワマンの建設ラッシュが進んで、これから、二、三年後にどんどん建っていくと思います。船橋や津田沼は、東京に行く人たちのベッドタウン化していると思います。そこに今後入居する人たちが、千葉に住んで、さらに千葉で働いてくれる可能性について、どう考えておられるか。また、地元の自治体、デベロッパーと何か話していることが、もしあれば、お伺いできればなと思います。
(知事)
まず、タワーマンションも含めて、いわゆる若い世代の方々を中心に人口が増えていくことそのものは、基本的にポジティブに考えています。その上で、そうした方々が東京に行かなくても就職できる、多様な雇用をつくっていく、そういった部分が県の戦略です。
私自身も、それを3年前に県民の皆さん方にもお示しをし、そして企業立地の取組が今、順調に進んでいます。さらには産業用地の整備も含め、働く場所をつくっていくという取組を今、市町村と一緒にかなり前進させてきています。そういった環境というのは、今まで以上にさらに広がっていくだろうと考えています。
十分にそれだけのポテンシャルがある千葉県だから、それができる戦略でもあると思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。私からも企業誘致セミナーについてお伺いいたします。成田空港だとか、グローバルな事業展開という話もあったのですが、このあたりを今回は特に発信していかれるのでしょうか。
(知事)
発信したいことは、先ほど申し上げた部分にも関係してくると思うんですけれども、おっしゃっていただいたように、まず1つは、本県の拠点性の高まりです。成田空港の大きな機能強化が控えているということ、そして、例えば前回の企業誘致セミナーからこの1年間だけでも、この成田空港周辺の国際的な物流拠点であったり、産業づくりに向けて、政府も含めて非常に大きなスピード感で今進みつつある、そのダイナミズムを十分に来ていただいた方々に説明、PRができるだろうと思っています。
2つ目は、先ほど来出ている、職と住、そして遊とのバランスの良さですよね。ここの部分が東京とはまた違う魅力、東京都心に近いながらもそれが実現できる魅力ですね。
3点目は人材ですよね。今、本当に雇用が難しい、採用が難しい時代であります。その中で若い世代が増えているということと、学術機関が集積している千葉の魅力というのをしっかり伝えていけると考えています。
(記者)
ありがとうございます。先ほどの質問でも、ベンツとコストコという社名も出ていました。今回もグローバルな事業展開ということも打ち出されていて、国内の企業が成田空港を使って輸出するということももちろんなんですが、今後は、こういった外資企業の誘致にも力を入れていかれるのでしょうか。
(知事)
基本的には国内とか外資とか、そういったことを意識せず、基本的にはグローバルにビジネスをやっていただく。簡単に言うと、県外であったり、もしくは国外から、しっかりとニーズを取り込んでいって、県内で循環する経済の規模を高めていく、これが企業誘致における一番の根本的な狙いだと考えています。それが十分に期待できる、さらには、今後成長する分野、そこをターゲットに置いて、積極的に企業誘致を図っていきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。小張総合病院の対応について伺います。看護師数の水増しで、保険医療機関の指定を取り消されることになりましたが、地域の中核を担う病院かと思います。この件の受け止めと、今後、事業の譲渡を予定していると思うんですが、県として対応があればお願いいたします。
(知事)
まさにおっしゃっていただいたとおり、小張総合病院は、地域にとってはかなり中核的な医療機関でありますので、救急医療、また分娩の取扱いですとか、小児の入院医療等に対応する、野田市、また周辺における中核的な医療機関が過去に不正請求をしていたということは、誠に残念でならないわけであります。
この移行に関しては、とにかく地域の医療に悪影響を及ぼさないように、県としてこれまで、この病院が行う事業引継ぎに向けた取組も支援してまいりました。
また、処分発表後には、この医師の派遣元への派遣継続の要請ですとか、地域の医療機関などに対する説明会の開催等に取り組んできました。引き続き、国等とも十分に連携を図りながら、この地域の医療提供体制が今後も確保されるように、必要な取組を検討して行ってまいります。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。発表項目で、黒アヒージョの関係なんですけれども、黒アヒージョの事業が始まってから二、三年ほどたちました。今後、黒アヒージョフェアもありますけれども、県内の広まり具合、浸透具合とさらなる展開について、どのように考えていらっしゃるか、お願いします。
(知事)
まず黒アヒージョの取組は3年目に入りまして、本当にメディアの皆様方にも御協力をしていただいて、様々な形で取り上げられることも増えてまいりました。改めて認知度が、徐々にではありますが高まっていると実感しています。
秋というのは実り豊かな時期であります。食に関するイベントや新商品の発売などが行われるわけですが、こういった企画の中で、企業や団体の方々が黒アヒージョのPRに御協力いただける、そうしたものが出てきております。そういう意味で、一歩ずつではありますけれども、広がりが出てきております。より多くの方々に、千葉県に来たからには黒アヒージョを食べていこうと思っていただく、そういう流れをしっかりと続けていきたいなと考えています。
(記者)
ありがとうございます。あと、発表外で3点お伺いします。まず選挙の関係ですが、実際、この後、応援演説で入られる選挙区があるかと思います。以前応援に入られるというときは、県のためになるのならというような御発言もあったかと思います。改めて選挙区に入られるのに選んだ理由と、あと、これまでにどれぐらいの陣営から応援要請があったのかというところも、お願いします。
(知事)
どこから来たか、どれぐらいというのは申し上げられません。まず今回の前提としては、解散から時間がない中で行われております。私自身もどうしてもスケジュールに限りがあるということと、それから、基本的にはそれぞれの候補者の方々が訴えられることだと思っています。あまり積極的にこの選挙に関わるというのは考えておりません。ただ、それでも千葉県として関わりの深い地域に関しては、その候補者の方が県政とどのような関係でされていたのか、有権者にはなかなか見えないところもあります。そうした部分を御紹介する役割を果たせればと考えています。
(記者)
ありがとうございます。あと次に、首都圏で多発している強盗事件の関係でお伺いします。県内でも昨日、白井市で発生しています。改めて県として、何か県民に呼び掛けたいことですとか、あと、首都圏で闇バイトに関連しているのではないかといわれている強盗事件が多発していることをどのように受け止めていらっしゃるか、お願いします。
(知事)
県民の皆さんも不安なお気持ちというのは、このニュースに触れると相当あるんだろうと思っています。新しい犯罪の形態だと思っています。今年度、県警がスマートフォンの解析ツールの予算も計上しております。こうした新たな犯罪に対して、県警を中心に的確に対応していくということと、県民の皆さん方には、しっかりと様々な犯罪に対する注意・啓発を行っていきたいと思います。
くれぐれも、こうした闇バイトを含めた、そうした怪しいものには触れないように、県民の若い方も含めて、お願いをしたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。最後に、熊谷知事、御自身の1期目の任期が残り半年を切ったところになってきました。以前、任期が残り半年を切った頃に、今後についてというお話もありましたけれども、現状の心境として、どういう感じかというのを教えていただければと思います。
(知事)
ありがとうございます。今、私が就任してから、どのような取組が県民の皆さんのために果たせたかというところを私なりにしっかり総括した上で、県民の皆さん方に自信を持って、こういう形で千葉県を良くしていくということがお示しできるか、そのことをしっかり自問自答させていただいて、しかるべき時期に考えを表明させていただきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。衆院選の投票率に関してなんですけれども、県内の投票率が全国平均を戦後一度も上回っておらず、前々回が49.89で、前回が53.64と、いずれも全国平均より下回っていると思います。投票率がこういうふうに低い背景理由について、知事として、どうお考えかというのを聞かせていただきたいと思います。
(知事)
これは様々な分析があろうかと思います。これだというふうな確定的なものは申し上げられないですね。当然考えられるのは、東京に通勤している方が多いので、どうしても、地元に対する関与の意識が、高くならない傾向があるというところと、あとは、比較的、平均年齢が若い県のほうであります。そういう意味で、若い世代が比較的多い分、投票率が総合的には下がる部分も影響しているかなと思います。
あとは、これは千葉県特有の課題ではないですけれども、候補者が増えれば、基本的には投票率というのは比較的上がる傾向にはあります。有権者の方々が、選択肢として投票したいと思っていただけるような候補者が、それぞれの選挙区で出ていただくことがありがたいのかなと思います。
(記者)
今回の衆院選に関しても、立候補者は60名と多いほうだと思うんですけれども、現時点で、投票率は今年も下がる見込みだという所感なんでしょうか。
(知事)
これは分からないです。候補者が増えることによる上昇効果と、昨今の政治を巡る様々な諸課題における政治に対する期待値が下がることによって、投票にそもそも行かないという人たちですよね、そういった部分の中で、どういうふうに投票率が結果として現れるかというのは、想像できません。とにかく少しでも、0.1%でも上がる、貴重な投票権を行使していただけるように、選管を中心にしっかりと周知・啓発を図っていきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。最後に1点、今朝、県庁でもラッピングした選挙の宣伝カーの出発式がありましたけれども、投票率の啓発について、県でこの後の取組だったりとか、何か対策を考えられているものがありましたら教えていただきたいです。
(知事)
選管では、SNSで継続した周知・啓発が有効であるという考え方の中で、積極的に発信していくと聞いております。私も自分自身のSNSも含めて、県民の皆様方には、継続して呼び掛けをしていきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。以上です。
(記者)
よろしくお願いします。衆院選の関係でお伺いいたします。先週、公示前ですけれども、9区の立憲民主党の奥野県連代表の集会に参加されたと思います。先ほど、応援については県政との関わりでという話もされていました。この集会は、どういう経緯やお考えで応援することに至ったのか。また、集会内でどんなことをお話しされたのか、教えていただければと思います。
(知事)
これは選挙の応援という位置付けではないです。だいぶ以前から県政報告をしてほしいという話がありました。それに基づいて、公示後であればお断りせざるを得なかったんですけれども、公示前でありますので、それはお引き受けいたしました。
基本的には3年前に後押しをいただいて当選し、県政運営や県政改革をどのように進めてきたのか。また、市町村との連携、経済の活性化、子育て・教育等について、この3年半余りの県政の取組について御紹介したという形です。
(記者)
よろしくお願いします。黒アヒージョを知事も試食されたことはあるかと思いますが、食リポ風に言うと、どんな感想をお持ちでしょうか。あと、この味だと、どんなお酒に合いそうだという感想をお持ちか、お願いします。
(知事)
私もアヒージョそのものが好きなんですけれども、食べるときに、醤油の香ばしい香りがするというのが、まず1つ、特徴だと思います。
あと、醤油が入っていますので、元々おいしいアヒージョが、さらに香りや味も引き締まって感じられるというところが黒アヒージョのいいところかなと思います。
酒はどうですかね。大体何でも合うと思います。ビールもそうですし、赤ワインにも合いますし。アヒージョ自身がかなり多様なお酒に合うと思っています。その人それぞれのお好みの、最近で言うマリアージュを見つけていただくのが一番いいんじゃないかなと思っています。
(記者)
ありがとうございました。
企業誘致セミナーについて
商工労働部企業立地課【電話】043-223-2444
「黒アヒージョ」フェア2025の参加施設の募集等について
農林水産部販売輸出戦略課【電話】043-223-3085
パラスポーツフェスタとうかつ2024の開催について
環境生活部生涯スポーツ振興課【電話】043-223-4105
千葉県高等学校産業教育フェア・千葉県特別支援学校ものづくりフェアについて
教育庁教育振興部学習指導課【電話】043-223-4061
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