ここから本文です。
日時 | 令和6年12月19日(木曜日)10時30分から11時20分 |
---|---|
場所 | 本庁舎5階大会議室 |
動画 |
(知事)
皆様、こんにちは。
はじめに、千葉県外国人活躍・多文化共生推進プランの策定について、お話しします。
県では、外国人の増加等を背景に、令和2年に「千葉県多文化共生推進プラン」を策定し、多文化共生意識の醸成や、コミュニケーションの支援などに取り組んできました。
また、本年1月には、誰もがその人らしく生き、活躍できる社会の実現を目指す「多様性尊重条例」を施行し、県行政のあらゆる分野で様々な取組を進めているところです。
このような中、成田空港の第3滑走路の新設を含めた更なる機能強化や、育成就労制度の創設などにより、今後も外国人の増加が見込まれることから、こうした動きを県内の活力につなげていくため、同プランを改訂することとしました。
改訂に当たっては、これまで県議会や市町村、有識者などからの意見聴取や、パブリックコメントを実施しながら、検討を進めてきましたが、この度、名称も改め、「千葉県外国人活躍・多文化共生推進プラン」として策定しましたので、その概要をお知らせします。
新たなプランでは、多様性尊重条例の理念を踏まえ、基本目標を「誰もが活躍し、安心して暮らすことにより、将来にわたり社会の活力を生み出せる県づくり」といたしました。
そして、「活躍」、「共生」、「連携」の3つの施策目標の下で取組を進めることとしています。
具体的には、外国人留学生等の就職に向けた支援や、多文化共生意識の醸成など、働き手や地域の担い手としての活躍を促進していくとともに、日本人と外国人の県民が共に安心して暮らせるよう、生活ルール・社会制度に関する情報提供や、「家族滞在」で在留する配偶者等への基礎的な日本語教育等のコミュニケーション支援など、共生の取組も充実をさせてまいります。
また、庁内連携体制の整備や外国人に関わる団体との協議の場を活用するなど、関係主体が連携・協働するための取組も進めてまいります。
今後も、成田空港を擁する世界に最も近い県として、国籍や文化的背景などの様々な違いにかかわらず、誰もがその人らしく活躍している社会の実現を目指し、取組を進めてまいります。
(知事)
次に、障害のある方が制作した作品の展覧会の開催について、お話しいたします。
県では、「障害者芸術文化活動支援センター」を設置し、障害のある方による文化芸術活動に関する相談対応や発表機会の創出、指導者の育成や関係者のネットワークづくり等に取り組んでいます。
同センターの取組として、令和3年度から、障害のある方の作品発表の場である、「展覧会うみのもりの玉手箱」を開催しており、来月1月15日から、4回目となる展覧会を、県立美術館で開催いたしますので、お知らせいたします。
今回の展覧会では、「よろこび」をテーマに、その人らしさを表現した、絵画や彫刻、写真、書、詩など、300点を超える作品を一堂に展示しますので、独創性豊かなアート作品の数々をぜひご覧ください。
また、期間中は、長年、障害のある方の芸術活動に先進的に取り組んでいる福祉事業所で、既にアーティストとして活躍している方々の絵画、織り物、ステンドグラス、木工等の作品を展示いたします。
さらに、柏市にある中村順二美術館から、平成7年に27歳でこの世を去った、ダウン症の画家・中村順二さんの絵画も展示いたします。
これらの多種多様な展示に加え、障害のある方の表現活動をさらに盛り上げるための関連イベントも開催いたします。
1月17日の「アートを楽しくひらく!」と題した講座では、グラフィックデザイナー、ソーシャルデザイン研究者の福島治さんと、対話型アート鑑賞を行います。会場で作品を一緒に鑑賞し、感じたこと、想像したことを自由におしゃべりしながら、作品の魅力やその秘密について解説いたします。
また、21日は、障害のある人の表現活動と支援センターの事例について考えるトークイベント、25日には、詩人の大島健夫さんが、詩の応募作品を朗読するパフォーマンスと、視覚に障害のある方向けにアートガイドを行います。
イベントの参加には事前予約が必要なものもありますので、詳しくは「うみのもり」のホームページをご覧ください。
そして、この展覧会に先駆け、1月8日から22日まで、県庁本庁舎1階連絡通路で昨年度の受賞作品の一部を展示しますので、ぜひご覧ください。
今回の作品展でも、既存のジャンルに収まらない、文化芸術に対して新たな価値観を投げかけるような作品に出会えるかもしれません。
ぜひ、展覧会に足を運んでいただき、この展覧会のテーマである「よろこび」が表現された、たくさんの作品を楽しんでください。
きっとみなさんにも、楽しい、新しい発見と感動が待っていると思います。
(知事)
次に、早春に向けての観光情報です。
待ちに待ったクリスマス、年末年始とその先の早春におすすめの観光情報をご紹介いたします。
まずはいちご狩りです。
県内ではいちご狩りが始まっており、1月からは本格的なシーズンに入ります。
約20軒の農園が集中し、関東屈指のいちご狩りエリアである山武市成東地区では、「チーバベリー」を含む20種以上のいちごが栽培されており、ぜいたくな食べ比べがお楽しみいただけます。
他にも、いちご狩りを楽しめる農園は、県内各地にあります。これから春にかけて千葉にお越しの際は、観光やショッピングに加えて、いちご狩りがおすすめであります。ぜひ千葉で、旬のもぎたてのいちごを召し上がってください。
また、寒さが深まる中でも、県内、様々な花がこれから見頃を迎えます。
鋸南町は水仙の日本三大群生地のひとつであり、1月末にかけて「江月水仙ロード」や「をくづれ水仙郷」などで可憐な花を鑑賞しながらの散策が楽しめます。
「水仙まつり」も開催されており、江月水仙ロード沿いでは地元農産物や水仙の切り花の販売などが行われています。
そして、房総半島の南部では、例年1月上旬から菜の花が咲き始め、ひと足早く春の訪れを感じることができます。
鴨川市の「菜な畑ロード」では、3月上旬にかけて約1万坪の敷地に菜の花が咲き誇ります。
1月11日のオープニングセレモニーと、2月中の日曜日には、ドクターイエローのミニトレインが運行され、子どもたちも楽しめます。
黄色のじゅうたんのように広がる菜の花の中で、素敵な風景や記念写真をカメラにおさめたり、香りを楽しんだりしながら、自然を存分に楽しんでいただきたいと思います。
さらに、イルミネーションも見どころです。
クリスマスも近づき、県内あらゆるところで無数の光が夜を彩っておりますが、この先2月、3月もライトアップが続きます。
毎年、約10万個の電球が銚子の街を明るく照らす「銚子駅前イルミネーション点灯大作戦」。
また、黄金色のイルミネーションで駅前をゴージャスに演出する「Lights of Nature 柏の葉キャンパス」。
「天の川」と呼ばれる、約100メートルにわたるアーチ形のイルミネーションが続く「もばら冬の七夕まつり」など、色とりどりに輝く光のもと、心に残る特別なひとときを県内各地でお過ごしいただければと思います。
県では、鉄道などが2日間乗り放題になり、本日ご紹介したスポットの周遊にもお得な「サンキューちばフリーパス」を、早春は1月4日から2月27日まで発売いたします。
また、県内を巡りながら、スマートフォン等を使ってポイントを集めて、県産品が当たる抽選に応募できる「GOGO房総デジタルポイントラリー」を、2月28日まで実施しています。
これらも活用して、より便利に、新たな発見も楽しみながら千葉の各地を旅行していただきたいと思います。
これからますます寒くなりますので、お出かけの際には、しっかり寒さ対策をしていただきたいと思います。
特に夜は冷え込んでおりますので、イルミネーションを楽しんでいただいた後は、県内に泊まって温泉に浸かるなど、ぜひごゆっくりお過ごしいただきたいと思います。
千葉県の魅力がギュッとつまった観光情報は、公式サイト「ちば観光ナビ」でご覧いただくことができます。「ちば 観光」と2つの言葉で検索いただいて、アクセスしてみてください。
(知事)
最後に、年末恒例の「県政10大ニュース」を発表いたします。
この10大ニュースですが、今年の県政に関する様々な「できごと」の中から、報道機関の皆様と、私を含めた県幹部の投票によって、選定したものになります。
それでは、1位から順番に発表してまいります。
今年の第1位は、「JR京葉線のダイヤ改正」であります。
昨年12月、JRが本年3月のダイヤ改正で、日中の時間帯を除き、全ての京葉線の通勤快速及び快速を廃止すると発表いたしました。
この発表に対して、県や沿線自治体、経済界から改正内容の見直しを求める声が上がり、本年1月、JRは朝の時間帯の快速2本の運行を継続すると発表いたしました。
その後もJRと意見交換を重ねてきたところ、9月から、平日7本、土日や祝日12本の各駅停車を快速に変更するという、異例の対応が行われ、さらに、先週公表された来年3月のダイヤ改正においても、夕方・夜の時間帯の快速が平日で2本復活いたしました。
今後とも、ダイヤ改正はもちろんのこと、まちづくりや地域活性化の観点から、JRとより密に意見交換をしてまいります。
続きまして、第2位は、「パリオリンピック・パラリンピックで本県ゆかりの選手が活躍」であります。
オリンピックでは、本県ゆかりの選手が、9競技で22名、パラリンピックでは、8競技で19名が入賞する素晴らしい成績を収めました。
県では、その栄誉を称え、金メダルを獲得した6名の選手に県民栄誉賞を、銀メダル・銅メダルを獲得した8名の選手に知事賞を贈呈いたしました。
また、前回大会で県民栄誉賞を贈呈し、パリ大会でもメダルを獲得した4名の選手には、知事特別賞を贈呈したところです。
本県ゆかりの選手の活躍で、県民の皆様にはスポーツの持つ力を改めて感じていただけたと思います。
県では、スポーツの発展を一層図るため、競技者の裾野を広げるとともに、ジュニアからトップアスリートまで切れ目のない支援を行っています。引き続き、スポーツに打ち込む人々を県として全力で応援してまいります。
次に、第3位は、「能登半島地震を教訓に災害時の孤立集落対策を強化」が選ばれました。
元日に発生した能登半島地震では、県職員等を派遣し、被災地を支援してきたほか、3月には私自身も現地に赴き、被災箇所を視察するとともに、石川県の馳知事等と意見交換を行ってまいりました。
また、災害時に孤立する可能性のある県内の集落を把握するための調査を行うとともに、防災機関による連絡会議を開催し、今後の対策をとりまとめました。
これらの取組を速やかに進めるため、6月補正予算を編成し、市町村が実施する孤立集落対策への支援や、緊急輸送道路における法面緊急点検等を実施することといたしました。
今後とも、こうした取組を通して、本県の孤立集落の対策強化や発生の防止に努めてまいります。
次に、第4位は、「多様性尊重条例が施行」が選ばれました。
1月1日から多様性尊重条例を施行し、男女共同参画や障害のある方の社会参加の促進、外国人との多文化共生、LGBTQの方々の生きづらさの解消など、様々な分野で取組の充実を行ってまいりました。
今後も、多様性尊重の意義についての理解促進を図り、県民や事業者の皆様と力を合わせ、生きづらさの解消や多様な人材が活躍できる千葉県づくりを進めてまいります。
次の第5位は、2つあります。
1つ目が、「千葉県誕生150周年記念事業フィナーレ」です。
昨年6月から1年間にわたり、「県誕生から150年を振り返り、続いていく未来に思いを馳せる」をテーマに、県内各地で本県の特色を活かした様々な取組や行事が実施され、約230万人もの方々に来場していただきました。
県内6地域で開催された百年後芸術祭や多様な主体が連携したコラボキャンペーンなど、これまでになかった新たな取組も生まれ、記念事業全体の経済波及効果は、約171億円にのぼりました。
県では、これらの取組や多様な主体との連携を一過性のものとせず、次世代に素晴らしい未来を残していけるよう、引き続き取り組んでまいります。
第5位の2つ目が、「県土整備部職員による不適正事案の発生」です。
本年1月と2月に、県土整備部職員2名が収賄の疑いで逮捕されました。
事件を受け、県では「県土整備部における不適正事案に係る検討会議」を設置し、経緯の調査やこれまでの取組の検証、再発防止に向けた検討を行い、9月には、「再発防止に向けた取組方針」を決定したところです。
県民の皆様からの信頼を取り戻すため、県土整備部はもとより、全庁をあげて、再発防止策を実施し、二度とこのようなことを起こさせないよう、しっかりと対応してまいります。
続いて、第7位は、「『匿名・流動型犯罪グループによる一都三県に及ぶ広域強盗等事件』合同捜査本部の設置」です。
本年8月から、東京、埼玉、千葉、神奈川の各都県内で発生し、匿名・流動型犯罪グループが関与する広域強盗等事件について、組織・指示形態や構造等の徹底解明と解体、首謀者の検挙のため、10月に警視庁及び各県警による合同捜査本部が設置されました。
引き続き、捜査の徹底とともに、住宅地でのパトロール強化や闇バイトへの加担防止に向けた広報啓発などの犯罪抑止対策を進めてまいります。
県としても、今後とも犯罪の起こりにくい環境づくりに向けて、市町村や自治会等による防犯カメラ設置への支援を行うなど、安全・安心な千葉県の実現に向けて取り組んでまいります。
次の第8位は、2つあります。
1つ目が、「成田空港及び周辺地域の取組」です。
本年7月、成田空港を核とした物流・産業拠点の形成に関し、国の積極的な取組を求めるため、私は地元市町とともに当時の岸田総理を訪問し、要望書を提出いたしました。
これを受け、8月の特区諮問会議では、総理から、成田空港を核とした国際物流拠点としての機能強化に取り組むよう関係省庁に指示があり、県全域の特区指定に向け、航空物流に係る外国人材の活用拡大など、具体的な議論がスタートいたしました。
9月には、空港内外の状況の変化等を踏まえ、空港周辺の地域づくりに関する「実施プラン」を改訂し、このプランで掲げた地域の将来像である「暮らしや産業の拠点として選ばれるエアポートシティ」を実現するため、県と空港会社で「推進体制準備会議」を立ち上げました。
また、第3滑走路新設等を含めた更なる機能強化を見据えた道路整備に向けて、広域道路ネットワークを検討する「首都圏空港道路ネットワーク検討分科会」を設置し、あわせて空港周辺における道路整備計画を策定したところです。
今後とも、国や空港周辺市町等と連携し、空港を核とした物流・産業拠点の形成などが実現するよう、取り組んでまいります。
第8位の2つ目が、「第50回衆議院議員総選挙の執行」です。
10月9日の衆議院解散に伴う「第50回衆議院議員総選挙」が10月27日に執行されました。
令和4年の小選挙区の区割り改定により、県内では14選挙区となってから、初の総選挙となり、60名の方が立候補されました。
本県の投票率は、小選挙区で52.14%となり、前回投票率を1.5ポイント下回りました。
県では、若者に身近なSNS等を活用した啓発に重点的に取り組んでいるところであり、引き続き投票率の向上に努めてまいります。
第10位は、「ちばアクアラインマラソン2024が開催」です。
沿道での声を出しての応援等が可能となり、6年ぶりにフルスペックで開催された今大会では、約1万7千人のランナーが、27万人の声援を受けて、海と空に囲まれた大パノラマを駆け抜けました。
車いすの方や親子などを対象とした「ファンラン」や東京湾アクアラインの上だけを走る特別プランなど、ランナー以外の方もスポーツに親しめる取組を拡大いたしました。
また、イベント会場では、県産品を使用した黒アヒージョなどのグルメや、銚子はね太鼓等の郷土芸能など、本県の魅力を多くの皆様に満喫していただきました。
引き続きスポーツの振興を図るとともに、本県の魅力を県内外に発信し、地域の活性化を図ってまいります。
こうして今年を振り返りますと、能登半島地震をきっかけとした孤立集落対策の強化や、JR京葉線のダイヤ改正、「匿名・流動型犯罪グループ」による強盗事件など、「県民の命と暮らし」に密接に関わる話題もあった一方で、パリオリンピック・パラリンピックやアクアラインマラソンなど、スポーツの明るい話題に恵まれた1年でありました。
来年が千葉県にとって、更なる飛躍の年となり、年末の10大ニュースでは、さらに多くの明るい話題をお届けできるよう、県民の皆様の声にしっかりと耳を傾けて、市町村や関係団体等とも連携しながら、県政の各分野で施策を推進してまいります。
県民の皆様にとって、来年が幸多き年となりますよう、心から祈っております。
私からは以上です。
(記者)
よろしくお願いします。発表項目の外国人活躍・多文化共生プランについてなんですけども、依然として外国人が増えると治安が悪化してしまうのではないかという懸念がありますが、これについて、対策も含めて、知事の見解をお聞かせください。
(知事)
ありがとうございます。まず、日本人、外国人問わずに、生活する上でルールや社会制度を正しく理解し、法令等を遵守していただくこと、これは必須であります。
警察本部では、この在留外国人が犯罪やトラブルに巻き込まれないように、防犯講話などの広報・啓発活動を積極的に行っていただいております。
この他、日本語、日本のルールを学ぶ地域日本語教育の充実、行政相談窓口の多言語対応、多言語や易しい日本語による情報提供を行ってまいります。これらの取組を踏まえて、日本人と外国人が共に安心して暮らすことのできる県づくりを進めていきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。その関連でパブコメをやっていたと思うんですけれども、結果的にそのプランの中にパブコメの意見が反映された部分はあるんでしょうか。
(知事)
分かりました。担当からお願いします。
(職員)
国際課でございます。パブコメで頂いた意見の中で、例えば地域日本語教育の充実に関しまして、外国人に日本語教育を受ける意義を啓発するということを取組に加えてはどうかといったご意見がありまして、実際にプランの本文のほうに追加してございます。こうしたご意見を反映したことで、より充実したプランになったというふうに考えているとこでございます。以上です。
(知事)
私から申し上げたいのは、政府が外国人の労働者を増やす政策を推進していく中で、地域との共生、トラブルの防止、外国人の方々が住みやすい環境づくりを地方自治体が必死になって現場で頑張っている状況であります。本来、国が外国人労働者を増やす政策をするのであれば、外国人に対する日本語教育や様々な取組を責任を持って行う必要があると思っています。これらは、これからも知事会や様々な場を通して、政府に対して積極的に求めてまいりたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。続けて、先ほど発表された10大ニュースの中で、知事が最も関心のある出来事を教えてください。
(知事)
成田空港関係は、非常に大きかったと思っています。政府での位置づけがさらに高まってきたということと、県が取り組んできたものが様々な形で具現化をしていく、もしくは今後に向けての体制づくりができた、そういう意味で非常に大きな1年だったかなと思います。この2024年というのは、非常に重要だったと振り返られるかなと思います。
(記者)
ありがとうございます。あと、年末の恒例ですけれども、知事にとって今年の漢字一文字がありましたら、その理由も含めて聞かせてください。
(知事)
いい流れで聞いていただいて、ありがとうございます。いろいろ悩んだんでありますが、今年は「成長」の「成」、「成田」の「成」ですね。先ほど申し上げたとおり、成田に関して国レベル、県レベルでも、それから成田空港の様々なビジョンが打ち出されたことも含めて、成田空港関係が大きく前進した年であるということと、それからほかにも、県民福祉の観点であったり、もしくは経済や様々な面において成果が出た年、もしくは成長へのきっかけが様々な形で生まれた年でありました。
そうした成果、成長、それから成田空港関係というのをかけて、「成る」という漢字がふさわしいかなと思っています。
(記者)
「成る」という漢字は、送り仮名は要らないという理解でいいですね。「成功」の「成」ですね。
(知事)
そうですね。「成」です。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。発表項目で、先ほど早春の観光情報を発表いただきましたけれども、ここに書いてあることに限らず、知事から、この早春にかけての千葉県のお勧めのスポットなどあればお願いします。
(知事)
いちご狩りは外せないと思います。これだけ近い場所で、思う存分いちご狩りが楽しめる場所は、なかなかありません。この時期はいちご狩りを楽しんでいただきたい。チーバベリーも含めて、スーパー等では目にする機会のない珍しい品種なども食べ比べることができますので、そういった点でもお勧めであります。
それから、この時期というのは空気が澄み渡っています。例えば東京湾沿いですと、富士山、夕日の関係が非常に美しいですし、犬吠埼含めて日の出が外房沿いは見られますので、この日の出と、それから日が沈む夕日、これを非常にクリアに楽しむことができるのがこの季節であります。どっちにも行っていただいていいんじゃないかなと思っています。
大体元旦は犬吠埼、日本で一番早い初日の出が見ることができますので、今年は年末年始も長いですから、ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。
(記者)
ありがとうございます。それから10大ニュースで1位に挙げられていた京葉線のダイヤ改正なんですけれども、先週、来年春のダイヤ改正が発表になりまして、既に知事から紙でコメントも頂いておりますが、改めて今回の来年の春のダイヤ改正についての受け止めをお願いします。
(知事)
秋のダイヤ変更に続いて、この来年春のダイヤ改正でも快速が一部復活したということと、それから西船橋・海浜幕張間の列車の増発がありました。一歩前進でありますので、改めてJRには感謝を申し上げたいと思っています。
一方で、コメントでも出させていただいたとおり、夕方の時間帯の下りの快速に関しては、利用者の皆様方にとっては、まだまだご不満はあろうかと思っています。この京葉線の速達性、利便性のさらなる確保について、新木場駅の混雑の問題の解消含めて、JRの皆様方には様々な方策の検討を行っていただきたいと思っています。
京葉線の問題について、JRとはしっかり声を届ける、意見交換する機会をつくっておりましたが、それ以上に密な意見交換をする、そうした流れができております。今後もこの京葉線を含めた県内各路線の利便性向上を一緒になって考えていくということ、まちづくりや活性化についても一緒に取り組んでいくことができるんじゃないかなと思っています。
(記者)
ありがとうございます。今のお話の中の後半にもありましたけれども、ちょうど丸1年になりますね、京葉線のダイヤ改正の問題が持ち上がって。この1年間でJRと自治体の関係というのは、どのように進展してきたかっていうのを改めてお願いします。
(知事)
県と沿線市町村、経済界が一緒になって、一致したメッセージを強くJRに届けることができた。オール千葉としてのまとまりを見せることができたというのは大変大きかったと思います。その上で、県も、全体調整をする立場から、JRとは水面下でも様々な意見交換を行うことができるようになりました。千葉の発展のため、沿線住民の皆様方のさらなる利便性向上のためにも、意味のある関係性が築けたと考えています。
(記者)
ありがとうございます。私からは以上です。
(記者)
よろしくお願いします。まず、本日、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄主筆が亡くなりました。この件について、知事の受け止めをお願いします。
(知事)
心からお悔やみを申し上げたいと思います。戦後のジャーナリズムの中で非常に大きな存在感を示された方だと思っています。私が感じますのは、憲法改正の議論、これを非常に重視されてこられたと受け止めております。そうした意味では、憲法をどう考えるべきかという部分がタブーではなくなって、広く国民的議論が行われるようになったというところにご貢献されたのではないかなと受け止めております。
(記者)
ありがとうございます。別件なんですけども、宿泊税に関連して伺いたいと思います。先日、千葉市議会で、慎重な検討を求める意見書が採択されて、本日、浦安市議会でも同様の意見書が採択されました。民宿組合からも県の素案に反対する要望が出ていますが、こうした声に対する知事の受け止めをお願いしたいのと、今後の制度設計で、どの程度現場の市町村と調整していくお考えがあるか、お願いいたします。
(知事)
私どもの受け止めとすると、宿泊税そのものの反対というよりは、制度設計していく中で、市町村や宿泊事業者の立場に立った丁寧な説明と、様々な制度設計というのを求めていただいていると思っています。これからも市町村や宿泊事業者などに丁寧な説明と、それから、そうした声を受け止めた上での詳細な制度設計をやってまいります。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
よろしくお願いします。発表事項の障害者のアート展示のところでお伺いしますが、資料を読みますと、今回で4回目でいいんですかね。この展示の件について、展示した障害者の作品がどういうふうに収益につなげられているのかどうか、この作品の収益化についてお伺いしたいと思います。
(知事)
分かりました。所管のほうから説明できることありますか。
(職員)
文化振興課でございます。作品の収益化ということでございますけれども、今回の展覧会につきましては、公募展ということで、収益と結びついているものはないんでございますが、併せてこの展覧会の展示の中で、今、既にプロフェッショナルとして活動されている方の作品も展示させていただいております。そういったところで理解を広げていきたいと考えているところでございます。
(知事)
障害者の皆さん方のアートに触れる機会を数多く県内各地でつくっていくこと、これが大事だと思っています。その上で、おっしゃっていただいたとおり、このアートを最終的には評価していただいて、そして、その価値を認めていただくということが大事だと思っています。県としても、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。
(記者)
障害者の作品は、すごく素敵なものが多いと思います。今回、県が支援センターも設けてらっしゃるということで、実際にこういった作品を収益化していくための取組というのも既にされているということでしょうか。
(知事)
センターでも様々やっておりますが、例えば川崎市などは、こうした収益化の取組というのを非常に力を入れております。そうした事例も参考にしながら、県として、どのようなことができるかということは、しっかりと拡大していきたいと考えています。
(記者)
来年の知事選挙の件で、先般、兵庫県知事選挙にも出られた立花氏がX上で知事選挙にも出るということを表明されています。そうすると、どういう選挙戦になるか分からないですし、彼が実際に選挙に出るかは分からないんですけれども、先般の兵庫県知事戦も見ていますと、論点が政策を有権者が判断するというところからずれていくのではないかという懸念もされます。立花氏が仮に出られたとして、その影響は、どのように今捉えてらっしゃいますか。
(知事)
それは私の立場からはなかなか難しいんですけれども、立候補することは自由であります。立候補された上で県民、有権者の皆様方が正しい情報に基づいて、千葉県をこうしていくといいんじゃないかというふうに、積極的に、建設的に議論するような、そうした選挙になればなと思っております。
(記者)
付随して、先週の記者会見でSNS議論のことについて質問があって、知事のご答弁の中で、第三者がフェイクニュースを出すのは規制したほうがいいというご意見があったと思います。仮に、また名前出します、立花氏が出た場合、候補者ご本人が正しい情報を出しているか出していないかというのが分からないと思うんです。そうなると、候補者本人のSNSの規制というのも議論していかなきゃいけないのかなと思うんですけども、そのあたり、いかがでしょうか。
(知事)
私自身は、民主主義の観点から、候補者本人の訴え、表現に関しては、できる限り規制をしないほうが望ましいと思っております。なぜならば、規制をすることについて、どうしても曖昧な形での規制の趣旨というんですかね、があることによって、立候補者の表現を萎縮させることにつながってはいけないと思います。またそれが将来の検閲的な世界になる危険性もありますので、そこは慎重であるべきだろうと思います。
一方で、社会や、例えばマスメディアの皆様方等が、選挙期間中であったとしても、特定候補者ではなく全候補者の訴えていることに、いわゆるクリティカルな誤りがあった場合に、それをどういうふうに選挙期間中にファクトチェックをしていくか、それが選挙の公平性との兼ね合いの中でどういう形が工夫できるのかという議論は大事な視点ではないかなと思っています。
(記者)
ありがとうございます。もう1点だけ、選挙ポスターの問題が東京都知事選挙でありました。それを受けて、鳥取の県議会が、関係ないポスターを貼るのは駄目だという条例をつくりました。来年の知事選挙は、知事も出られますし、時間的にも難しいかなとは思うんですけども、千葉県でそういうポスターに関する条例を定めるというお考えなど、今の時点ではどのようにお考えですか。
(知事)
この選挙戦に関することについて、私は地方自治体が独自に条例等で規制するというのは基本的には望ましくないと思います。ある種理念的なものにならざるを得ないと思っています。公選法の在り方については、国で一元的にやるのが望ましいと思っています。
また、今の公選法等々の現行のルールの中でも、しっかりと県選管が責任を持って、そこは判断をしていく余地は十分にあると思っています。その運用をどこまで覚悟と責任を持ち行っていくかというのが、私は問われていると思っています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。発表のありました外国人活躍・多文化共生推進プランについてですが、こちらについて、パブコメについては先ほど他の質問であったとおりなんですけれども、新しく入ったところとして力を入れられるところに、外国人留学生の就活ですとか、就労に向けてのところが拡充されたと認識しております。ここについてのお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
(知事)
分かりました。外国人の方々、これは日本人も同じですけれども、就労、雇用の場をつくっていくということが大事だと思っています。不安定な職であったり、職に就けない状態が、最終的には様々なトラブルを起こすことになります。また、せっかく日本に来られて苦しい生活をされるということがあってはなりません。県としては、この就労をしっかりと応援し、サポートしていくということが、外国人の皆様方にとってもそうですし、外国人と日本人の秩序ある共生のためにも大事であります。千葉や日本の経済にとって、社会を維持していくという意味でも重要だと思っています。そういう観点からこうした取組を充実させていくということになります。
(記者)
ありがとうございます。この外国人就労の観点からすると、帝国データバンクの調べだと、県内企業でも関心のある企業が数十%あって、古いデータになってしまいますが、関心はあるけれども、どうやっていいか分からないという声が多いと聞いております。今回このような形でプランをつくられましたけれども、現実と理想の間にはギャップがあるのかなと思われます。そのあたり、先ほど知事がおっしゃられていた、国がもっと積極的に責任を持ってというふうなところにかかってくると思うんですけれども、お考えがあれば、お聞かせせいただけますでしょうか。
(知事)
基本は日本語教育ですね。ヨーロッパ、ドイツは移民になるわけですけれども、母国語、いわゆるドイツであればドイツ語、日本であれば日本語がしっかり話せる一定程度の状況になっていなければならない。比較的容易な場所、アクセスしやすい場所で、かつ無償に近い形で教育を受けられる状況というのが本来重要になってくるわけです。これらについて、日本政府が責任を持ってやる体制にはなっていない。地方自治体任せに現実なっているというところが大きな課題だと思っています。外国人労働者比率は先進国の中でも非常に高い国です。移民をやっていないことになっていたとしても、現実はそうなっている。これに対して、国として力を入れていく必要があると思っています。県としては、国に求めながらも、現実として千葉県に住んでいらっしゃるわけですから、それに対する支援、サポート、トラブルの解決、未然防止に全力を挙げていく必要があると思っています。
(記者)
ありがとうございます。話題変わりまして、10大ニュースになりましたけれども、1位に京葉線のダイヤ改正問題がありました。これ、1年間いろいろありましたので、ここで繰り返しはしませんが、県議会でJRの株を県が買うべきだという質問が出たりですとか、そういった一幕もありました。それについて、県で検討されていたりはするんでしょうか。
(知事)
検討はしていません。簡単に考えれば、JRが0コンマ何%の株を持ったから何か言うことを聞かせられるというものでもありません。逆に少数株主の言うことが合理的でない状態でも、何かやるということになれば、これこそ様々な形で問題を引き起こしますので、株を買っても特に変わりはありません。逆にやりづらいことも出てまいります。県とJRは真摯な話合いの中で、様々な問題について解決してまいりたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。10大ニュース全般なんですけれども、他位も含めて、1位から10位まで定められていて、11位以下にも5つ項目が挙げられております。この中で、知事が10位以内に入れてもよかったんじゃないかなと思うものがあれば教えていただけますでしょうか。
(知事)
個人的には、特定金属類取扱業の規制に関する条例、それから職員の働き方改革に関しては、県政にとって非常に重要な項目であります。これらは10位以内に入ってもおかしくはない項目だったかなと思っております。
(記者)
ありがとうございます。ここにも、10位に入っているちばアクアラインマラソンの話題なんですけれども、これは2年おきにやられて、定着したフェーズに入っているんじゃないかなと思います。アクアラインマラソン以外に、県発のこうした大きなスポーツイベントというものを今後やる構想などはありますでしょうか。
(知事)
それはマラソンに限らず、スポーツや様々なものということですか。
(記者)
主にスポーツです。
(知事)
将来的なものは当然否定はいたしませんが、アクアラインマラソンを開催するのも本当に2年がかりで準備しているような状況です。県そのものが主体となってというのは少し難しいかもしれませんけれども、千葉県各地域に、本来であれば、より様々なスポーツイベントを増やしていくということは大事な視点だと思います。そういう観点からは、何か機会やチャンスがあれば、民間企業やいろいろな団体等と連携して考えていきたいなと思います。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
よろしくお願いします。10大ニュースは、県政を中心に振り返っていただいたわけなんですけども、個人的な気づきでも構わないですし、県政も離れて、今年どんな1年だったかなという感想と、千葉県が中心になると思いますけど、来年どんな年にしたいか教えてほしいです。
(知事)
一つは、政治の観点では、この国において総選挙を経て少数与党となったというところが非常に大きいと思います。また、アメリカではトランプ大統領が再選され、そしてヨーロッパでは政権の崩壊であったり、様々な課題が生じているという意味では、世界的な潮流の中において、日本も世界も含めた、政治がかなり難しい局面に入ってきているというのが一つの受け止めかなと思っています。
もう1つは、社会全体として、人手不足というのがより顕在化している。少子化も同じだと思います。労働力不足の問題も、もう20年以上前から警鐘が鳴らされ続けてきたわけです。数字では分かっていても、体感として実感できるには時間がかかってきた。有識者の危機感と、現実社会の意識というのがなかなか合わなかったわけですが、いよいよもって実社会において、誰もが分かる形で、この2つの問題の顕在化を感じることができたと思います。
残念ながら、これはまだ坂を下ってきた途中でありますので、この坂はもっとぐっと急激になるわけであります。ですので、私たちの社会がこの2つの課題について本当にどうするのか。それは、そんな全てにバラ色の未来ではないわけです。何かをすれば、それによるリスクも負わなければいけないという意味においては、今のまま行くのがそれでもベストなのか、それとも何かデメリットであったり、リスクと感じてきたことを受け入れてでも課題の解決をしなければいけないのかといった、私たちの社会の覚悟が問われている、それを現実として突き付けられた1年ではないかなと思っています。
日本の歴史上、こういう困難を最後は乗り越えてきたわが国でありますので、しっかりとその現実を直視した上で、みんなで乗り越えていくことができると信じております。私自身も、今の持ち場の中で最大限責任を果たしていきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。来年はどんな年にしたいですか。
(知事)
来年は、私個人としては、県民の皆様方にしっかりと訴えて、選んでいただくといった大事な1年だと思っております。千葉県全体にとっては、様々な取組をしているものをもっとさらに結果を出していかなければいけないと思っています。先ほど申し上げた2つの課題に対する手当もそうです。
個人的には、子どもたちが成長してきております。一緒に何かをするのもタイムリミットが近づいてきていると思っております。後悔しないように家族との時間を大切にしたいと思っています。
(記者)
県内のマラソンは、アクアラインマラソンだけじゃないので、何かありましたらお願いします。
(知事)
県内いろいろなマラソン大会を開催されている方々や地域の方々から、知事も走ってくれよとありがたいご提案を頂いています。できる限り、県内各地を走れるようにしたいなと考えています。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
よろしくお願いします。
話題戻りまして、宿泊税についてお伺いしたいと思います。浦安市の市議会の意見書に関連してなんですけれども、その意見書の中では、市町村への配分などの使途について、不公平で到底納得できないというような形の表現を入れています。現在、県の制度では市町村への配分は11億円程度、配分方法は交付金か補助金かで検討していたかと思います。今後、市町村への配分をどう考えていくかと、より市町村に手厚く配分する考えはあるのか、その辺についてお伺いできればと思います。
(知事)
県の考え方の中では、直接市町村の皆様方にお渡しをするもの、市町村が何かをする際に補助として支援させていただくもの、観光団体等が行う広域的な取組が必要なものもあります。例えば、浦安市なら浦安市で、それぞれの市で使われるべき形で財源というのは活用されると考えております。これから意見交換をしていく中で、それぞれの市町村や宿泊事業者の声を丁寧に聞きながら、制度設計を詰めていきたいと考えています。
(記者)
別件でもう1点お伺いします。来年の知事選への出馬表明をされたということで、4年前は自民党が立てた候補と争って当選されました。これまでの議会運営などを見ていると、かなり自民党との関係は改善してきているような印象も持っています。この4年間の自民党との関係性の変化をどう感じているか、現在どういった関係を築けていると思うか、今後どういった関係を築いていきたいかについてお伺いできればと思います。
(知事)
私自身は、これまでも県議会、それぞれの会派、各議員の皆様に対して、リスペクトを持って臨んでいくと冒頭より申し上げてきて、それをずっと大事にしてきているつもりであります。
また、私自身の重視している政策の多くは、自民党の皆さん方が大事にしてこられたものと基本的には重なる部分が多いと思っております。私自身は、選挙で自民党の候補者と戦ったということは特に意識はしておりません。こうした私自身の県政運営について、議会ごとであったり、また、年が経つにつれて、その取組や姿勢、価値観について、自民党の皆様方にも一定程度、共感やご理解をしていただいたんではないかなと思っております。
いずれにしても、各会派、各議員の皆様方とは、もちろん切磋琢磨する関係でありますけれども、これからも信頼関係を基に、お互いの目的をしっかり達成できるようにして、県民のために働いていけるようにしていきたいと思います。特に自民党の皆様方は当然第1会派でありますので、そうした皆様方の声をしっかり受け止めて、県政運営にこれからも当たっていきたいと考えています。
千葉県外国人活躍・多文化共生推進プランの策定について
総合企画部国際課【電話】043-223-2941
千葉県障害者芸術文化活動支援センター展覧会「あらゆるひとの表現 うみのもりの玉手箱4」について
環境生活部文化振興課【電話】043-223-2408
早春(1月から2月)に向けての観光情報
商工労働部観光政策課【電話】043-223-2412
令和6年 県政10大ニュースについて
総合企画部報道広報課【電話】043-223-2068
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください