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更新日:令和6(2024)年11月5日

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知事定例記者会見(令和6年10月31日)概要

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日時

令和6年10月31日(木曜日)10時30分から11時00分

場所

本庁舎5階大会議室

動画

令和6年10月31日知事定例記者会見(動画)

項目

  1. 九都県市首脳会議の結果について

  2. 千葉県職員しごとセミナーの開催について
  3. 「ちばアクアラインマラソン2024」について

 九都県市首脳会議の結果について

(知事)

 

皆さん、こんにちは。初めに、10月28日に開催された「九都県市首脳会議」について、お話しいたします。

九都県市首脳会議は、毎年、構成団体が持ち回りで開催しているところですが、今年は千葉県が幹事県であり、4月の会議に引き続き、私が座長を務めさせていただきました。

会議では、各首脳からの提案を踏まえた意見交換を行い、路線バスの維持確保に係る支援や、電気自動車等の普及に向けた支援の拡充について国へ要望すること、また、中小企業の持続的な賃上げ実現に向けた価格転嫁の円滑化に共同で取り組むことなどを決定いたしました。

また、地方分権改革の推進に向けた協議において、私からは、高校授業料無償化など、行政サービスの地域間格差が拡大していることを踏まえ、その背景にある税収の偏在や財政力格差などの視点について、国への要求文に盛り込むことを提案いたしました。

本県からの問題提起については、出席者の多くから賛同をいただきましたが、反対意見もあったため、本文については前回の春会議と同様の内容とし、それぞれの主張を注記の形で記載することで取りまとめをいたしました。首脳間でこれまで以上に率直な意見交換が行われたことは、大変有意義であったと考えます。

なお、本要求については、後日、私から国に対する要請活動を行う予定としています。

今年、春と秋の2回にわたり、首脳会議の座長を務めさせていただきましたが、全体を通して、大都市が抱える共通の課題について、活発な意見交換を行うことができました。

今後とも、首都圏における広域的諸課題に対し、九都県市が一層の連携を図り、解決に向けて取り組んでまいります。

  千葉県職員しごとセミナーの開催について

(知事)

 

次に、千葉県職員しごとセミナーについてお話しいたします。

千葉県は、東京の隣にありながら、豊かな自然に恵まれ、働く上でも、生活する上でも大変魅力的な場所です。

そして、商業、工業、農業、水産業がいずれも全国トップクラスを誇っており、日本の縮図とも言える大変バランスの取れた県です。

このような各種産業の振興をはじめ、県の基盤を支えるインフラ整備や、生活に欠かせない医療福祉、教育、危機管理など、幅広い分野で千葉県職員は活躍しています。

セミナーでは、県職員が日々どのような仕事に取り組んでいるのか、その内容を詳しく知ることができます。

当日は、千葉県の魅力と、県で働くことの意義ややりがいについて、私から直接お話しするほか、県庁職場の見学や、それぞれの職種の具体的な仕事内容について説明を聞くことができます。

また、若手職員との座談会や、参加者の皆さんからの相談や疑問にその場で直接お答えするコーナーも用意しております。

本セミナーは、12月19日(木曜日)13時から、千葉県教育会館で開催いたします。大学生をはじめ、県庁の仕事に関心がある方なら、どなたでも参加できます。

申し込みは、来月8日から12月9日まで、千葉県ホームページ内のちば電子申請サービスから受け付けます。先着順となっておりますので、お早めにお申し込みください。

千葉県庁での仕事は多岐にわたり、職員はいろいろなことにチャレンジすることができます。

さらに県では、入庁後のキャリアアップに必要な研修や、フレックスタイム制など、職員の希望するライフスタイルに応じた、働きやすい職場環境の整備にも力を入れています。

こうした千葉県や千葉県庁の魅力について、もっと詳しく話を聞いてみたいという方は、ぜひ本セミナーにご参加ください。当日、たくさんの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。

  「ちばアクアラインマラソン2024」について

(知事)

 

最後に、「ちばアクアラインマラソン2024」について、お話しいたします。

アクアラインマラソンの開催まで、いよいよあと10日となりました。

参加される1万7,000人のランナーの皆さんには、青い海と空に囲まれ、まるで海の上を走っているような、日常では体感することのできない爽快感を味わっていただきたいと思います。

今大会では、パリパラリンピック銅メダリストの鈴木朋樹選手が招待選手として出場をするほか、ソウルオリンピック代表の浅井えり子さんや、北京オリンピック代表の松宮隆行さんなどがゲストランナーとして出場いたします。

さらに、駅伝合宿の聖地、富津岬で合宿を行い、年始の箱根駅伝にも出場する東洋大学や中央学院大学などの強豪校の選手も出場いたします。

トップアスリートが颯爽と走る姿を、ぜひご覧ください。

また、今回からスタート時の混雑を避け、安全で快適に走っていただけるよう、時間差でスタートする「ウェーブスタート」を導入いたします。

さらに、年齢や障害の有無にかかわらず、より多くの方々に「海の上を走る」爽快感を味わっていただく「ファンラン」を拡大するとともに、参加者には、ペットボトルキャップをリサイクルした参加賞メダルを贈呈するなど、SDGsの取組などにも寄与してまいります。

なお、大会当日は、東京湾アクアラインが午前8時30分から午後1時30分まで通行止めになるなど、コース及び周辺道路の交通規制が行われます。どうぞ、ご理解とご協力をお願いいたします。

ランナーだけでなく、来場者の方にも楽しんでいただけるよう、各イベントエリアでは、千葉県自慢のフードが集結するグルメマーケットや、多彩なステージイベントもご用意しております。

前回大会は新型コロナの影響により、コース沿道での声出しやハイタッチによる応援の禁止、また、イベントエリア等での飲食時の黙食の徹底など、様々な制限がありましたが、今回は2018大会以来、6年振りにフルスペックで開催することができます。

温かいおもてなしの心でお迎えするとともに、千葉の魅力を全国に発信してまいります。11月10日の「ちばアクアラインマラソン2024」にぜひ皆様お越しください。

私からは以上です。

質疑応答

(記者)

よろしくお願いします。九都県市首脳会議から2点お伺いしたくて、いくつか提案もされたと思うんですけども、この中で、まず千葉県として特に課題を感じていて重要だと思っている部分と、その理由をお伺いさせてください。

(知事)

まず一つが、路線バスの維持確保についてですけれども、これ、千葉市さんが提案されました。今、千葉県も、この路線バスの減便等が相次いでおりまして、深刻に受け止めています。様々なアンケートの上で、先般、補正予算も編成をしたわけでありますけれども、いずれにしても国による強力な財政支援も含めて、この問題にしっかりと取り組んでいただく必要があると思ってます。

それから、神奈川県さんから提案のあった防災DXについて、これも全国知事会で、私からも被災者生活再建支援制度のデジタル化について提案いたしました。防災とDXの考え方というのは今、非常に重要になってきております。こうした部分でも意義があったのかなと、そういうふうに考えています。

(記者)

あともう一点、税収の偏在について意見交換がされたということで、先ほどほとんどの方が賛同してくださったけども、反対意見もあったということで、具体的にどういう議論が都道府県の中で交わされたのかというのをお伺いしてもいいでしょうか。

(知事)

全国的に見ると、税源が豊かであるというふうに思われるこの首都圏、そういうふうに位置づけられる首都圏の中においても、今、東京都とそれ以外という形で、大きな財源の格差に基づく高等教育の無償化であったり、様々な子育て支援施策の中で、地域間格差がかつてないほど拡大しており、この九都県市首脳会議の場においても、私も含む3県の知事であったり、また、政令市の市長のほうからも、この財源格差というものに対する課題意識というものが浮き彫りになったのかなと思っております。

もちろん東京都さんが国に先駆けて様々な子育て支援施策を行うことそのものは、課題意識の中で率先してお取り組みになっていることですから、このことについてコメントするわけではありません。地域間格差がここまで拡大をしているということは、非常に深刻な現実だと思っております。その点について、偏在性の少ない税体系の構築というのが、本当にかつてないほど地方の現場としての強い意見として出てきていると受け止めています。

(記者)

そういった3県の知事の意見があった中で、小池さんとしては、東京都に企業が集中していて、いわゆる法人税が豊かだというのもあって、そこに対する偏在というか、彼女は偏在と思っていないのかもしれないですけども、小池さん自身がどういう発言をされたかというのはご共有いただけますか。

(知事)

小池都知事の中では、東京都さんが事業の見直しの中で財源を捻出して実施していると、こういうようなお話ですよね。

それと、ほかに小池さんが主張されていたことについて、担当課からお願いします。

(職員)

政策企画課でございます。当日、小池知事からは、そういった現在の税源偏在施策について、検証が必要であろうという意見もございました。

(記者)

ただ、そういう東京都の意見があったということなので、今回はまた注意書きがついてという立てつけになったということでしょうか。

(知事)

東京都さんのお立場であれば理解するところでありますし、また、九都県市首脳会議というのは全会一致が原則でありますので、原文のままとし、その上でこうした様々な意見があったということを注記で付する形で、今回、座長として取りまとめをさせていただきました。

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者)

よろしくお願いします。来月のアクアラインマラソンなんですけれども、今日発表ありましたが、これ、知事ご自身も出走されると思います。その意気込みをまずお聞かせいただけますでしょうか。

(知事)

公務の合間を縫って練習を重ねてまいりました。今回、大会開催するに当たり、本当に多くの方々によって支えられている大会でありますので、そうした方々に感謝しながら何とか完走したいなと、そういうふうに今思っております。

(記者)

ありがとうございます。前回はコロナの影響でというふうに先ほどもお話ありましたが、6年ぶりのフルスペック開催になります。この中で様々な催しですとか、千葉の魅力を発信というふうにおっしゃられていましたけれども、新しく今回やるのは、このウェーブスタートと、あと、ほかにも、ここに発表でないもので新たな取組があれば教えていただけますでしょうか。

(知事)

ファンランの拡充などで、ハーフであったり、フルマラソンまでは走れないけれども、アクアラインを走ってみたいという方であったり、また、障害をお持ちの方などを含めて参加できるプログラムが拡大をされたということと、それから沿道での応援ですよね。そこにどうしても一定の制約がありましたけれども、今回はフルスペックでできます。

元々このアクアラインマラソンの一つの特徴として、ランナーの方が走り終えられた後、沿道の人たちの応援というのが本当に力強くて、千葉県のおもてなしの気持ち感じたよということを多くの方々がおっしゃっていましたので、それが本当の意味で100パーセント実現できるというところは、大きいのではないかなと思います。

(記者)

ありがとうございます。違う話なんですけれども、12月議会がそろそろ始まりますけれども、補正予算等については、また別でということなんですけれども、それ以外で現状力を入れていきたいもので、今言えるものがあれば教えていただけますでしょうか。

(知事)

今言えるものはないんじゃないかなと思うので、お許しをいただきたいと思います。いずれにしても、この12月議会となれば、人事委員会勧告を受けた職員給与の部分の見直しも上程させていただきます。ほかにも各種様々な必要なものは上程させていただきます。しっかりと説明をさせていただいて、理解を得られるようにしていきたいなと思っております。

(記者)

ありがとうございます。知事の任期も来年の春に満了されるということで、本格的な議会としては、ラストになるのかなと思われるんですが、次の知事選に向けて、知事がこれまで考えられてこられた、出馬するかしないか、現在の考え方を教えていただけますでしょうか。

(知事)

これまでもお話を申し上げてきたとおり、有権者の皆様方にご付託いただいたこの任期中に、県政ビジョンで示したことも含めてどのようなことにしっかりと、お応えしてこられたかということを自分の中で振り返り、そして、次4年間、私がさせていただきたいと自信を持って県民の皆様方に訴えられるか、また、希望を感じてもらえるような、そうしたビジョンを提示できるか、そのあたりを自分の中でしっかりと自問自答した上で、しかるべき時期に意思表示をしたいと考えています。

(記者)

ありがとうございます。また別の話題になるんですけれども、石破政権が今、公明党から提言を受けているという物価高対策の給付金が10万円というふうに言われていますが、昨日、知事が読売新聞さんの記事を引用する形で、それについて、市町村の負担が非常に大きい、あるいは、最高裁判例なども出してかなり意見をおっしゃられていました。この真意について教えていただけますでしょうか。

(知事)

まず、給付事業そのものについては、これは今後、政府が国として判断されることであります。このことについてコメントする立場にはありません。しかしながら、毎年毎年臨時と言いながら、やっているわけです。国が決めた事業を早く配りなさいと言って、市町村職員がそれぞれが同じ事業を設計して、委託事業者に発注して、印刷、システムの構築、コールセンターの設置、住民の対応など各市町村が多大な労力を払って実施しているわけです。

私もこの間ずっと、これは国が責任を持って、一元的に効率的に実施するスキームを構築するべきだということを何度も言ってきています。いまだにそれは実現していないわけでありますから、何度も国の都合で給付をするのであれば、国が責任を持って効率的な形で実施する。市町村職員に膨大な労力、そして、それは最終的には住民のために尽くすべき職員の労力がものすごく取られる事業であります。そこについては、しっかりと効率的に国の責任でやることを強く求めたいと思います。

(記者)

知事は、この件について、千葉市長時代から国に意見を伝えているということですけれども、ほかの首長ともこのお話をすると、この話題が結構出たりするのでしょうか。

(知事)

必ず出ます。しかも、支給時期は国がいついつまでというのを決めて、かなり短期間で給付をしなければならない。そのプレッシャーも尋常じゃない。ちなみに指定都市市長会議としても、まとめて要望もしているし、各種団体は、その要望の中で必ずこの件について要望しています。

(記者)

ありがとうございます。先日、九都県市という枠組みありましたけれども、例えばそういったような枠組みでこの件について、ほかの首長と連名で国に何らかの意見書等を提出されるようなお考えはありますでしょうか。

(知事)

もう何度も出ているんですよ。だから、それをしっかり受け止めてくださいということですよね。今後の状況を注視しますけれども、ほかの仲間の首長とどのような意思表示するかも含めてしっかり考えていきたいと思います。十分に要望は受け止めているわけですから、今度こそ責任ある姿勢を示していただきたいと思います。

(記者)

ありがとうございました。

 

(記者)

よろしくお願いします。久留里線に関してなんですけれども、28日に報告書が示されて、現在、久留里・亀山間で提供されている交通サービスが、移動需要に対して適していないということと、それにより自動車中心の交通体系に移行していくべきではないかという提言が示されました。それに対する受け止めと、ここの地区はどのような交通体系が望ましいかというところと、今後JRと議論していくと思うんですけど、JRへの議論の期待についてお願いします。

(知事)

まず大前提として、とにかく地域のために、より利便性の高い公共交通は何かということが検討されるべきだと思っています。今回、委員の皆様方の様々なご尽力のおかげで、検討会議の報告書が取りまとめられました。これを受けて、この地域の皆さん方が安心して今後も住み続けられる、そうした目的にしっかり資する利便性が高まる手段というのを君津市さんが中心となってお考えをいただいて、最終的に具体化する際には、君津市の地域公共交通会議で議論することになると思います。

(記者)

県としては、これからどういうふうな関与姿勢になっていくんでしょうか。

(知事)

君津市さんがそうした先ほど申し上げたことを検討するに当たって、地域公共交通の検討に際しては、県としてこれまでも協力をしてまいりましたし、これからもその部分については協力をしてまいりたいと考えております。

(記者)

ありがとうございます。以上です。

 

(記者)

よろしくお願いします。私からは、九都県市の首脳会議の結果についてお伺いしたいと思います。埼玉県からの提案で、中小企業の価格転嫁の円滑化の話もあったと思います。千葉県としては、知事の目からご覧になって、どういった課題があって、この場でどういった意見を千葉県としておっしゃられたのか教えていただけますでしょうか。

(知事)

この価格高騰の部分への対応というのは、これは非常に重要な部分でありまして、千葉県としても、この価格転嫁に対する取組として、下請け事業者からの価格協議に親事業者が積極的に応じることであったり、サプライチェーン全体の共存共栄を図るために、今、国が進めているパートナーシップ構築宣言、こちらに県内の多くの企業が参加していただきたいということで、これの呼びかけをしてきています。それから産業振興センターにおいて、こうした支払いの遅延であったり、価格の高騰に係る適正な価格転嫁などについて、弁護士による助言であったり、価格交渉のノウハウの習得支援、こういうのも進めてきています。それでもこれは全国的にですけれども、千葉県も全て価格転嫁できているというふうに、100パーセント、当然到達できておりません。この部分は首都圏共通の課題だと思っています。

東京圏のこの経済の実態を踏まえると、大体一体のところが多いですから、九都県市が合同でこの部分に取り組むというのは大変意義があることだと感じておりますし、その旨を座長としても申し上げさせていただきました。

(記者)

ありがとうございます。この取りまとめられた結果の中で、埼玉県の作っているツールをほかの都県市でも活用するというようなことで合意を得られたかと思うんですけれども、具体的に千葉県で、いつ頃導入するかということは決まっているのでしょうか。

(知事)

担当課からお願いします。

(職員)

経済政策課でございます。埼玉県が開発しました価格交渉支援ツールなどにつきましては、今後、検討会が設置される予定です。そうした中で検討してまいります。以上でございます。

(知事)

もう既にリンク貼ったりとか、紹介は、千葉県としてはしてきておりますけれども、全体でやっていくということですね。

(記者)

ありがとうございます。検討会が設置される予定というのは、この九都県市の首脳会議の枠組みで検討会が設置されるのでしょうか。

(職員)

そのとおりでございます。

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者)

よろしくお願いします。今週から始まった読書週間に関連して伺いたいと思います。先日の出版文化産業振興財団の調査で、県内の13自治体で書店がなくなっていると、ゼロになっているということが分かりました。この書店が減っていることへの知事の受け止めと、書店振興や図書館の利用促進といった、広く活字文化の振興に向けてどうやって取り組んでいきたいか、お考えあれば伺いたいと思います。

(知事)

まず読書に関して、私も読書が好きです。新しい知識であったり情報が得られますし、感性を磨いたり、表現力であったり創造力、こうしたものを豊かにする上では欠かすことができないと思っています。おっしゃっていただいたとおり、県内でもそうした書店は、こうした時代の流れの中で徐々に減少しているわけであります。学校であったり、もしくは図書館としての取組、これが大事だろうと思っています。

県としては、子どもの頃から読書の楽しさに触れて、読書習慣をつけていく、これが大事だという考え方の中で、学校図書館の充実であったり、県立図書館を中心にした様々な催しの充実などに取り組んでいます。引き続き、こうした取組をやっていきたいと考えています。

今、新たな県立図書館を整備中です。近接する中央博物館との連携した取組というのも構想に入れながらやってきています。県としてできることをしっかりやっていきたいなと思います。

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者)

よろしくお願いします。いすみ鉄道についてお伺いします。いすみ鉄道は当初、今月中に復旧見通しとしていたところ、修理が必要な箇所が想定より多かったということで、復旧めどが現状立っていない状況となっています。改めて今の現状、どのように受け止めているかというのと、今月上旬の会見でも、サポートについては、状況を見て検討していく旨のご発言ありましたけれども、改めてそのあたりもどう考えていらっしゃるか、お願いします。

(知事)

いすみ鉄道の復旧に当たっては、当初から安全性を確保することが何よりも重要であるということを伝えております。専門機関の協力も得ながら、必要な整備等を進めてもらいたいとお願いしてきたところです。

また、復旧までの間、学生などの利用者にご迷惑をおかけしますので、不便が生じることがないように、しっかりと代替交通を確保することも求めております。

今後の支援でありますけれども、まず、どのような整備が全体として必要になってくるのか、このあたりの全体像が明らかになった上で、関係市町などと連携して検討していくことになると思っています。

従前から枕木等の設備更新であったり、維持補修、運行経費などについては、国や関係市町と協調して現在も支援を行ってきているところです。以上です。

(記者)

ありがとうございます。あともう一点、インフルエンザについてなんですけれども、昨日、県内で流行入りしました。改めて県民への呼びかけ等ありましたらお願いします。

(知事)

流行シーズン入りしたと承知しています。コロナ以前に比べると、やや早い流行入りかなと思っています。基本的なせきエチケットを含めた感染予防対策が重要でありますし、予防接種もそうでありますし、また、症状が現れたときには速やかに医療機関を受診していただくなど、お一人お一人が適切な行動を取っていただきたいなと思います。

(記者)

ありがとうございます。

 

(記者)

よろしくお願いします。アクアラインマラソンの知事の出走についてなんですけれども、先ほど、公務の合間を縫って練習を重ねてこられたということですけど、もう少し具体的にどのような練習をどのような場所でされたか教えてください。

(知事)

これは、どのランナーも同じだと思いますが、今年は本当に夏が暑くて、秋になってもなかなか暑い状態で、十分に走り込みが足りていないのは事実でありまして、そんな中で何とか完走したいなと思っています。

(記者)

今回は、ハーフマラソンのほうでよかったでしょうか。

(知事)

ハーフマラソンです。

(記者)

出走されるのは、初めてですか。

(知事)

2年前にもハーフマラソンで出走しております。そのときは、もっと走り込んでいたかなと、正直思いますが、しっかり頑張ります。

(記者)

分かりました。ありがとうございます。

 

(記者)

よろしくお願いします。国会の動きについてお伺いいたします。首班指名を巡って、今、自民党や国民民主党などの動きが活発化しています。国民民主党は玉木代表に決選投票も含めて投票する考えで、自公との政策協議も行う方針でいます。このままいけば石破政権、自公の政権が継続する見通しですけれども、率直にこの一連の構図とか状況、どういうふうに見られているか、お受け止め、お伺いできればと思います。

(知事)

国会での様々なそうしたやり取りというのは、私としてはコメントすることはありません。いずれにしても国民が求める政策、特に今、国際情勢も含めて様々な諸課題、私どもの日本は直面しておりますので、そうした諸課題に対して積極果敢に挑戦できるような政権として成立して、そして、一つ一つの政策にしっかり取り組んでいただくことを私は期待しております。

(記者)

関連してなんですけれども、国民民主党が訴えている、いわゆる103万円の壁だとか、あとは、ガソリン税率の暫定税率の廃止についてが焦点となっています。国民生活だったり、地方の足だったり、移動についても強く影響する話だと思うんですけど、このテーマについて、知事はどういうふうに見ていらっしゃるか、お考えをお伺いできればと思います。

(知事)

これも、基本的には国政で議論されるべき課題ではあります。私としては、とにかく働く人たちが報われる、また、働く意欲が出てくるような、そうした希望を感じてもらえるような政策を国には打ち出していただきたいなと思っております。

内容についてのお問い合わせ先

  • 九都県市首脳会議の結果について
    総合企画部政策企画課【電話】043-223-2479 

  • 千葉県職員しごとセミナーの開催について
    人事委員会事務局任用課【電話】043-223-3717

  • 「ちばアクアラインマラソン2024」について
    環境生活部生涯スポーツ振興課【電話】043-223-4103 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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