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更新日:令和6(2024)年10月11日

ページ番号:643438

大手通販会社を装ったメールにご注意ください!

相談者から

大手通販サイトから「アカウント更新期限の案内メール」がパソコンに届いた。注文しようと思っていたところだったので、更新期限が切れると利用できなくなると思い、メールに記載されたサイトにログインし、ID・パスワードを入力した。数日後、クレジットカード会社からの連絡で、5万円を不正利用されたことが分かり、不正なサイトに個人情報を伝えてしまったことに気づいた。今後、どのようにしたらよいのか。

消費者センターから

「フィッシング」とは、実在する業者をかたりメールのリンクから偽サイトに誘導し、個人情報を入力させ、情報を盗み取る手口です。

大手通販サイトやクレジット会社、銀行などをかたる偽のメールや、宅配便の不在通知を装った偽SMS(※)を送られ、偽のサイトに誘導されて、入力した個人情報をだまし取られます。

※ SMS:ショートメッセージサービスの略。電話番号を宛先に指定してメッセージを送受信できる。

送信元の会社名に覚えがある場合でも、メールやSMSを安易に開かないようにしましょう。本物かどうか迷ったときは、公式サイトからアクセスしてください。

メールやSMSに記載されたURL(リンク先)は、タップやクリックしないことが原則です。リンク先にアクセスしてしまっても、IDやパスワード、クレジットカード情報等の情報は 入力しないでください。

リンク先にアクセスしてしまい、不審なアプリやプログラムのインストール画面、不審な サイトが表示された場合は、直ちに画面を閉じてください。万が一、アプリ等をインストールして個人情報を入力してしまった場合は、不正アプリのアンインストールやアカウントID、クレジット情報、パスワード等の変更を行ってください。詳しい対処法については、(独)情報処理推進機構(IPA)のウェブサイト外部サイトへのリンク(https://www.ipa.go.jp/security/anshin/)を参照してください。また、携帯電話会社やクレジットカード会社にも確認してください。

最近の手口として、宅配便を装ったSMSに記載のURLをタップしてしまうと、Androidスマホの場合は、不正なアプリをインストールさせられて、スマホ内のデータが盗み取られ不正利用されることがあります。また、iPhone の場合は、偽のサイトに誘導されて、個人情報やクレジットカード情報を入力させられ、キャリア決済やクレジットカードなどを不正に利用されるなどの被害につながります。

フィッシング対策協議会のホームページ外部サイトへのリンク(https://www.antiphishing.jp/)に、フィッシング詐欺事例を収集して「緊急情報」として掲載していますので、参照してください。

おかしいな、あるいは不審に思ったら、千葉県消費者センター又はお住まいの地域の消費生活相談窓口にご相談ください。

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