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ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 消費生活 > 消費生活に関する相談 > 消費者センター > 消費者センターへの相談事例 > 賃貸アパートの退去に伴う高額な修理代の請求、どうしたら?
更新日:令和6(2024)年10月1日
ページ番号:1361
先月、2年間住んだ賃貸アパートを退去した。不動産業者から修理代約30万円を払ってもらうと電話がきたが、まだ請求書が来ていないので、明細は不明である。アパートは、築15年、2DKで、家賃は5万円、敷金は家賃2月分を払っており、契約書の特約欄に、室内クリーニング代、畳と襖の交換費用は、借主の負担と書いてある。どのように対処したらよいか。
賃貸借契約は、そもそも物件を相手に使用させて、その代価として家賃を受け取るものです。通常の使用によって生じる汚れや傷みは、本来、家賃に含まれていると考えられます。
特約があるため、原則として、特約が優先されますが、まずは、修理代の根拠となる見積もりを確認しましょう。賃貸住宅の原状回復に関する考え方については、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に示されていますので、貸主との交渉の際に参考にすることをお勧めします。
原状回復の問題は、退去時に表面化しますが、トラブルを避けるためには、契約時に内容を十分に確認し、納得したうえでサインをすることが大切です。
おかしいな、あるいは不審に思ったら、千葉県消費者センターまたはお住まいの地域の消費生活相談窓口にご相談ください。
(参考)「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(国土交通省)から
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