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更新日:令和6(2024)年10月1日

ページ番号:1363

高齢者にもアダルトサイトの請求トラブル

相談者から

数日前、パソコンで無料と書かれたアダルトサイトにアクセスした。

動画を数回再生したところ、8万9千円を請求するので1週間以内に支払うよう書かれた画面が表示された。電源を切っても請求画面が消えない。

困って、ネット検索した調査会社に問い合わせたところ、氏名、住所、電話番号を尋ねられた。調査会社からは、調査の上で画面を削除するため料金は5万4千円と説明され、ファックスで用紙を送るので申し込むならば記入して返送して欲しいと言われた。アダルトサイトにも調査会社にも支払いたくない。どうしたらよいか。

消費者センターから

まずは落ち着いてください。

アダルトサイトの連絡先に電話やメールをしてしまうと、こちらの情報を相手方に伝えてしまうことになります。こちらからは連絡しないようにしましょう。

請求画面の消去については、情報処理推進機構のホームページ外部サイトへのリンクを参照してください。

また、調査会社には既にこちらの情報を伝えてしまっているので、申し込まない旨の書面をファックスで送り、意思表示しましょう。

同じような相談で、慌てて消費生活センターを検索したつもりが、予期せず調査会社のサイトにつながってしまったという例もあります。ご注意ください。

電子消費者契約法では、事業者が消費者の操作ミスを防止する措置(注文内容を確認して訂正できる画面を設ける等)を講じていない場合は、契約を取り消すことができるとされています。相手には支払いも連絡もせずに様子をみましょう。

脅迫めいた請求があった場合は、相手側からのメールを証拠として保存し、警察に相談しましょう。

また、クレジットカードや電子マネーなどで支払ってしまった場合は、速やかに発行会社に 連絡しましょう。

ネット上で、公的な消費生活センターを装った相談窓口、探偵業者、行政書士が「返金が可能」等と広告を出していることがありますが、報酬を得て返金交渉をすることは弁護士の資格がなければできません(一部司法書士も可)。相談した業者から不当な請求を受ける「二次被害」にも十分注意しましょう。

おかしいな、あるいは不審に思ったら、千葉県消費者センターまたはお住まいの地域の消費生活相談窓口にご相談ください。

 

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