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報道発表案件

更新日:令和4(2022)年11月24日

ページ番号:550299

千葉県立中央博物館 岐阜県高山市で新種の恐竜卵殻化石を発見!ー小型肉食恐竜の存在が明らかにー

発表日:令和4年11月24日
県立中央博物館

県立中央博物館の伊左治鎭司(いさじ しんじ)主任上席研究員は、筑波大学などの研究者との共同研究により、岐阜県高山市荘川町で、新種の恐竜類の卵殻化石を発見し、「ラモプリズマトウーリトゥス・オオクライ(Ramoprismatoolithus okurai)」と名付けました。
トロオドン科(白亜紀の小型恐竜の一種)の種は、手取(てとり)層群(北陸地域に分布する中生代の地層)においては初めての発見で、国内最古の恐竜類の卵殻化石であることが分かりました。
本研究成果は、2022年11月24日付で国際学術誌「Historical Biology」に論文として掲載されます。

研究グループ(著者順)

  • 植松 里菜(うえまつ りな)筑波大学大学院地球科学学位プログラム
  • 田中 康平(たなか こうへい)筑波大学生命環境系 助教
  • 髙津 翔平(こうづ しょうへい)岐阜県博物館 主任学芸員
  • 伊左治 鎭司(いさじ しんじ)千葉県立中央博物館 主任上席研究員
  • 下島 志津夫(しもじま しづお)高山市

掲載誌・論文タイトル

掲載誌 Historical Biology(国際学術雑誌) 2022年11月24日発行
論文タイトル Fossil eggshells from the Early Cretaceous Okurodani Formation, northern central Japan(日本の中央北側地域の前期白亜系大黒谷層から産出した卵殻化石)

当館職員の役割

化石発見場所の地質調査と卵殻化石の予察研究を行い、論文では地質概略の一部を執筆しました。

その他

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