千葉県立美術館活性化基本構想の策定について
発表日:令和6年3月29日
環境生活部スポーツ・文化局文化振興課
県では、県立美術館が美術館を取り巻く様々な動向、社会経済状況の変化に適応しながら、県民に寄り添った魅力ある美術館として生まれ変わるため、今後の運営指針となる「千葉県立美術館活性化基本構想」を策定しました。
今後、本構想に基づき、県立美術館の更なる魅力向上と活性化を図るため、様々な取り組みを進めていきます。
千葉県立美術館活性化基本構想の概要
理念
「アートを問う」
私たちはアートとは何かを、ともに問い続けます。
目指す姿
人々が行き交い対話する場となり、千葉から未来へ新たな文化をつむぎます。
活動方針
上記の目指す姿を達成するため、以下の4つの活動方針を定めました。
活動方針1 新たな出会いと発見の場に
- 世界の潮流を捉えたアートを活用し、おどろきと感動が得られる千葉発のアートシーンを創出します。
- デジタル技術を活用して、情報発信や、新しいアート体験を創出します。
- 様々なニーズに合わせた体験を提供します。
- 県ゆかりから新たな分野までの作品を収集・研究し、その価値の向上に努めます。
活動方針2 県内のアートプロジェクトの拠点として
- 県内アートをプロデュース・支援し、アートシーンの中心となります。
- アートについて様々な関心をもった人々が行き交う場を用意します。
- 唯一の県立美術館として、県内各地域、学校、企業など多様な主体と連携します。
活動方針3 次世代の感性を育成する場として
- アートに触れる楽しさを伝えて、子どもたちの感性を育みます。
- 様々な方策で若手アーティストを支援し、地域のアートを育てていきます。
- アートについて様々な関心をもった人々が行き交う場を用意します。(再掲)
活動方針4 サスティナブルな美術館に
- 多様性が尊重され、あらゆる人々の拠りどころとなります。
- 多様な主体や地域のパートナーとともに、社会的課題の解決に貢献します。
- 未来につながる美術館を実現する基盤を整備します。
これまでの経緯
令和2年9月 千葉県立博物館の今後の在り方 策定
令和3年12月 千葉県立美術館アドバイザリー会議 設置
令和5年3月 千葉県立美術館活性化基本構想骨子(案)策定
令和6年2、3月 千葉県立美術館活性化基本構想(案)パブリックコメント募集
関連資料
千葉県立美術館活性化基本構想の全文はこちらからご覧ください。
千葉県立美術館活性化基本構想 本文(PDF:471KB)
関連リンク
千葉県立美術館ホームページ
報道発表用記事