ここから本文です。

ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化施設 > 美術館・博物館 > 県立美術館・博物館のイベント・展示情報 > 千葉県立中央博物館「日本海若狭湾から新種スナモグリ類の発見-実験所すぐそばの海底から太平洋初記録の属-」

報道発表案件

更新日:令和4(2022)年9月12日

ページ番号:537502

千葉県立中央博物館「日本海若狭湾から新種スナモグリ類の発見-実験所すぐそばの海底から太平洋初記録の属-」

発表日:令和4年9月9日
(令和4年9月12日更新)
千葉県立中央博物館

県立中央博物館の駒井智幸(こまいともゆき)動物学研究科長は、京都大学などの研究者との共同研究により、日本海の若狭湾で、海底に巣穴を掘って住む甲殻類であるスナモグリの新種を発見し、「ワカサスナモグリ」と名付けました。

スナモグリ科のCallianassa(カリアナッサ)属に帰属する種は、太平洋域では初めての発見です。

本研究成果は、2022年9月8日付で国際学術誌「Zootaxa(ズータクサ)」で公表されました。

研究グループ(著者順)

邉見 由美(へんみ ゆみ) 助教(京都大学フィールド科学教育研究センター)

伊谷 行(いたに ぎょう) 教授(高知大学大学院黒潮圏総合科学専攻)

大澤 正幸(おおさわ まさゆき) 客員研究員(島根大学エスチュアリー研究センター)

駒井 智幸(こまい ともゆき) 動物学研究科長(千葉県立中央博物館)

掲載誌・論文タイトル

掲載誌 Zootaxa(国際学術雑誌)

論文タイトル A new species of the ghost shrimp genus Callianassa Leach, 1814 (Decapoda: Axiidea: Callianassidae) from Wakasa Bay, western Japan: the first representative of the genus from the Pacific region
西日本若狭湾産で採集されたCallianassa Leach, 1814 (十脚目: アナエビ下目: スナモグリ科)の新種:太平洋地域から初めて発見される本属種

当館職員の役割

論文全体の執筆、系統解析、図の作成を行いました。タイプ標本(学名の基準として指定された標本)は県立中央博物館に所蔵されています。

発表内容の詳細・本件に関する問合わせ先

発表内容の詳細・本件に関する問合わせ先は、京都大学の発表資料をご確認ください。

京都大学発表資料(PDF:1,313.9KB)

日本海若狭湾から新種スナモグリ類の発見-実験所すぐそばの海底から太平洋初記録の属-京都大学外部サイトへのリンク