千葉県立美術館 芝生広場に憩いの空間「みちのにわ」がオープン!
発表日:令和5年3月27日
県立美術館
県立美術館では、地域に開かれた魅力的な美術館の実現に向けて、館内の芝生広場に屋外テーブルとしても利用できるリボン状の立体物や「木のかたまり」(アート遊具)を設置した「みちのにわ」を開設し、緑に囲まれた憩いの場として整備しました。
また、緑豊かな千葉ポートパークに接する恵まれた環境を生かし、千葉ポートパークとの間に連絡通路を設けました。令和5年4月1日から利用を開始します。
館内芝生広場・連絡通路 整備の概要
館内の芝生広場に憩いの空間「みちのにわ」を開設
美術館の庭に全長約70メートルの立体物「リボン」とアート遊具「木のかたまり」を設置した憩いの空間「みちのにわ」を開設しました。
「リボン」はテーブルやイスとしての利用の他、登る、歩くなど、利用者が思い思いに楽しむことができます。
「木のかたまり」は、千葉県産の伐採樹木を加工したもので、座る、並べる、転がすなど、遊びながら木の大きさや重さ、手触りを体感することができます。
千葉ポートパークとの連絡通路を設置
千葉みなとを訪れた方々に気軽に美術館へ足を運んでもらい、アートを体験していただくため、千葉ポートパークから美術館敷地へとつながる連絡通路を整備しました。
利用案内
開館時間 午前9時から午後4時30分(有料展示場の入場は午後4時まで)
休館日 月曜日(月曜日が祝日のときは開館し、翌平日休館)
※令和5年3月28日(火曜日)から3月31日(金曜日)は臨時休館
場所 千葉市中央区中央港1-10-1
入場料 館庭への入場は無料
※コレクション展へ入場は、一般300円、高校・大学生150円、中学生以下・65歳以上・障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1人無料
アート遊具「木のかたまり」作りワークショップ
令和5年2月、山武市日向の森で、美術館の芝生広場に設置するアート遊具「木のかたまり」を加工するワークショップを開催しました。
参加者は、「木のかたまり」に使用する樹木を見たり、触れたり、匂いを嗅いだりして体感した後、「木のかたまり」の加工(ナイフで形を整える、紙やすりで滑らかにする)と、同じ種類の樹木でミニチュア版「木のかたまり」を制作しました。
当館の屋外彫刻について
館庭には、24点の屋外彫刻作品が常時展示されています。「みちのにわ」の「リボン」は、中岡慎太郎の彫刻「”FANTASY”」を囲むように設置されます。新たな姿を見せる館庭で、当館の屋外彫刻コレクションもぜひお楽しみください。
中岡慎太郎「”FANTASY”」
報道発表用記事