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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年5月10日

ページ番号:586088

若狭湾から新種テッポウエビ類の発見-貴重な抱卵メス1個体-

発表日:令和5年5月10日
県立中央博物館

県立中央博物館の駒井 智幸(こまいともゆき) 動物学研究科長と京都大学の研究グループは、日本海の若狭湾からテッポウエビ科の新種を発見し「ワカサムラサキエビ」と名付けました。
この種は1年間の調査で1個体しか採取されていませんが、昨年も若狭湾からはエビ類の新種「ワカサスナモグリ」が発見されており、日本海には未知なる生物多様性があると考えられます。
この成果は、2023年5月2日付の国際学術雑誌Zootaxa誌で公開されました。

研究グループ(連名順)

駒井 智幸(こまいともゆき)(千葉県立中央博物館 動物学研究科長)
邉見 由美(へんみゆみ)(京都大学フィールド科学教育研究センター 助教)

掲載誌・論文タイトル

掲載誌 Zootaxa(国際学術雑誌)
論文タイトル A new species of the alpheid shrimp genus Athanas Leach, 1814 (Decapoda: Caridea) from the Sea of Japan
DOI:10.11646/ZOOTAXA.5277.2.6

当館職員の役割

研究材料となった本種のDNA実験と系統解析・形態図の作成を行い、論文原稿全体の執筆・推敲を行いました。

発表内容の詳細・本件に関する問い合わせ先

発表内容の詳細・本件に関する問い合わせ先は、京都大学発表資料をご確認ください。

京都大学発表資料(PDF:461.2KB)