県庁で多彩なアートに触れよう!千葉県美術会と協力した美術品の展示について
発表日:令和6年5月22日
環境生活部スポーツ・文化局文化振興課
県では、より多くの方に芸術に触れ親しんでいただくため、県庁本庁舎1階県民ホールにさまざまな美術品を展示しています。
今年度は、県立美術館が開館50周年を迎えることを記念して、県内最大の美術団体である千葉県美術会の協力のもと、千葉県ゆかりの作家による選りすぐりの作品を2か月ごとに入れ替えて展示します。
第1弾は「日本画」です。伝統を踏まえつつ、日本の伝統表現にとどまらない日本画の魅力をぜひお楽しみください。
県庁での美術品展示 概要
この展示は、平成8(1996)年から千葉県美術会の協力により開始しました。
今年度は県立美術館が昭和49(1974)年の開館から50周年を迎えることを記念して、日本画・洋画・彫刻・工芸・書道などの各分野から、県ゆかりの作家の選りすぐりの作品を約2か月ごとに入れ替えて展示します。
また、秋には千葉県美術会が毎年開催する県内最大の公募展「県展」の受賞作品を展示する予定です。
場所 千葉県庁本庁舎1階県民ホール(千葉市中央区市場町1-1)
時間 平日9時から17時(県庁の開庁時間に同じ)
参考 千葉県美術会について
昭和24(1949)年8月1日設立。
千葉県在住及び出身の画家、彫刻家、工芸家、書道家からなり、令和6年4月時点で1349人が所属する県内最大の美術団体。
名誉会長を千葉県知事が務める。中山忠彦氏(洋画)、吉野毅氏(彫刻)、神谷紀雄氏(工芸)、辻元大雲氏(書道)など、国内外で活躍する作家が所属している。工芸分野では昨年、松原伸生氏が人間国宝(重要無形文化財保持者)となったことでも注目を集めた。
同団体発足の昭和24年から県内最大の公募展「県展」を毎年県と共催し、応募作品の中から優れた作品を顕彰するとともに、千葉県の芸術・文化の振興に寄与している。
令和5年度「県展」は、日本画・洋画・彫刻・工芸・書道の5部門で1948点の応募があり、受賞作品を含む応募作品を展示する展覧会(県立美術館で開催)には10229人が来館した。
現在の展示作品(令和6年6月まで)
- 石井公男 八ツ峰晩夏(やつみねばんか)
- 入来院(いりきいん)紀子 Wave
- 大島婦美枝 輪廻
- 岡本明久 顕現
- 加藤智 春峡(しゅんきょう)
- 佐藤美和子 本殿
- 佐藤龍生 黒豹
- 中村寛治 BUDDHA
今後の展示予定
令和6年7月から8月 洋画
令和6年9月から10月 彫刻
令和6年11月から12月 県展受賞作品
令和7年1月から2月 工芸
令和7年3月から4月 書道
報道発表用記事