ここから本文です。
更新日:令和6(2024)年5月31日
ページ番号:430684
日時 | 令和3年4月5日(月曜日)2時30分~3時00分 |
---|---|
場所 | 本庁舎5階大会議室 |
動画 | 令和3年4月5日知事臨時記者会見(動画) |
これからは皆さん方に大変お世話になりますので、少しでも県民の皆さん方に県政に対して信頼をしていただき、そして納得をしていただけるような県政運営に取り組んでいきたいと思っています。
特に県民の皆様方、今回の選挙戦を通しても、新型コロナウイルスの対策であったり、災害からの一日も早い復旧・復興に特段の思いと期待を寄せていただいているのを実感しておりますので、それら目の前の喫緊の課題に取り組んでいくとともに、これからの将来の千葉の未来を切り開いていく施策について、職員とともに知恵を凝らしながら進めてまいりたいと考えております。
皆様方とも健全な質疑応答を経て、県民の皆様方に少しでも県政の動きを理解していただけるように、私自身も丁寧にお答えをしていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。私からは以上です。
(記者)
県政記者クラブの今月の幹事をやっております。お願いします。まず、知事、就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
午後に初の庁議を終えましたが、今の率直な受け止め、お気持ちをお聞かせください。
(知事)
そうですね、県庁の職員の皆様方と一緒に、これから県政のそれぞれの各分野、私も選挙でお示しをした「県政ビジョン」、それから、もともとそれぞれ森田県政の時代から取り組まれていた施策について、しっかりと意見交換をしながら、一つ一つ詰めていきたいと思っていますので、まずは私の考えていることについて、幹部の皆さん方にお話をさせていただきました。ここからいよいよスタートだなという感じがしております。
(記者)
庁議で最も職員の方々に伝えたかったことを、端的に教えてください。
(知事)
端的にね。やっぱり将来を見据えていこうということをお伝えしました。20年後、30年後を見据えて、今やらなければいけない施策にしっかりと挑戦をしていこうということを申し上げました。
(記者)
知事、当選から2週間ほどたちましたが、2週間の間に一日の空白も許されない新型コロナ対策について準備を進めてきたとツイッターのほうで配信されていましたが、簡単に、準備を進めてどういった対策を取ってきたのかを教えてください。
(知事)
詳細については明日、コロナの対策本部会議の中でお示しをしていきたいと考えています。私なりにこの間、千葉市長としてコロナ対応をしているときから、県としてこの部分について取り組むべきではないかと考えていることについて、それぞれの、健康福祉部をはじめとする各部の考え方もこの間確認をして、進めていくべきだというふうな考えに至ったものについて、明日の対策本部会議の中でしっかりと指示をしていきますので、そこは明日お待ちをしていただきたいと思います。
(記者)
私から最後の質問になりますが、県政運営の地固めという意味で、2人の副知事が4月と7月に任期を終える形になるのですが、副知事の選任についてどういうふうにお考えか、あるいはどういったことをサポートする方になってもらいたいかということを教えてください。
(知事)
これは適材適所という形で、これまで私も千葉市長として二人の副市長にそれぞれの能力に合わせてお支えをいただきましたので、今の千葉県の県庁が抱えている課題、そして、お二人今おりますけれども、それぞれのタイプ、それを見極めた上で、最終的に今月行われる臨時議会の中で提示をするために、最終的に私の中で決めていきたいと思っています。
(記者)
すみません、もう一つ、公約に掲げた知事給与の削減というのは早急に取り組むお考えなのでしょうか。
(知事)
知事給与の削減についても「県政ビジョン」でお示しをしておりますけれども、その内容であったり時期については、しっかりと考えた上で決めていきたいと思っていますので、とにかく一日も早くとか、そういうふうに慌てているわけではありません。もともとの趣旨というのは、県民の皆さん方が非常に苦しい状況にある中で、そのトップとしてどのような範を示すのが妥当かという考え方がありますので、この辺りはある程度しっかり議論をした上で問題を処理していくことになると思います。
(記者)
私からは以上です。ありがとうございました。
(記者)
就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
公約で掲げられていた対話主義の部分ですけれども、今後、市町村との連携や、県民の方との意思疎通というのをどのような形で進められていくのか、教えてください。
(知事)
まず市町村との対話については、これまでも様々な市町村と知事との意見交換の機会というのはあるのですけれども、その中でもっとざっくばらんに意見交換をする機会をつくっていきたい、そういうふうに考えております。それぞれ市長会であったり、町村会もありますので、その辺りはそれぞれの市長会や町村会とも相談をしながら、1年間でどのような形で意見交換をしていくことが、向こうとしても望んでおられるのか、その辺りを伺った上でつくっていきたいと思います。
ただ、個別の政策に関しては、それに関係する市町村と十分に協議をしていきたいと思っています。この間もコロナ対策を進めていく上で、いくつかの市長には直接連絡をさせていただいて私の考え方についてもお伝えをさせていただいていますので、これはちゃんと県庁の方針と連動した形でやりますけれども、その上で、その考え方の背景などについて、私からもそれぞれの市長に直接話をして、一緒にスピード感を持って同じ方向を向いて取り組んで行けるように意を用いていきたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。あと、防災対策の面ですけれども、現状、県もこれまでいろいろ見直しなどを進めてやっているところもあると思いますが、今後強化していったほうがいい部分ですとか、こういったところは見直したほうがいいのではないかとか、そういった部分がもしありましたら教えていただきたいのですが。
(知事)
災害対応については、一昨年の課題を整理、総括をされて、一つ一つ取り組んでいただいているというふうには認識をしておりますけれども、やはり大事なことは即応態勢だと思っておりますので、災害が起きたときに知事以下が速やかに対応を取れる、それから、現場との連携がしっかり取れるようにしなければいけないと思っています。その辺りはそれぞれの所管と意見交換をしながら、より一層関係をつくっていきたいと思っています。それぞれの市長の皆さん方と速やかにホットラインをつくっていきたいなと考えています。
あとはそれぞれ実際に、例えば台風15号であれば、被災地に私も比較的早い時期に行って、その関係の市町からも話を聞きたいと思っていますし、集中豪雨であれば茂原を含めた一宮川流域だというふうに思っていますので、しっかり現場を見た上で判断を下していきたいと考えております。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
御就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。まずお伺いしたいのは、公約で様々な施策を掲げておられます。同時並行的なものかもしれませんけれども、特にこの辺りの公約から手をつけていきたいというものがあれば、ぜひ教えていただけますか。
(知事)
基本、県政ビジョンで私がお示ししたものにどれからというのは、本当に全部、それぞれ協議の上で着手をしていきますので、どれからというふうには申し上げられませんが、ただ、優先順位というか時間軸としては、すぐやらなければいけないのは当然コロナ対応になってきますので、そこに関してはスピード感を持って取り組んでいく、そういう方針です。
(記者)
県庁の職員の方たちとの関係の築き方というのは、どのようにお考えですか。
(知事)
やはりコロナの関係の中で、例えば食事をしながらとか、懇親会をしながらという形の、お互いの考えを共有し合いながら信頼関係をつくるという方法は、当然なかなか難しいので、だからこそ政策協議のときにその施策の思いをしっかりと所管からも聞いて、私の考えも伝えていって、少し時間はかかりますけれども、意識の共有を大事にしながら信頼関係の構築をしていきたいと思っています。
(記者)
森田県政時代のお話で、職員との関係は、野田市の児童虐待事件が顕著ですけれども、森田県政は割と政策上とか公務上の失敗に対して、いい言い方をすれば寛容、悪い言い方をすれば甘いというようなところも見受けられたのですが、懲罰とかそういうものはどのようにお考えでしょうか。
(知事)
処罰については、それぞれ個別の事案と、それから、それの全体的なバランス、人事上のバランスを見てそれぞれ判断していきますので、私自身が今この時点で処分について甘いとか厳しいとかということは申し上げられませんけれども、私自身は12年間千葉市長をしていく中でも、その事案事案の中で、市民の皆さん方の理解が得られる、かつ公務員の様々なルール上を逸脱しない範囲内で、適切な処分、対処はしてきたつもりですので、そこは県民の皆さん方に信頼していただけるように一つ一つ判断し、かつ仮に重大なあれだけの事案であれば、私のほうから、なぜこうした処分に至ったのかということについては、責任を持って説明をしていきたいと思います。
(記者)
もう1点お伺いします。当選後の会見でもお伺いしたことですが、県議会ともこれからいろいろやり取りをすることになると思います。自民党が最大会派を占めている県議会で、どういうふうに関係を築いていくか、どういうふうに付き合っていくかということを。
(知事)
議会については、どの会派、どの議員の皆さんも当然県民の負託を得て選ばれた方々でありますので、二元代表制の一翼を担う議会に対しては、丁寧な説明をする。この丁寧な説明をするというのは、私が常に意識をしてきたことは、できる限り県政の政策を進めていく上でその考え方を共有をしていく。私自身はそれをかなり意識して、例えば予算編成の過程でも、つくったものを説明するのではなくて、つくる過程の中に議会の方々の意見が反映できるようなプロセスを入れたりしてきていますので、そういう意味では、県議会のそれぞれの会派であったり議員の方々の意見をできる限り取り入れたり、また、私たちの考えを事前に相談するような、そうした二元代表制としての緊張感はありますけれども、理想的な関係を築いていけるように努力をしたいと思っています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。まずは就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
先ほどの引継ぎ式の中で、森田前知事から短いお話の中でアクアラインの800円化のお話がありまして、知事も選挙戦では800円化については継続されるというような方針を示されていらっしゃいましたけれども、改めてその800円化についてどのようなお考えかというのを教えてください。それともう1点、森田知事とこれまでに県政運営について何かしら具体的な話をされたことがあったかということも教えてください。
(知事)
まず、アクアラインの800円についてですけれども、アクアラインは千葉県の半島性を克服する上で、極めて重要な戦略道路だと思っていますし、当時の県政の意思決定というのは、非常に私はリスペクトしております。そして、その効果を最大化したのは、やはり森田県政における800円であると思っておりますので、この部分は私も「県政ビジョン」でお示しをしているとおり、当然維持していきますし、それについては当然ながら国の理解を得ていく、得られるというふうに思っています。森田さんとの関係ですけれども、これまでも森田さんとは、そんなにしょっちゅうではないかもしれませんけれども、森田さんが大事にしている政策について意見交換をしたことはありますので、その思いはしっかり酌み取って県政運営をしていきたいなと考えています。
(記者)
あともう1点、今、質問にもありましたけれども、県議会との関係で、丁寧に説明をされていくというお話だったのですが、とはいえ、やはり過半数を占める自民党との関係がというところにどうしても目が行ってしまう中で、これまで自民党の県議の方、特に幹部の方と何かしらの意見交換をされたことはあるのでしょうか。
(知事)
私は、そもそも千葉市長時代も、そういう意味では、県議会議員の皆様方とお会いをしたり意見交換をする機会はありましたので、そうした人間関係というのはこれからも続いていきますし、こういう立場になりましたので、さらにより一層意見交換をしていくことになります。誰と会ったとか、そういうのは多分向こうにも御迷惑がかかる話ですから、それは申し上げませんけれども、私なりにコミュニケーションを取ってきていますし、それは多分、今までの千葉市長としての12年間を御覧になっていただければ、私が議会にどのような形で向き合っていくのかというのは、大体想像されるとおりではないかなと思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。コロナの対策は詳しくは明日ということでしたが、今日また成田空港にワクチンが着いたということもあり、高齢者接種、一般向けの接種が始まるにおいての知事としての何かお考えとか思いがありましたら、まずお聞かせください。
(知事)
やはり優先順位をしっかりとつくって、より接種に優先順位が高い方々に速やかにワクチンが届くように、そこは都道府県としての役割を果たしていきたいと思っています。それから、高齢者の接種がスタートしていく中で、市町村ごとに少し接種に対する考え方の違いといいますか、集団接種側によるのか、個別接種によるのか、これは地域差もあるのですけれども、それぞれの違いがありますので、その辺りの市町村の取組状況についても、しっかり見させていただいて、もしサポートが必要であれば、県庁としてもサポートしていきたいと考えています。できる限り混乱がないように、また、県民の皆様方に必要な情報が届くように、そこは努力をしたいと思います。
(記者)
分かりました。続いて、選挙からこれまでの間、見えないところでは県庁の方、幹部の方とコロナを含めて情報交換をされてきたと思います。市長時代あるいは選挙のときに見えた県庁と、今実際やり取りをされてみて、こういうところを強化していかなければいけないとお感じのところがありましたら、教えてください。
(知事)
そうですね、まず、大体想像していたとおりのところを改めて確認をさせていただいたというところが大きいかなと思っています。大事なことは、コロナ対策の実務的な司令塔である健康福祉部であったり県の保健所が、適切な人員体制や状況の中で、一つ一つの判断や対応をできるようにすることが一番重要だと思っていますので、そこの部分に関しては、これまでも当然、県庁として措置はされていますけれども、より12月、1月のような事態を意識した人員の準備といいますか、体制の準備、ここを今やるべきタイミングだと考えて、今話をしているところです。
(記者)
分かりました。最後にもう1点、今日、知事の周りにSPさんがいらっしゃらなかったので、SPさんとか、お住まいになる知事公舎に対しての知事のお考えがありましたら教えてください。
(知事)
SPについては、3月末をもってセキュリティレベルといいますか、考え方を下げたというふうに伺っておりますので、私の考えというよりも、県庁としてのこの間の中での御判断だと思っております。私個人としては、当然、セキュリティに関しては意識をしておりますけれども、県民の皆さんと様々なふれ合いをしていく中で、SPさんがいっぱいいると、向こう側も少し恐縮してしまうところがあるので、こういう変化というのは、私自身は前向きに受け止めております。その判断がちゃんとなるように、私も秘書課の皆さんと一緒に意識は高く持っていきたいと思います。公舎に関しては、まだリニューアルというか、いろいろされていくことになりますので、危機管理の観点から適切に対応を判断していきたいと思います。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
どうぞよろしくお願いします。2点お伺いできればと思います。1点目は、千葉市との連携についてです。千葉市を経て千葉県知事になられたということですけれども、「県政ビジョン」でも千葉市との二重行政について触れられております。就任早々ですが、具体的にどのように連携を進めていきたいかなどについて、お考えがあればまず教えてください。
(知事)
はい、ありがとうございます。これは神谷市長がこの後お越しになりますので、神谷市長がお越しになった後のぶら下がりが予定されていますね。そこでお話をしたいと思っています。大事なことは、この千葉県・千葉市の関係というのは、お互いにとってベストな結論を、トップ同士が親密な意見交換ができる関係であるがゆえに、スピード感を持って実現するというところに意味がありますので、これは、私と神谷さんの関係であれば、県民の皆さん方も、それから市民の皆さん方も、納得する結論というのを早期に導き出せると思いますので、それは御覧いただければ見えてくると思います。
(記者)
あと一点お願いします。行政のデジタル化についてお伺いしたいと思います。行政のデジタル化は国を挙げての喫緊の課題でして、国もデジタル庁を創設したということがあります。「県政ビジョン」でもこれに触れられていると思いますが、例えば、県のCIOなどの創設、あるいは人材登用でも、例えば民間の方を登用したり、あるいは組織改編をされるということで、いろいろ考えられると思います。現時点でのデジタル戦略についてのお考えをお聞かせください。
(知事)
私もこの分野に関しては、自分自身も非常にこだわりのある分野ですので、千葉県が全国の中でもデジタルの恩恵を県民の皆さんや事業者の方々に最大限還元できるような、そうしたデジタル政策であったり、デジタルの庁内体制をつくっていきたいと考えています。その中で、御質問のあったCIOとかの人材と体制の話ですけれども、まず県庁としては、今月からデジタルに関する組織強化がなされていますので、その部分の考え方であったり人事について、これから協議をしていくことになります。民間登用ですけれども、これは民間登用ありきではなくて、私が千葉市の市長のときも民間登用はしましたけれども、そのときには、求められるようなスキルであったり、人的ネットワークを持つ人間が庁内にはそのときいないという考え方の中で外部登用に至っております。これから人事を私もやっていきますので、デジタルに関係する職員がどの程度育っていて、それぞれのポストに配置できるのかをしっかり見極めて、もしそれでこの分野がちょっと弱いねという話があれば、その分野を補う民間人材がいたとすれば登用するという考え方ですので、まずは庁内の人材の状況を見極めていきたいと思っています。
(記者)
就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
まず、新型コロナの件で伺います。明日、本部会議ということですけれども、現時点で、他県ではまん延防止等重点措置が出された地域もあるような中で、現在の県内の感染状況というのは、知事はどのように御覧になっているのか教えてください。
(知事)
そうですね、下げ止まっているのは確かだろうと思っていますので、東京の感染の緩やかな拡大状況も含めて考えていくと、いずれ千葉県においても感染者が増加していくフェーズに入っていくリスクは非常に高いと思っています。できる限りその増加傾向の兆候を早めにつかんで、必要な対策が先手を打って打てるように、議論をしておきたい、準備をしておきたい、というふうに思っていますし、最悪の状況に備えた医療提供体制の準備であったり、そもそも感染拡大を抑えていくために、今までと違う追加の政策を取る必要があると考えていますので、この点についても、明日指示をさせていただきたいと考えています。
(記者)
もう一点、県議会との関係についてですけれども、先ほども少し出ました、特に自民党との関係ということで、先ほど知事は議長、副議長とお会いになられたということですけれども、どういったお話をなさったのでしょうか。
(知事)
それぞれ御挨拶程度ですけれども、山中議長は千葉市から選出されていらっしゃる県議会議員の方で、私も以前からお付き合いが長い方でありますので、しっかりと議会の代表である山中議長と木下副議長とは、綿密に意見交換しながら進めていきたいと思っていますし、その旨をお伝えさせていただきました。
(記者)
もう一点、特に熊谷さんは、選挙前に立憲民主党とか千葉維新の会と政策協定を結ぶようにしていますけれども、例えば、今後自民党と政策協定を結ぶということも視野に入れたりはしているのですか。
(知事)
首長が当選した後に政策協定を特定の会派とするというのは、あまり私は聞いたことがないので、お互いそれはないと思いますね。あくまで選挙をしていく上での政策協定だと思っています。
(記者)
今後、具体的に自民党さんと関係を構築していくのに、こうしていきたいという何かアクションを起こされたりなどは、今考えていらっしゃいますか。
(知事)
それはだから、普通にいろんなことについて相談をさせていただいたり、説明をしたりしながら信頼関係をつくっていきますので、政策協定みたいな、そういう分かりやすい話ではないですね。一個一個、日々のコミュニケーションの中で信頼関係というのはつくっていくものだと思っていますので、新聞的に分かりやすい何か象徴たるアクションがあるとか、そういうことでは多分ないと思いますけれども、日々のコミュニケーションの中でしっかり信頼関係を構築していくことになると思います。そこは多分、政策分野ではそんなに大きくそもそもずれているとは私自身は認識していませんので、普通に県民の皆さん方のために一致するところがたくさんつくっていけると思っています。
(記者)
御就任おめでとうございます。
(知事)
ありがとうございます。
(記者)
私からは、熊谷知事は市長時代から、例えば情報発信をされる際に、SNSを非常に活用されていらっしゃいました。その方針が、例えば知事に就任されてからも変わらず情報発信のツールとして活用していくのか。活用していくとしたら、今後、千葉市長時代とは違ったコミュニケーションのあり方として、どのような発展の仕方を考えていらっしゃるのか、お聞かせいただけますでしょうか。
(知事)
基本的な考え方は変わっていないですね。私のSNSの運用は、もともと私が発信することは全て、当時ですけれども、千葉市役所のそれぞれの部署が承知をしている件ばかりでありますので、知事として発信していることについても、基本的に県庁のそれぞれの部署と政策協議が終わって、かつ重要なものであれば、議会の代表の方々とお話をしたもの、ここはよく勘違いされるのですけれども、ばかりでありますので、それを私自身のSNSによって、効果的に発信をしていくことになると思います。
ただ、その際に、私は必ず行政のそれぞれのSNSとの連携というものも意識をしておりますので、これから千葉県庁として、「チーバくん」のプロモーション系の発信アカウントがありますけれども、もう少し県の行政サイドの情報を発信するようなアカウントをつくっていただいた上で、そこと連携、役割分担をしながらしていくことになると思います。
それから、内容ですけれども、少し観光的な、やはり千葉県の重要な部分ですから、そこは「チーバくん」のアカウントもありますけれども、うまく千葉県の魅力、農産物であったり、特産品であったり、それぞれの観光地のPRをうまくそこに入れていきたいと思っています。
(記者)
ツイッターなどで市長時代も市民の方と直接やり取りをされていたと思いますけれども、そういった点も変わらないという。
(知事)
そうですね。それは必要に応じてやっていくことになります。千葉市長時代と違うのは、市町村がありますので、市町村に迷惑をかける形というのは違いますので、少し制約としては、前仕事よりは出ることがありますので、それは意識しながらやっていくというふうに思っています。
(記者)
ありがとうございました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください