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更新日:令和6(2024)年5月31日
ページ番号:431370
日時 | 令和3年4月8日(木曜日)10時30分~10時56分 |
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場所 | 本庁舎5階大会議室 |
動画 | 令和3年4月8日知事定例記者会見(動画) |
(知事)
まずはじめに、新型コロナウイルス感染症への対応について、お話をいたします。
3月21日をもって緊急事態宣言が解除されて、2週間がたちました。本県の新規感染者数は、2桁となる日もありますが、直近1週間の平均はおおむね100名程度となっており、引き続き厳しい状況であります。
宣言の解除や、そして年度替わりの時期の人々の動きの影響が現れるのはこれからでありますし、また、皆様方も御承知のとおり、東京などで感染が再び拡大しつつある状況でありますので、隣県であるこの千葉県における感染状況についても予断を許さない状況だと考えております。
病床の確保についてですけれども、医療提供体制について、昨日の時点で病床稼働率は約30%ということで、2月の時点では60%を超えておりましたので、その頃と比べると下がってはきておりますが、県の病床確保計画では最も深刻なレベルを維持せざるを得ない状況であります。
現在の病床確保数1,361床、そのうち重症者のための病床が92床であります。医療機関の皆様方には、大変な御尽力、御協力をいただいていることに心から感謝をしております。引き続きの協力をお願いしてまいります。
また、入院などの待機中の方も含め、自宅で療養中の方、昨日の時点で429名となっております。県では、自宅療養者の健康管理のために、これまでもパルスオキシメーターの貸し出しを行っており、5,000台を保有しておりますが、次の感染拡大に備え、さらに5,000台を確保することにいたしました。さらに、療養中の方が適切に医療を受けられるよう、医療機関に対して、外来であったり往診など、こうした御協力をあらかじめお願いするとともに、実績に応じてそうした方々に協力金を支給するなど、自宅療養者の方が安心して療養できる環境整備に努めてまいります。
変異株についてです。本県においては、昨日の時点で62例の感染者が確認され、クラスターの事例も発生をしております。従来の株より感染力が強い可能性があると言われており、感染の拡大が懸念をされております。県では、変異株の感染拡大防止を図るために、変異株の検査を充実させること、そして早期探知に努めるとともに、感染原因の推定のための調査を徹底してまいります。
クラスターの発生件数についてですけれども、2月が47件、3月は37件、引き続き数多くのクラスターが発生をしております。県では、高齢者施設などの従業員の方へのPCR検査を実施しております。陽性が判明した方は速やかに隔離することで、クラスターの発生を今後も防いでまいります。
カラオケに関する注意であります。いわゆる昼カラオケにおけるクラスターの発生、これまでも多数見られているところであり、高齢者の方々に感染が広がる例もございます。十分にこうした昼カラオケ、カラオケについて、注意をしていただくようお願いをいたします。
ワクチンについてですけれども、2月から医療従事者に対する接種が始まっておりまして、3月末現在で約3万9,000人の方が1回目の接種を終えたところでありまして、5月の前半までに全員分のワクチンが配送されると聞いております。しっかりと接種を進めてまいります。また、高齢者向けのワクチン接種が各市町村で今月から順次始まります。県としても円滑に進むように、実施状況を把握し、必要な支援を行ってまいります。
県民の皆様方へのメッセージでありますけれども、本県においても、先ほど申し上げたとおり、いつ感染が再拡大しないとも限らないと考えております。県民の皆様方お一人おひとりが、リバウンド、再度の感染拡大を何としても防ぐ、こういう強い意識を持って行動していただくようにお願いをいたします。
具体的には、次のことを強く心がけていただきたいと思います。
1つが、不要不急の外出は控え、特に21時以降の自粛を徹底していただきたいと思います。
2つに、都道府県間の移動、特に感染が拡大している地域への移動は極力控えてください。
3つに、会話するときのマスク、手洗い・手指消毒、換気を徹底してください。
4つに、飲食について、同居家族以外ではいつも近くにいる人と、少人数・短時間でお願いをいたします。飲食時も会話するときはマスクを着用してください。そして、飲食店を利用する際は、アクリル板などが設置をされている、もしくは座席の間隔が十分に確保されているなど、感染防止対策が徹底されたお店を利用していただきたいと思います。
これまで感染の拡大が宣言解除後も一定程度抑えられているのは、県民の皆様お一人おひとりが、こうした県からの要請にお応えをいただいている結果だと思っております。改めて感謝を申し上げるとともに、引き続き予断なくこうした行動変容をしていただくことをお願いしたいと思います。
(知事)
次に、飲食店の感染拡大防止対策について、お話をいたします。
新型コロナウイルスの感染拡大防止及び飲食店の営業継続のためには、飲食店における対策の徹底が欠かせません。これまでも事業者の方にチェックリストを示して、活用を呼びかけてまいりましたけれども、さらに踏み込んだ対策として、県が飲食店の対策の状況を実際に確認をして、認証する制度の導入を検討することにいたします。
まずは、先行的にモデル市を指定して、できる限り速やかに実施をし、その効果などを検証して、段階的に全県的に実施できるようにしたいと考えております。
飲食店で安心して食事をしていただけるよう、通常のガイドラインよりも高いレベルを求めることを考えており、そういった対策状況を踏まえて認証させていただき、例えば、現在の一律的な時短要請を緩和するなどの、そうした対策を取るインセンティブを持たせることも検討してまいります。
国や市町村ともしっかりと情報共有しながら、メリハリのある対策をしていきたいと考えております。
(知事)
最後に、防災対策について、お話をいたします。
災害時、何と言ってもスピード感のある対応が重要であります。県においては、一昨年の災害を踏まえて、これまで災害対策本部の設置基準、職員の配備基準の明確化、市町村にリエゾンを直ちに配置するなど、初動体制の見直しを進めてきたところです。今後、さらに市町村と連絡を密にし、いつ災害が起きても速やかに市町村とも連携した対応ができるよう取り組んでまいります。
また、県の防災ツイッターの活用などにより、防災対策を含めた啓発を積極的に行い、災害の際には、そうした気象情報や被害情報を迅速に発信するなど、情報発信の充実を図っていきたいと考えております。
これらと併せ、災害時において、速やかに状況を把握し、必要な対策を実行するため、ヘリコプターの活用の強化にも取り組んでまいります。
引き続き、停電対策や河川の整備など、ソフト、ハード両面で災害に強い千葉県づくりに取り組んでいきたいと考えております。
私からは以上です。質問をお受けしたいと思います。
(記者)
よろしくお願いします。私からは新型コロナウイルス対策のことで質問させてください。昨日から今朝にかけまして、まん延防止等重点措置について、東京都が行政の適用準備をするだとか、政府のほうもそれについて対応するという報道が出ていますが、千葉県はまん延防止等重点措置についてどのような対応を現時点お考えでしょうか。
(知事)
現時点の千葉県における感染状況を見るに、現時点においてですけれども、まん延防止等重点措置を要請する段階にはないというふうに考えています。ただし、先ほど申し上げましたけれども、密接に関係している東京都において感染が拡大しつつあると見られる、そういう状況でありますので、引き続き予断を持たずに、感染状況を見て必要な対策といいますか、対応をしていきたいと考えています。
(記者)
東京都が9日にも適用かという報道が出ているのですが、東京が仮に適用したとしても、そのまま千葉県も適用しますというのではなく判断されるということですか。
(知事)
そうですね。千葉県の感染状況をしっかり見極めていきたいと思います。大体東京で感染が拡大されていくと、少し時間を置いて、東葛であったり、そうした形で感染が拡大していくというのはこれまでもありましたので、そうした状況が出てくるかどうかというのをしっかり日々チェックをして、早めに判断をしていきたいと考えています。
(記者)
もう一問、新型コロナウイルス対策についてお聞かせください。現在、緊急事態宣言解除後も時短要請が引き続き続いている現状があります。それは21日まで1都3県で足並みそろえて続けていくということになっていますが、22日以降のことはまだはっきりしておりません。それで、もうしばらくしましたら、次の今後どうするかという判断をしなければいけない段階にそろそろ入ってくると思いますが、現時点で知事はどのようにお考えでしょうか。
(知事)
おっしゃるとおりだと思っています。感染状況を見ていく中で、ぎりぎりではなくて、比較的早い段階で21日以降をどうしていくのかというのを考えていかなければいけないと思っています。その際には、1都3県である程度連携していくことも重要だと考えていますので、その辺りは、知事や、またそれぞれの都庁、県庁とも意思疎通をしっかり図って、この21日以降の対応をしかるべき時期に判断をしていきたいと思います。
(記者)
その点に関しますと、本日の資料にも出ているのですが、病床の逼迫ぐあいが「ステージIII」というのをなかなか脱却できない状況があるのですが、やはりここら辺は大事なことになってくるのですか。
(知事)
おっしゃるとおりだと思います。やはり病床の状況というのをしっかり見極めていって判断していく、そこが重要なポイントだと私は考えています。
(記者)
ありがとうございました。私からは以上です。
(記者)
お願いします。認証制度のことについて伺いたいのですけれども、これまで首都圏で時短というのは足並みをそろえてきていたわけで、千葉県独自の認証制度、緩和したり対象から外すとなると、東京から人が来たりということも考えられると思うのですけれども、それは対策をしっかり取っている店であればどうぞ来てくださいということになるのか、それとも、県外からはちょっと控えてほしいという呼びかけをされるのか、というのを教えていただけますか。
(知事)
これから制度を検討する中で、そうした点も議論していくことになりますけれども、例えば、今回のようにまん延防止等重点措置が取られていたり、もしくは非常事態宣言が取られているような地域からの人の往来は、飲食店の認証制度に限らず、そもそも都県をまたぐ移動について自粛を要請していくことになりますので、その状況と併せた形で、この認証制度の制度設計であったり、また、呼びかけをしていくということになると思います。
(記者)
関連ですけれども、時短の緩和なり対象から外すといったときに、アルコールの提供というのは、遅い時間まで提供できるようにするのか、それともやはりアルコールは早い時間にというふうにするのか、というのはどう考えていらっしゃるでしょうか。
(知事)
これも制度設計は今後の議論ですけれども、おっしゃったとおり、飲食とその中におけるアルコールというのは、やはり関係というか、それぞれ別個に考えていく必要があるというふうに思っています。あくまで感染を防止する対策を促すという意味においてこうしたことを考えていますので、その趣旨が果たされるような制度設計をしっかり議論してつくっていきたいと考えています。
(記者)
あと一問、今日のお話の中で、ちょっと聞き間違えていたら申し訳ないですけれども、自宅療養者の方に協力金を出されるという。
(知事)
いいえ、医療関係者。往診とかに行っていただく方に。
(記者)
間違えました。失礼しました。
(記者)
よろしくお願いします。知事はおととい、菅総理とお会いされていましたけれども、菅総理とどのようなお話をされたのか、改めて、差し支えない範囲でお聞かせいただければ。
(知事)
差し支えない範囲でお話をしたいと思います。一応、当選に関する御挨拶が基本でありますけれども、できる限りこの新型コロナ対策において、西村大臣をはじめとする政府の方々と連携を密にして進めていくというようなことをお話をしましたし、確認いたしました。あとは、ほかにも千葉県の抱えている課題に関して意見交換をしたり、また総理自身が大事に考えられている今後のことなどについて、お話を伺ったところであります。
(記者)
飲食店の認証制度、国とも協議をしていくというお話でしたけれども、認証制度の話というのは話題になったのでしょうか。
(知事)
そうですね。詳しく深く申し上げたわけではありませんけれども、そうしたこともしっかりと西村大臣やそれぞれの方々とお話をしながら、検討していきますよということは申し上げました。菅総理のほうも、少なくとも実地で確認をしていく認証制度の重要性というのはインプットされて、認識されていらっしゃるようでありましたので、時短の緩和まで、そこまでかというのはともかくとして、やはり飲食店の実効性ある認証制度というのはしっかりと進めていってほしいと、そういうような意見交換をさせていただきました。
(記者)
あと、自民党ではどなたにお会いになったのでしょうか。
(知事)
二階幹事長にお会いをさせていただきました。
(記者)
やり取りでいうと、お話は総理と同じような。
(知事)
そうですね。二階幹事長とは、これは森田知事も1月ぐらいに行かれていたと思いますけれども、成田周辺の活性化に向けて、林幹雄幹事長代理も同席されておりましたので、成田の国家戦略特区も含めた活性化について、ぜひ今後もお力添えを賜りたいというようなことを含めて、いろいろ道路関係も含めてお話をさせていただきましたので、結構お話ししましたかね。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
関連ですけれども、菅総理とお会いになった日に各政党、立憲民主党さんもそうなのでしょうけれども、自民党や公明党、共産党などの方にもお会いになったというふうに聞いているのですが、どのようなお話をされたかということと、どのような狙いだったかというところを教えてください。
(知事)
そうですね、それぞれ代表であったり、公明党であれば山口代表でありますし、立憲民主党であれば枝野代表になりますし、国民民主党であれば玉木代表ですかね。そういう形でそれぞれの方々とお話をさせていただいて、基本的には、当選させていただいたので、これからいろんな形で連携をさせていただければというのが主眼ですね。あとはコロナ対策についてしっかりやっていきます、もしくは、こんなことを考えてみたらどうだとか、そういう話をさせていただきました。
(記者)
国、中央レベルではそういうような行動をされたということで、県議会の各党や各会派とはどういうような接触をされていらっしゃるのでしょうか。
(知事)
基本的にはそれぞれの会派の方々にもしっかりとお話をさせていただいておりますし、当然、例えば特別秘書である吉田氏を起用することに関しても、これは知事が決めることでありますけれども、議会のほうにもしっかりと、そうした形の人事をさせていただきましたということは、それぞれの会派の方々、しかるべき方々にお話はさせていただいています。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
すみません、お疲れさまです。パルスオキシメーターの関係ですけれども、合わせて1万台と、かなり多くの数になると思うのですが、これはどの程度の感染者数だとか、どのぐらいの方に行き渡るようにというふうな想定で1万台の確保ということに決めたのでしょうか。
(知事)
今後の感染拡大がどのような状況になるか分かりませんので、そういうふうにならないようにしっかりと対策を取ったり、また県民の皆様方に行動をお願いするというのが基本ですけれども、仮に最悪の事態になったときに、そこで慌てて発注するとか配備するのではなく、どのような状況であったとしても対応できるように、こういう形で対処しておくということです。
(記者)
ありがとうございます。いつぐらいまでに1万台を確保できそうだとお考えですか。
(職員)
健康づくり支援課でございます。できるだけ早くというふうに考えておりますが、今月中ぐらいに何とか納品をしていただけるように事業者と調整してまいりたいと考えております。
(記者)
ありがとうございます。あともう一つ、変異したウイルスの対策として検査体制を強化していくということだったのですけれども、具体的にはどのような体制で今後臨むかを。
(知事)
我々県もそうですし、それから、民間の方々に対するそうした検査の拡充をしていくということ、それから、今までは県と千葉市ですけれども、これに加えて船橋市さんであったり、そうした保健所設置市のほうでも、この変異株の検査能力を整備されるというふうに聞いておりますので、それらの整備とともにこの検査率、検査能力を上げていけると考えています。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。コロナ対策の関連ですけれども、東京都の動きに関連して、現時点で1都3県、首都圏のほかの知事と何か御相談されたり、お話しされたことがあるのかどうか、確認させてください。
(知事)
はい、本当に毎日のように意見交換させていただいていますので、それぞれの状況であったり、それに対する評価、受け止めであったり、今後に対するお考えであったり、これらについては私自身の考え方もお伝えしておりますけれども、頻繁に意見交換をさせていただいております。
(記者)
東京都の国の関連でも、既に意見交換は。
(知事)
東京都さんもしっかりと隣県に配慮されていると受け止めておりますので、そうした連絡もいろいろ頂きながら、我々として判断をさせていただいています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
主に2点伺わせてください。21日に今で言う9時までの時短要請というのが解除されますが、その辺りはゴールデンウィークも控えているわけで、人の移動が多くなることが予想されていますが、飲食店には9時までの時短で、他方で観光業はゴールデンウィークというのはかき入れ時だと思うのですけれども、その辺りについて今お考えになっていることがもしあればお聞かせください。
(知事)
ゴールデンウィークをどういうふうに考えていくのかというのは、非常に重要だと考えています。やはり基本は、感染拡大をしているような地域における、外出の中には当然観光も含まれておりますので、できるだけ控えていただきたいということと、我々自身はできる限り県内でのマイクロツーリズムを促進していきたいと考えておりますので、できる限り旅行をされるのであれば県内をというのが私たちとしてのメッセージだと思います。それから、観光、宿泊等される際には、そうした感染防止対策がしっかりされている場所を御利用していただきたいということです。
(記者)
もう一点ですが、先週にかけて健康福祉部のほうで酒絡みのトラブルが続いたわけですけれども、県のトップとして受け止め、さらに県民の皆様に一言お願いできますでしょうか。
(知事)
この件に関しては、県民の皆様方に大変申し訳なく思います。我々、千葉県として、県民の皆様方にお願いしていることは、私たち県職員が、私も含めてやはり率先垂範をしていかなければ信頼されないと考えておりますので、こうした事例を受けて、いま一度しっかりと我々自身が範を示さなければならないという考え方のもとで、日々の行動をしっかり律していく、そういう考え方であります。
(記者)
これを受けて熊谷知事として何か県の職員に訓示を出したり、庁内での指示みたいなものは出されたのでしょうか。
(知事)
綱紀保持に関するそうしたものを出させていただいていますので、それで大丈夫ですか。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
ちょっとまた別件ですけれども、例の福島第一原発の処理水の問題の関係で、近く菅総理が海洋放出の是非を判断する見通しということで、千葉の房総沖も福島に比較的近いというところもあると思うのですけれども、知事としては海洋放出の是非についてどのようにお考えでしょうか。
(知事)
やはり漁業関係者の声をしっかりと聞いて、丁寧なプロセスで進めていっていただきたいと考えています。また、その際には、安全性を含めた、県民の皆さんが必要としている情報を政府が分かりやすく発信をしていただくこと、それから、風評被害を防ぐための情報発信や対応について、政府にしっかりと求めていきたいと思います。風評被害に関してはマスメディアの皆様方にも強くお願いをしたいと考えています。
(記者)
賛成か反対かというのは、明言はなされないということですか。
(知事)
科学的根拠に基づき、もしくは国際的な基準に基づき対処されていくものだと考えておりますので、その点を大前提として、先ほど申し上げたことを政府にも求めていきたいと思います。
(記者)
ちなみに、全漁連のほうは反対を表明していますけれども、その件についてはどうお考えですか。
(知事)
漁業関係者の方々は風評被害をやはり一番気にされていると思いますので、その不安を払拭するような対応が政府には求められていると思います。
(記者)
分かりました。
(記者)
よろしくお願いします。認証制度についてですけれども、まだ制度の検証段階で、いつになるのかというのは具体的に言えないかと思いますが、大体4月中にモデル市を決定して、5月に制度の検証を開始したいとか、大まかな大体のスケジュールのめどとかを教えてもらえますか。
(知事)
これは本当にモデル市と連携をしながら慎重に制度設計をしていくところでありますので、時期をまだ現時点では申し上げられなくて申し訳なく思うのですけれども、できる限り早く制度設計をして、モデル実施をしていきたいと考えています。ある程度しかるべき時期には、そのめどをお示しをしたいと思います。
(記者)
どれぐらいでめどは示されますか。例えば夏までに実施しますよというのがあれば。
(知事)
そうですね、少なくとも夏だと、それはもう遅過ぎると思っていますので、まずはできるだけ速やかにという言葉の中でお感じ取っていただければと思います。
(記者)
私からすると、もう6月から梅雨で夏になってくるのかなと思いますが、一体どういうような……。
(知事)
少なくとも5月中ぐらいには、6月になったらそれはもう私も遅いと、モデル実施そのものが6月になってはいけないとは思っています。
(記者)
5月中には実施したいというような。
(知事)
そうですね、少なくとも。
(記者)
分かりました。あと、まん延防止等措置は国が今後決めていくことになるかと思いますけれども、もし1都3県、首都圏全域で、例えば千葉県の場合、隣接市だけでもまん延防止等措置をお願いしたいと、もし国から要請があった場合は、千葉県としてはどういうふうに検討するのか、仮定の話で申し訳ないのですが、お考えはありますでしょうか。
(知事)
そうですね、そういう話が仮にあった場合、これは仮定の話ですからお答えしづらいですけれども、そういう話があれば、しっかりとまずその理由、背景を伺った上で判断をしていきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。
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