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更新日:令和6(2024)年11月14日
ページ番号:475079
日時 | 令和3年11月18日(木曜日)10時30分から10時57分 |
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場所 | 本庁舎5階大会議室 |
動画 | 令和3年11月18日知事定例記者会見(動画) |
(知事)
はじめに、千葉県産米のプレゼントキャンペーンについて、お話をいたします。
千葉県には、「コシヒカリ」をはじめ、オリジナル品種「ふさおとめ」や「ふさこがね」のほか、昨年秋にデビューした、大粒で、ほどよい粘りと弾力が特徴の新品種「粒すけ」など、おいしいお米がたくさんあります。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食やインバウンド向けの農林水産物の需要が落ち込んでおり、特にお米はその影響を強く受け、全国的にも価格が大幅に下落している状況です。
そこで、県では、県産米をはじめとする農林水産物の消費拡大と販売促進を図るために、今月26日から来年1月31日までの約2か月間、「食べて応援!買って応援!千葉県産米プレゼントキャンペーン」を実施することといたしました。
このキャンペーンでは、期間中に県内の対象宿泊施設に宿泊した方や、観光農園を利用した方、対象店舗から県産品をお取り寄せした方などから、抽選で1万名様に、本県期待の米の新品種「粒すけ」5キログラムと、風味豊かな千葉海苔をセットでプレゼントいたします。このキャンペーンを通して、千葉の自慢のお米と海苔のコラボレーションを堪能してください。
応募方法などの詳細は、キャンペーンの特設サイトで御確認ください。多くの皆様の御応募をお待ちしております。
千葉県は全国有数の農林水産県であります。三方を海に囲まれ、黒潮の影響を受けた温暖な気候と、豊かな資源を活かし、米や野菜、果物、花など多くの農産物が生産され、様々な水産物にも恵まれ、まさに「食材の宝庫」です。
魅力ある観光地もたくさんありますので、皆様、ぜひ千葉県へお越しいただき、千葉の旬のおいしい食材を召し上がってください。また、お越しになれない方も、千葉県の特産品をお求めいただき、御自宅で「ちばの恵み」を感じてください。
召し上がっていただき、お買い求めいただくことで、県内の農家や漁業者などの皆様を応援いただきたいと思います。
(知事)
次に、「千葉のちから『中小企業・小規模企業表彰』」について、お話をいたします。
県内企業の99.8%を占める中小企業は、本県経済を循環させ、雇用を支えており、地域の発展のために欠かせない存在です。
本県では、事業活動を通じて地域の発展に貢献している皆様をたたえ、応援するため、平成18年度から3つの分野で表彰を行っています。
ここで、今年度の受賞者を御紹介いたします。
1つ目は、「中小企業・小規模企業」表彰です。
香取市の「ちば醤油株式会社」は、2015年、「食」をテーマに開催されたミラノ万博において、醤油の香ばしさを売りにした焼きおにぎりを出展し、海外の外食産業を取引先として開拓されました。
このほかにも、被災地でヘアカットのボランティアを実施した企業や、地域独自のデリバリーシステムを立ち上げた飲食店経営の企業など、経営努力を重ね、業界と地域の発展に貢献している中小企業・小規模企業、計12社にお贈りすることといたしました。
2つ目は、「商店街」表彰です。
松戸市において、クリスマスの時期に、音楽祭や抽選会等のイベントを地域の商工会議所や観光協会などと一丸となって展開し、にぎわいの創出に寄与されている「松戸駅周辺商業協同組合」にお贈りすることといたしました。
3つ目は、「従業員」表彰です。
長年にわたり県内の中小企業・小規模企業に勤務され、成績優秀、他の従業員の模範となっている方々です。
他社と共同で先駆的な新製品の開発に携わられた方、長年にわたり高品質の製品製作を続けてこられた方など、6名の方にこの「従業員」表彰をお贈りすることといたしました。
なお、表彰式は本日の午後、県庁で行います。
県では、県内経済の活性化や地域社会の発展のため、常に経営努力を重ねる中小企業や小規模企業、商店街、さらに中小企業において地道な努力を続けられる従業員の方々を、今後も応援してまいります。
(知事)
最後に、これから旬を迎えるみかんのイベントについて、御紹介いたします。
県内では、安房地域を中心に「温州みかん」や「レモン」など、柑橘類の栽培が盛んです。
特に、これから最盛期を迎える「温州みかん」は、地域の直売所などで購入できるほか、「観光みかん狩り」が楽しめます。
県では、これら柑橘類のさらなる品質向上とPRのために、今週末の20日と21日の2日間、「房総みかん美味コンテスト」を開催いたします。
今回は、「温州みかん」、「レモン」、「ゆず」を対象に、20日に専門家が糖度やおいしさ、見た目などの審査を行い、最高の一品を決定いたします。
翌21日には、「イオンスタイル木更津店」において、入賞したみかんなどの展示と即売を行います。
1年おきに開催されるこのコンテストは、前回、令和元年房総半島台風の影響を受け中止となりました。このため、今回は4年ぶりの開催となります。災害からの復興が進む本県のみかん産地をPRする機会にもなります。また、近年人気の高いレモンなどの栽培に新たに取り組む人が増えております。
県では、こうした方々を応援するため、栽培技術の指導を行うなど、産地を盛り上げていきたいと考えております。
今年も生育は順調で、甘味の中に、ほどよい酸味が感じられるおいしいみかんがお楽しみいただけます。皆様もぜひイベント会場に足をお運びいただき、今年一番の千葉のみかんを召し上がってみてください。
私からは以上です。それでは、御質問をお受けいたします。
(記者)
よろしくお願いします。まず、小笠原諸島の軽石の問題で、今現在、館山や勝浦に漂着しているという報道関係があります。まず、これは軽石という認識でいいのかも含めて、現状どういう状況なのかを伺いたいと思います。
(知事)
まず、館山のほうで発見された軽石と見られるものでありますけれども、噴火によるものかどうかというのは断定はできないですけれども、そうした軽石について、漁港等からも報告をいただいているところです。報道等、もしくは研究などによると、本格的にこちらの方面に来るのは、もう少し後だとは聞いておりますけれども、我々は関係機関としっかりと連携をしながら、しっかり対策をとっていきたいと思っています。
当然、オイルフェンスもいざというときに展開できるように、それぞれの港湾関係者であったり漁港であったり、それぞれの地域の備蓄状況の確認なども行っていますので、遺漏のないようにしっかり対応していきたいと思います。
(記者)
分かりました。今、少し触れられたと思うのですけれども、それに対する知事の御認識と今後の対応策、オイルフェンスのほか、もろもろあるとは思うのですけれども、どういった御対応を考えていらっしゃるのか伺えますか。
(知事)
当然、漁業と船舶に影響を与えないようにすることが重要だと思っていますので、しっかり情報収集をした上で、必要な対策を迅速に実施できるように体制は整えているところです。
今日も、伊豆大島のほうに県の漁業調査船が向かっておりますので、しっかりと情報収集は重ねていきたいと思います。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。あと、ちょっと質問が変わるのですけれども、東京五輪、パラリンピックの関係で、推進会議のほうで一宮にモニュメントを立てるという、そんな話も出ていたと思います。具体的にレガシーというところで話が進んでいるのかなと思いまして、今現在言える範囲で、どういったレガシーを考えていらっしゃるのか、具体的な話と、意義というか理念的な部分も併せて伺えればと思います。よろしくお願いします。
(知事)
今、モニュメントについては、いずれにしても設置をするべく、詳細については協議をしておりますので、しかるべき時期にはお話をさせていただきたいと思います。大事なことは、オリンピック史上最初のサーフィン競技が、私たちの千葉県釣ヶ崎で行われたわけでありますので、それがしっかりと現地の会場となった場所で確認ができ、そして、それがレガシーとして実感できるようにすることが大事だろうと思っています。
当然、モニュメントも重要でありますけれども、あの一帯をどのように活用していくか。これは一宮町さんからも御希望を伺っておりますので、県と一宮町一緒になって、さらには地域の方々にも入っていただいて、しっかりとまちづくり全体としても考えていきたいと思っています。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
(記者)
おはようございます。今日の発表の中でお米のプレゼントキャンペーンがあったので、その点でお伺いしたいのですけれども、JAいちかわさんがドバイで「粒すけ」を海外展開するということで、コーシャ認証というのを、初めて聞いたのですが、それを取得した上で、今日から出荷をすると聞いております。
千葉県産の農産物の海外展開というのは、これまでも千葉県では行ってきましたが、例えば、お米のみならず、千葉県には豊富な農産物があります。今後もそういった農産物の海外展開であったり、熊谷知事自ら、今はコロナ禍で厳しい状況かもしれませんが、今後、トップセールスをどのようにお考えになっているのか、お聞かせいただければと思います。
(知事)
ちょうど昨日、JAいちかわの今野理事長からこのコーシャ認証の話を伺ったところでありましたので、今日、新聞等を見て、「ああ、まさにこれだな」というふうに実感をいたしました。
中東のほうに独自のネットワークを持たれているJAいちかわさんが、こういう形で千葉県の新しい品種をPRしていただけるというのは大変うれしく思いますし、当然、我々県としても、補助事業によって応援をさせていただいています。
これからも、海外への県産の農林水産物の輸出については継続的に、これは継続が重要だと思っておりますので、しっかり取り組んでいきたいと思っています。サツマイモなどを含めて、しっかりと現地でニーズのあるものを出していきたいと考えています。
もちろん私自身も、知事が行くことによってさらにその販路が拡大できる、プロモーションができるということであれば、当然率先して行きたいと思っています。重要なのは、それに加えて継続的に海外輸出が促進される仕組みを構築することが大事だと思っていますので、その観点からも、県庁一丸となって取り組んでいきたいと思います。
(記者)
お米に関してもう一点なのですけれども、先ほどの知事の御説明の中で、米価が下落している状況だというお話がございました。県としてこうした状況を、農家の方を下支えするという面でどういった支援を考えているのか、お聞かせいただけますか。
(知事)
我々はこれまでも、底支えをしていくために飼料用米への転換に関して補助を出させていただいて、今年度については、非常に多くのそうした要望、申請をいただいているところです。引き続き、そうした飼料用米への転換の支援をしていくということと、今回のような観光施策と連動する形で、少しでも県産米の需要をつくっていきたいと思っています。
それから、米価全体に関しては、これはもう県を超えた全国的な課題になりますので、我々も全国知事会などを通しながら、政府のほうにしっかりとした対策を求めていきたいと思います。
(記者)
あともう一点ですが、知事、14日に富津市を視察されました。その際、突風の被害に遭った富津市富津も視察したとお聞きしておりますが、そのときの、例えば住民の方の声であったり、地元自治体の支援、どういうことを求められたのか教えていただければと思います。
(知事)
住民の方ともお話をして、本当に一瞬だったというような形で、後で見たら屋根が被害を受けていた、こういうようなお話も聞かせていただいたところであります。既に修理を完了されていたり、進められているお宅がかなり多いというのも受け止めました。
具体的な支援の要請を住民の方から受けたわけではありませんけれども、今後も富津市とは意見交換をして、何か県として支援が必要なことがあれば、しっかりと富津市とは話し合っていきたいと思います。
(記者)
先ほども軽石の件で質問があったと思うのですが、知事、今朝ツイートされていたかなと思うので、ちょっと確認をさせていただいたのですが、その際、対策をするチームづくりはもう既に行っているということでした。現状、どのような体制なのか教えていただければと思います。
(知事)
では、担当からお話を。
(職員)
危機管理課です。県では、先月28日に全局に横断します情報連絡会議を設置いたしまして、各部局間での情報共有と対応の確認しているところでございます。最新の情報についても、内部で共有しております。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
お願いします。まず、コロナのワクチン接種に関してなのですけれども、昨日、3回目の配分の日程が示されました。配分計画の現状の検討状況をお聞かせください。
(知事)
昨日説明を受けて具体的な数量等が示されましたので、今後、市町村ともやり取りをしながら配分のほうを考えていきたいと思います。感覚としては、ファイザーだけでは十分に供給できないということでありますので、ファイザーとモデルナを、どういうふうにスムーズに必要とする方に、医療従事者の方々の御理解を得ながら配分していくか、ここが肝だろうと思っています。
(記者)
併せて、5歳以上の児童の接種の準備もしてという通知があったと思うのですけれども、そちらのほうの準備状況はいかがでしょうか。
(知事)
これはまだ正直難しいところで、時期などについてだけ示された状態で、まだ具体的な準備ができるほどの情報が国から正しく示されている状況ではありませんので、小児が接種する際のリスクですね、やはり小児科がいたほうがいいのかとか、そのような接種場所の状況もそうですし、それから、保護者が当然ながら2回ついていかなければいけないわけですから、どういう形が現実的かも含めて、接種をされる子供や、また御家庭に沿った形の方法をしっかり政府からも情報を引き出しながら検討していきたいと思っています。
(記者)
あとは話題が変わりまして、八街での児童トラック事故の公判が進んで、裁判の中では常習的な飲酒をうかがわせる話であるとかが出てきたり、勤務先が内部からたびたびこの指摘を受けていたというお話もありましたけれども、これについて、まず受け止めをお聞かせください。
(知事)
今後、さらに裁判で詳細が示されていくと思いますけれども、常習的であったとすれば、また、常習的に飲んでいるのではないかという情報が事業所に寄せられていたとすれば、これはやはり許せることではない、納得できることではないと思っていますので、改めて、こうした飲酒運転をされる方の当事者としての責任感も当然問われてくるのと、それから、雇用主の責任というものについても、改めて私たちは再確認をしていかなければいけないと思っています。
我々も、八街市のあの痛ましい事故を受けて、既にそうした雇用主等に関しては、しっかりとした朝礼等での確認も含めて、飲酒運転根絶に向けた呼びかけをしっかりしておりますけれども、改めて、こうした裁判の状況を見ながら、適切に対応していきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
私もコロナのワクチンの件でお伺いしたいのですけれども、3回目の接種の間隔ですが、当初は2回目から8か月以上という指針が示されて、その後、6か月に前倒しが可能という形になって、また改めて、原則8か月以上という形で厚労省から示されたわけですけれども、その二転三転する接種間隔の方針、その受け止めをお伺いしてよろしいですか。
(知事)
様々ありましたけれども、当初どおり8か月が原則というのが明確に示されましたので、よかったなと思っています。市町村はこの間、報道等でかなり困惑をしておりましたので、当初の考え方どおりで政府もしっかりと説明をされたので、よかったなと思っています。
(記者)
ありがとうございました。
(記者)
お疲れさまです。病床確保計画の関係ですけれども、ピーク時の2割増しで最大で確保するということになると思うのですけれども、千葉県では、担当課に聞いたところ、1,700床余りの病床を確保するということですけれども、これについて、十分な数なのか、実現に向けて医療機関もなかなか大変だと思うのですけれども、知事としては、この確保というのはどのようにお思いでしょうか。
(知事)
ワクチンの普及があるなど状況が少し変わってきているということと、一方で、政府が示している、感染力が2倍であったとしても耐えられる医療提供体制をという、そういう条件の中において、千葉県として2割病床を積み増す現在の計画というのは、妥当だろうと思っています。妥当というか、ここは簡単に容易に実現できるものではなくて、医療関係者の皆様方の御協力と、それから、県としても、臨時医療施設等のさらなる確保、医療従事者の確保、そういう全ての施策が積み重なって実現できるものでありますので、大変我々としては高い目標ではありますけれども、しっかりと計画どおり、病床をいざというときのために確保しておきたい。そのために、今、各部署が頑張ってくれているところです。
(記者)
その中で、第6波が来ないことを願うのですけれども、もし来た場合に、病床の稼働率を上げていくということが重要だと言われていますけれども、そこら辺、知事はどのように対策とか医療機関と連携していくということでしょうか。
(知事)
千葉県は、少なくとも病床に関しては、第5波も含めて、基本的には病床としてカウントしていたものは正しく稼働していただいていたというふうに認識をしています。できる限り病床の稼働率を上げていくためにも、特に、コロナの重症や中等症を診ていただいている医療機関の病床から快方に向かった方々が、軽症なら診られるという医療機関、病床に正しく転院していくことによって、それぞれを必要とする医療レベルが正しくマッチングされていくということが極めて重要だと思っています。この辺りは医療機関同士の連携も重要になってまいりますので、我々は今もそういう医療機関同士、さらには県も入っての会議等をやってきておりますので、引き続き信頼関係をしっかり取って、そうした対応に当たれるようにしたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。最後もう一点ですが、逆の方の話というか、今、一方で感染者数が非常に少なくなって、20人程度で、ただ、確保病床は一番レベルを低くしても800床近くあるというところで、医療機関もそれを空いたまま維持するのは厳しいという声も聞いているのですけれども、そこら辺は知事としては今後どのように、じゃあ、どこでさらに確保病床を減らすと考えていけばいいのか、今どのようにお考えかをお聞かせください。
(知事)
新型コロナウイルスの対応で難しいのは、今のように限りなく少ないときから、1日1,000人、2,000人近くという感染者になる。非常に需要が大きく短期間に変動する可能性があるところが、難しいポイントだと思っています。確かに現在、病床としては大きく空いているわけでありますけれども、新型コロナウイルスの感染の特性上、いつ急激に増えるか分からない。そのときに、数日で病床が確保できるわけではありませんので、最低限の病床は、どのような急展開があったとしても受け止められるように備えておかなければいけないと考えていますので、そうした医療現場の準備期間等を考えると、現在のフェーズ、最初の段階で確保している病床数というのは確保せざるを得ない、確保していくことが県民の命と安全のために必要だという認識です。
(記者)
では、下げるとしたら、今後また、もうしばらく状況を見てというところですか。
(知事)
そうですね。基本的にはこれをベースに。医療機関とも意見交換をした上で基本的には進めさせていただいていますので、この体制を原則としたいと考えています。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
よろしくお願いします。ワクチンのことでお尋ねしたいことがあります。県内の接種率が、1回目81~82%ぐらいになっていますが、恐らく2回目もこのまま何週間かすれば、八十数%という形になると思います。現時点で80%という数字の評価と、頭打ちというのがそろそろ来るのではないかと思いますが、知事はどのようにお考えですか。
(知事)
まず、この8割を超える対象者の方々が接種をいただく状況が確実になってきているというのは、本当にこの間、接種に御協力をいただいた医療機関、本当に大変だった接種事務を進めてこられた市町村の職員の皆様、多くの関係の方々のこの間のすごい努力の積み重ねで、この大きな山に登ることができたと思っていますので、改めて感謝を申し上げたいと思っています。
その上でですけれども、ここから先1%でも増えることが、さらなるリスクを低減することになりますので、今確かに感染は落ち着いていますけれども、また感染が拡大してから打とうと思っても、そういうふうにはいかない可能性も十分にありますので、今悩んでいる方はぜひワクチンの接種をしていただきたい。特に、例えば肥満の方ですとか、もしくは基礎疾患をお持ちの方ですとか、重症化しやすい因子を持っている方、要素を持っている方は、ぜひワクチン接種を引き続き御検討いただきたいと思います。
(記者)
それに関連して、今後、年明け以降、3回目というのが本格化してきますけれども、この1回も打たない未接種の方というのが重なってしまいますと、難しい状況が起きるかなという懸念はお持ちなのでしょうか。
(知事)
基本的には市町村の皆様方を中心に、その両方を受け止めるような議論と調整をしていくわけですけれども、今はもう、各市も集団接種会場等で予約なしでも受けられるような状況をつくっていただいているわけですよね。これが、3回目の接種とかが始まってきますと、当然ながら今よりは簡単にはワクチンが接種できない状況になることは可能性としてはありますので、今のうちにぜひワクチン接種を検討していただきたいと思います。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
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