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更新日:令和4(2022)年3月25日
ページ番号:501666
日時 | 令和4年3月17日(木曜日)19時05分~19時33分 |
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場所 | 本庁舎5階大会議室 |
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まず、昨夜発生した地震について、お話をいたします。
今回の地震では、県内で大きな被害は確認されなかったものの、けがをされた方がおられ、また、東北の各県では亡くなられた方やけがをされた方々が多数いらっしゃいます。亡くなられた方やその御家族に心からお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。
今後もいつまた大きな地震が発生するか分からない状況であります。県民の皆様には、お住まいの地域のハザードマップなどについて再度御確認いただき、もしものときに備えていただくようお願いいたします。
県としては、今後も、適切な情報発信や迅速な初動対応に努めてまいります。
それでは、対策本部会議後の件について、お話を申し上げます。
本日、国において、本県をはじめとした18都道府県のまん延防止等重点措置が全て終了することとされました。
まずはこれまで御協力をいただいた県民・事業者の皆様、また、医療機関、医療従事者等の皆様方には感謝を申し上げます。
本県の新規感染者数は、本日までの1週間平均で2,987人。緩やかな減少傾向にあるものの、依然として高い水準で推移しております。
入院患者数は昨日時点で906人、うち確保病床に738人が入院しており、確保病床の使用率は41.6%となり、減少傾向が継続しております。
酸素投与が必要な方や重症者数も減少してきているなど、医療提供体制への負荷は徐々に下がってきております。
こうした状況を踏まえ、本日の対策本部会議において、まん延防止等重点措置の終了後の対応について決定いたしました。
対策本部会議で決定した内容について、主なものを申し上げます。
まん延防止等重点措置終了に伴い、営業時間の制限などの要請は行わないことといたしますが、基本的な感染防止対策の継続をお願いしていくことといたしました。
県民の皆様には、次のお願いをいたします。
混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出は、引き続き控えてください。
飲食店を利用する場合は、認証店・確認店を御利用ください。飲食は黙食を基本とし、「会話するときはマスク」を忘れずにしてください。そして、短時間で、深酒をしない。
1テーブル4人を基本として、広さに応じて、一定の距離などを確保できるような人数でお願いいたします。これは、1テーブル4人を基本として、テーブルの広さに応じてこれを上回る人数も可能であること、また、部屋の広さに応じて、こうした単位の複数のテーブル分の人数での利用を可能とするという趣旨であり、グループ全体の人数を4人以下にするという意味ではありません。
飲食店の皆様に対してですが、これまで実施してきた飲食店等への営業時間短縮要請の制限は解除いたします。約2か月にわたって御協力いただいた事業者の皆様方に、改めて深く感謝を申し上げます。
感染防止対策の実施状況については、引き続き見回りにより確認させていただきます。
事業者の皆様には業種別ガイドラインを遵守いただき、休憩室や更衣室など、「居場所の切り替わり」に特に注意ください。テレワークの活用、時差出勤など、人との接触を低減する取組も、引き続き継続をしていただきたいと思います。
イベント主催者の皆様に対してであります。
感染防止安全計画を県に提出し、確認を受けた場合は、施設の収容定員までの入場を可といたします。
医療提供体制の強化等の取組についてでありますが、新規感染者数は徐々に減少しておりますが、引き続き、医療を必要とする方に適時適切な医療が提供できるよう、十分な体制を確保してまいります。
まず、病床については、現在、1,774床を確保しています。
次に、発熱外来については、836医療機関で対応していただいており、そのうち7割を超える医療機関が県ホームページでの公表に承諾いただいております。引き続き、公表する医療機関の数が増えるよう、働きかけを行ってまいります。
臨時の医療施設については、県がんセンター旧病棟、ちばぎん研修センター、流山市のキッコーマンアリーナの3か所を確保しておりますが、4月には新たに富里市内のホテルを臨時医療施設として、約50床を稼働する予定です。
新型コロナウイルス感染症からの回復患者の受入れに協力いただく「後方支援医療機関」や、退院基準を満たす要介護高齢者の受入れが可能な介護老人保健施設が増えるよう、引き続き働きかけを行っております。
検査体制です。検査体制を充実させるため、2月21日から「千葉県新型コロナウイルス感染症検査キット配付・陽性者登録センター」を設置し、これまでに約5万キットを配付、約2,000人が陽性者の登録を行いました。
自宅療養者の支援について、SMSを活用した迅速な情報提供、電話やチャットによる相談窓口の設置、パルスオキシメーター10万台弱の確保、配食サービスの配送能力の強化など、対策を強化しております。
保健所の体制強化については、1月以降の感染急拡大に際して、各保健所に県職員を1日当たり185人派遣するとともに、現在も県内15市から応援職員を1日当たり28人派遣していただいています。
ワクチン接種については、3回目の接種の速やかな実施のため、県による集団接種会場を2月15日から開設しています。
治療薬の投与体制の整備としては、例えば経口抗ウイルス薬であるラゲブリオについて、3月10日時点で医療機関と薬局を合わせて約1,800施設が使用可能な機関として登録されております。
また、2月に新たに承認されたパキロビッドについても、3月7日現在、104の医療機関と薬局が使用可能な機関として登録されております。引き続き医療機関等に対して、積極的な登録を呼びかけてまいります。
次に、高齢者施設等の感染拡大防止についてです。
高齢者施設などにおけるクラスターの発生を防ぐために、施設の従事者、新規入所者などへの検査を実施するとともに、発症や重症化を予防するため、施設入所者などに対する3回目のワクチン接種を早期に完了できるよう、働きかけてまいりました。その結果、2月末までに追加接種が完了した施設は全体の88%となっています。接種が完了していない施設に対しては、引き続き働きかけを行ってまいります。
次に、県立学校の対応についてです。
基本的に通常の活動を実施いたします。また、引き続き感染防止対策は万全にした上で、授業等や学校行事の実施に当たっては、感染リスクの高い活動について、距離をとる、グループの人数を減らすなど、活動の内容や方法を工夫していきます。
部活動については、感染防止対策を徹底した上で、通常の活動を実施可能といたします。なお、他校との練習試合等の交流も可能といたしますが、特に春休みの活動については、新年度の学校教育活動を円滑に開始できるよう、感染拡大を招かないための工夫をするなど、感染防止対策を万全にした上で実施いたします。
次に、需要喚起策についてです。
まん延防止等重点措置の解除後の飲食業や観光業の需要回復に向けた取組を行うことといたします。
飲食店を支援する「Go To イート」事業については、利用や新規販売を一時停止しておりましたが、解除後の3月22日から、まずは販売済み食事券の利用を再開するとともに、「高いレベルでの感染対策を行っている認証店に限定して使用できる25%プレミアム付き食事券」の新規販売を再開することといたします。
なお、「認証店と確認店で使用できる20%プレミアム付き食事券」の新規販売については、今後の感染状況などを踏まえ、できる限り早く再開することとしたいと考えており、販売時期については、後日改めてお知らせいたします。
また、観光の需要喚起策である「千葉とく旅キャンペーン」事業については、重点措置終了後の3月24日から、まずは千葉県民の方を対象として再開することといたします。なお、今後調整が済み次第、随時、他県にも拡大してまいります。
最後に県民の皆様へのメッセージを申し上げます。
まん延防止等重点措置は終了いたしますが、引き続き、基本的な感染防止対策の徹底をお願いいたします。特に、飲食店の時短要請は解除いたしますが、引き続き、飲食時のルールを守っていただきたいと思います。
また、花見の時期になってまいります。県管理の公園などの屋外施設については、お酒を伴う飲食・宴会は、人と人との間隔が適切に確保できないこともあるため、御遠慮いただきたいと思います。
県としては、必要な方に必要な医療や支援等が提供できるよう、今後も全力で取り組んでまいります。また、今後も社会経済活動の維持との両立を目指しながら、感染拡大防止対策に取り組んでまいります。
県民・事業者の皆様にも、再拡大しないための行動について、引き続き御協力をお願いいたします。
私からは以上です。
(記者)
よろしくお願いします。まず、飲食店に対する要請の解除、そして、利用する県民については、今後、感染防止策を守ってくださいねというお願いという形になりましたけれども、これの実効性といいますか、どういうことが今後鍵になってくると思われるでしょうか。
(知事)
そうですね、やはり年度をまたぐ中で、例えば歓送迎会を含めた飲食や宴会の機会というのは、どうしても増えてまいります。まだ、医療提供体制としては決して安全な状態にまで下がりきっているわけではありませんので、県民の皆様方の行動が極めて重要になってくると思っています。
そういう意味では、時短そのものは解除いたしますけれども、いわゆる「3密」的な、そういう密な状況での飲食のリスクは非常に大きい、高いものがありますので、今回、このような形で、県民の皆様方に飲食をする場合、これは飲食店を利用される場合もそうでありますし、例えば、御自宅でホームパーティーであったり、いろいろな方々と飲食をされる際に関しても、こうした県からの呼びかけにお一人おひとりが応えていただくことが感染再拡大と再度の重点措置の適用とならないために重要でありますので、我々も分かりやすく県民の皆様方に周知をしていきたいと考えています。
(記者)
この後の感染状況によって、この先、まだコロナとの闘いは続く可能性がありますが、政府のほうに、例えば今後の要請などを出す際の基準などで、何か要望したいことはありますか。解除でも。今回は多分判断が非常に難しかったかなと思うのですけれども。
(知事)
この点については、政府のほうで、仮に再拡大した場合、どのような基準で臨んでいくのかについては、しっかりと基準を示していただきたいと思っています。
特に重要なのは、これから追加接種率が高まってくる。こうした中で、どのような追加接種の状況ができれば、どのような緩和であったり社会の在り方というのを模索していくのか。この共通認識がやはり政府と国民の間で必要でありますので、この辺りについて、適切なタイミングで政府のほうでしっかりと見通しを示していただく。これが大事だと考えています。
(記者)
私からは以上です。ありがとうございました。
(記者)
よろしくお願いします。比較的新規感染者数が多い中で、「Go Toイート」や「千葉とく旅キャンペーン」の再開という決断に至ったわけですが、どういう状況で決断に至ったかをお聞かせください。
(知事)
まず、「千葉とく旅キャンペーン」については、これはワクチン検査パッケージを適用する形になりますので、我々としては需要喚起策であるとともに、より安全な形で旅行をしていただく、そうした感染防止対策としても、私どもはこれは有効だと思っています。
「Go Toイート」事業については、私どもは飲食に関する呼びかけもしておりますので、より感染対策を万全にしている認証店での販売から限定的に再開することによって、対策がなされている認証店や、もしくは確認店等で飲食をしていく重要性について、メッセージとして出させていただく。こういう考え方で再開をしてまいります。
(記者)
オミクロン株の重症化しにくい特性ですとか、高齢者のワクチンの接種率が上がっているとか、そういう諸般の事情を勘案した上での現在のコロナ自体のリスクの評価というのは、知事の中でどのような位置づけなのでしょうか。
(知事)
まず、高齢者施設については、相当数が追加接種を終えておりますし、また、高齢者についても7割以上の方が追加接種を終えておりますので、感染リスクの高い、重症化リスクの高い方々に対する対策というのは着実に進んできていると思っています。そういう意味では、感染者数が持つ医療への負荷であったり、もしくは命に関するリスクについては、着実に軽減が図られていると思います。
しかしながら、これだけ多くの方々が感染対策をなされてもなおこれだけの感染者数であり、そして微減傾向であるということを考えると、決して、例えばインフルエンザと同じとまでは、軽々に位置づけるのはなかなか難しいと思っておりますので、経口薬であったり、ワクチンの接種率であったり、一つ一つ対策が進んでいくごとに、オミクロン株の実際の毒性というか、それに応じた社会経済活動の緩和、正常化を、一つ一つ段階を追って進めていくことが重要だと思います。
少なくともオミクロン株が主流である間に関しては、私は着実に社会経済活動を正常化させていくことができるだろうと考えています。
(記者)
もう一つ関連で、先日、健康福祉(常任)委員会で、10歳未満の子供の感染者数がちょっと上がってきているのではないかというようなお話もありまして、子供はなかなか重症化しにくいという印象もあるのですけれども、その辺の評価はどうなっているのでしょうか。
(知事)
当然、他の世代の方々は追加接種が進んでいきますので、結果的には、接種人数が非常に少ない10歳未満は、相対的に感染者数は多くなる。これはもう間違いないだろうと思っています。
この辺りは、子供たちの重症化の度合いなどをしっかりと評価しながら、バランスをしっかり見た上で、感染対策にしっかり留意をしながらも、教育であったり学びの機会をしっかり工夫した上で実施をしていくことだと思います。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
(記者)
今回、飲食について、1テーブル当たり4人を基本としつつ、直接的に飲食店に対する人数制限は見送っているように見られます。この狙いについて、全体としてこの解除に当たって、経済活動の再開、これに重きを置いているという思いがあるのでしょうか。この辺りについてお聞かせください。
(知事)
いわゆる飲食店もそうですし、飲食に関して、その機会のリスクをできる限り減らしていくというのは、これは今後も必要だと考えています。しかしながら、今後の感染の見通し等も考えていくと、飲食店において、協力金を支払う形で時短を行っていく、そこまでの段階ではないだろうと判断をしています。
最終的には、今度は県民側にボールは渡されてきているところがありますので、やはり感染リスクの高いケースでの飲食をできる限り避ける。これは、どのような状況にあっても留意をしていただきたいと思っています。
(記者)
もう一点、今ほど、県民側にボールがとおっしゃいましたけれども、例えば、花見は飲酒を伴う形では自粛をと呼びかけています。この辺りの実効性をどのように担保していくか、これについてどうお考えでしょうか。
(知事)
これは、いろいろな議論がやはりあるわけですよね。中には、去年もそうですし、他県の地域などでは、もう飲食そのものを自粛いただくのかみたいな話もあるわけですけれども、やはり屋外という空間でありますので、そういう意味では、いわゆるお酒が入ってのお花見に関しては、やはり最終的にはリスクが高いシチュエーションになり得るということで、そこだけは控えていただくことにしております。あとはもう公園管理者として注意を促していくという対策になります。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
お疲れさまです。飲食店への対策なのですけれども、確認店・認証店以外の店と区別をしなかったというところには、どういった狙いがありますでしょうか。
(知事)
これは、大丈夫かな。(職員に向けて)
(職員)
今回、県民の方々に飲食に関する呼びかけと、飲食に関して感染のリスクが高い行動を控えるようにという呼びかけをしておりますので、それは確認店・認証店、どこの店を使おうとも同じようなことです。
あとは、確認店・認証店を積極的に使ってくださいという呼びかけはいたしますけれども、注意することは同じということになっております。
(記者)
分かりました。確認店・認証店になっていない店に厳しい措置をすることも考えられたと思うのですけれども、そういったことは今回はないという。
(知事)
そうですね。これは今まで、例えば協力金を支払う関係の中で、そこで明確に差をつけることで、確認店や認証店への移行を促すことをこれまでも我々の政策としてやってきたことであります。今回はそうした確認店や認証店に対する協力金もないわけでありますので、やはり県民側の皆様方が、確認店や認証店を御利用いただく。また、どのようなケースであったとしても、我々の呼びかけのような利用をしていただく。これが一番重要だろうと思います。
どうぞ。(職員に向けて)
(職員)
それから、そういった利用について、例えば、確認店以外のお店がどういった状況なのかという見回りをしっかりしていこうと考えております。
(記者)
ありがとうございます。繰り返しになってしまうかもしれませんけれども、県民側にボールが渡されているということで、県民自身が意識を持って、いろんな対策を取っていくことが重要になっていく。withコロナの新しい社会の在り方に向けて、どういう意識を持っていることが大事かということがあればお聞かせください。
(知事)
やはりリスクは変わらないわけですよね。初期のころから我が国で言われている「3密」的な考え方はやはり変わらないわけでありますし、飲食という場のリスクが非常に高いというのは変わらないわけですよね。時短に対して意味があるのかという疑問を呈された方々も、じゃあ密々な環境で宴会をすることに対して、それをやめるようにすることに意味がないとおっしゃることは多分ないと思います。そういう意味では、適切な形で飲食をする。これを一人ひとりが徹底することが、いわゆる通常に近い生活を行いながらも感染リスクを低減し、まん延防止等重点措置などの行動制限が適用されなくなるために一番重要でありますので、そういう意味では、改めて県民の皆様、それから、若い方々も含めて、そうした状況を維持するためにも、お一人おひとりが我が事として行っていただきたい。
我々も今回、例えば4人以下しか駄目だというような杓子定規なことは申し上げていないわけですよね。ある程度我々の考え方をお示ししていますので、この趣旨をしっかり受け止めていただいて、それぞれの目的、もしくは空間、シチュエーションに応じてしっかりと判断をしていただきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。あと一点だけ、臨時医療施設の点ですけれども、この場所にした理由を教えていただきたいというのと、今、稲毛のほうで稼働率がなかなか上がらない中で、そこの稼働率を上げていく、そこを後方支援病院のように使うというような考え方にはならないのか、そこら辺を。
(職員)
富里の臨時医療施設につきましては、地域の中でいろいろ施設を探す中で、施設側から御協力をいただいたということで、こちらにした経緯がございます。
それから、稲毛の臨時医療施設につきましても、今、後方支援病院的な、早期退院が可能にはなったけれども、まだ待機期間が残っている方々、こういった方々の利用もできるように、稲毛のほうについても、現在見直しを進めているところでございます。
(記者)
ありがとうございます。
(記者)
若干他社さんの御質問とも重複する部分があるのですけれども、今回、社会経済活動と感染防止対策の部分で、社会経済活動のほうに少し軸足を持っていっていると思うのですが、今後、さらに低減傾向が続いた場合というのは、もっと社会経済活動に重きを置いたようなメッセージなどを政策を含めて出していくお考えなのか、それとも、しばらくはこの状況を続けるようなお考えなのか、伺えればと思います。
(知事)
今回、国で基本的対処方針で定められ、かつ、県で今回、県民・事業者に呼びかけている内容というのは、そういう意味では、かなり制約としては少ないと思います。それぞれの行動の中における感染リスクを下げながら行うための基本的なポイントを要請、お願いをしているというふうに認識をしていますので、我々の中では、ある種、これがずっとこれからwithコロナ的に続けられるような内容、いわゆる2週間限定でお願いしますではなく、長くできる内容を検討の上で今回お願いをしておりますので、今の状況の中では、我々はこれが適切だと思っています。
あとは、例えば今回、濃厚接触者に対する考え方が少し変わったように、今後の、例えばワクチンの追加接種率であったり、経口薬や様々な医療に関する武器等が増える。そういう流れの中で、政府として、少なくともオミクロン株である間における疾病としての取扱いについて、順次、柔軟に見直しをしていくことが必要でありますし、これは我々もずっと常に申し上げてきたことですので、その辺りは政府の中で随時しっかり判断をしていただきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。具体的に今回歓送迎会とか年度末の異動とかで、会食の機会が非常に増えると思います。その辺りで、制限は設けていないにしても、行動を県民側に投げているという中でも、知事のお考えとして呼びかけを改めてその部分について伺えればと思います。
(知事)
我々とすると、1テーブル4人を基本としておりますので、それをしっかりと守っていただく。場合によっては非常に広い空間であったり、広いテーブル、そういうもので行う場合はこの限りではありませんので、基本的には、どのような空間、シチュエーションであれば感染リスクを低減できるのかという中で、会場と人数をまずしっかりと責任を持って考えていただきたいと思いますし、また、当然お酒が入ってくれば、例えば立ち上がって、その辺りでマスクを外して至近距離で会話が生まれたり、また次に行って、そこでまた至近距離での会話がマスクを外して行われる。これはもう宴会をやっている人間であれば、大体想像できることでありますので、そのような点についても、我々はそういう行為は控えていくべきだということを、かなり分かりやすく示したつもりでありますので、そういう中で、適切に行っていただきたいと思います。
(記者)
分かりました。ありがとうございます。
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