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更新日:令和4(2022)年1月12日
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日本の代表的な大衆魚の1つで、日本近海には「まさば」と「ごまさば」が消息しています。腹にゴマをふったような黒斑点のあるのがごまさばで、腹が白いのがまさばです。
さばは、脂肪やビタミン類が多く、栄養価の高い魚ですが、「さばの生き腐れ」というように、鮮度がおちやすいのが難点です。
「秋鯖は嫁にくわすな」という諺は、秋、脂がのったさばは美味しいので食べさせたくないという意味と、同時にあたらないように、との気遣いからうまれたものだそうです。
さばの脂肪には、動脈硬化や心筋梗塞を予防するEPAや、脳細胞にとって欠かせないDHAが多量にふくまれています。特に子供の脳の発達や老人性痴呆症に効果を発揮するといわれているDHAは、同じ青魚の仲間であるさんまやいわしより豊富です。
また、魚の背の中央から尾にかけての皮の部分には、成長に欠かせないビタミンB2が含まれているので、皮ごと食べるようにしたいものです。
「鯖を読む」の諺は、大漁のさばを数えるうちに数がわからなくなりごまかしたところから生まれたともいわれています。
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