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更新日:令和5(2023)年2月2日

ページ番号:309200

平成20年度上水道事業会計当初予算の概要

収益的支出と資本的支出を合わせた予算総額は、1,190億9千7百万円となり、前年度当初予算額1,225億8千3百万円と比較すると、浄水場建設事業費の減少などにより34億8千6百万円、2.8%の減少となります。

(単位:百万円)

区分 20年度1 19年度2 対前年度比較 備考
増減 比率
1-23 32
収益的収支 収益的収入 76,663 76,739 △76 △0.1% 給水収益66,377
収益的支出 69,907 70,242 △335 △0.5% 人件費10,210
          減価償却費20,102
          支払利息5,837
収支差 6,756 6,497 259 4.0%  
消費税資本的収支調整額 △1,141 △1,267 △126 △9.9%  
収支差益 5,615 5,230 385 7.4% (純利益相当額)
資本的収支 資本的収入 19,024 22,527 △3,503 △15.6% 企業債12,268
          国庫補助金1,299
資本的支出 49,190 52,341 △3,151 △6.0% 建設改良費21,515
          拡張工事費7,575
          企業債償還金17,548
収支差 △30,166 △29,814 △352 △1.2%  
支出予算計 119,097 122,583 △3,486 △2.8%  

※資本的収支における30,166百万円の不足額は、消費税資本的収支調整額1,141百万円、過年度及び当年度損益勘定留保資金(減価償却費など)29,025百万円で補てんします。

2主要事業の実施目標

  1. より良質なおいしい水をいつでも安心して利用できる水道を目指します。
  2. 現行料金を維持できるよう経営基盤の強化を目指します。
  3. お客様により一層信頼される水道を目指します。
  4. 地震等の非常時にも強い水道を目指します。

3平成20年度主要事業の概要

水道局では、「千葉県水道局中期経営計画」に掲げる4つの目標の達成に向けた事業を展開することにより、安全で良質な水を安定的かつ廉価で供給するという水道事業の使命を果たしてまいります。

目標1より良質なおいしい水をいつでも安心して利用できる水道

〔1〕浄給水場の老朽化した施設設備等を計画的に更新することにより、良質な水道水の安定供給に努めます。

総額5,390百万円

  • 柏井浄水場施設設備更新2,582百万円
  • 北総浄水場〃1,145百万円
  • 栗山浄水場〃465百万円

    など

〔2〕開発区域への給水や配水区域間の水の相互融通を図るため、送配水管を整備します。また、老朽化した送配水管の計画的な更新や、国や県市町村の行う公共工事に際して支障となる既設管の移設等を行います。

総額8,078百万円

  • 千葉ニュータウン関連ほか配水管整備工事1,048百万円
  • 送配水管更新工事(布設延長18.8km)2,497百万円
  • 公共関連等配水管整備工事3,346百万円

    など

〔3〕配水本管から分岐する鉛給水管をポリエチレン管に更新し、水道水の安全性を高めるとともに漏水を防止します。

総額8,366百万円

  • 鉛給水管単独更新工事(2万7千本)8,366百万円

〔4〕蛇口での残留塩素の低減化を図るため、浄・給水場における塩素多点注入方式の導入に向けた取り組みを行います。その他、おいしい水づくりに向けた各種施策を継続して展開します。

総額58百万円

  • 塩素多点注入方式調査委託及び実施設計(柏井浄水場、誉田給水場)39百万円
  • 安全・安心・おいしい水づくりキャンペーン15百万円
  • ウォーターメイト(水質モニター)経費3百万円

    など

目標2経営基盤の強化

〔1〕企業債残高の縮減と後年度における支払利息の軽減を図るため、高金利企業債の補償金免除による繰上償還を行います。

総額6,326百万円

  • 年利率6.0%以上の企業債の繰上償還6,326百万円

〔2〕PFI事業により整備した施設について、民間ノウハウを活用した施設運営を行います。また、将来的にPFIの導入可能性のある施設について調査、検討を進めます。

総額454百万円

  • ちば野菊の里浄水場排水処理施設PFI事業費440百万円
  • 北総浄水場排水処理施設PFI導入アドバイザリー業務委託14百万円

目標3お客様により一層信頼される水道

〔1〕県営水道の未普及地区のお客様の要望に応えるため引き続き配水管の整備を進め、水道の普及促進に努めます。

総額850百万円

  • 未普及地区配水管布設工事(布設延長15.5km)850百万円

〔2〕計画的に進めてきた水道事務所の設備や浄水場の見学コースのバリアフリー化を完了させます。

総額71百万円

  • 柏井浄水場東側施設見学コースバリアフリー整備工事42百万円
  • 福増浄水場高度処理見学コースバリアフリー整備工事29百万円

目標4地震等の非常時にも強い水道

〔1〕非常時に迅速かつ的確に対応するため、施設等被害情報収集システムの適切な運用を行います。

総額12百万円

  • 被害情報・職員参集システム運用経費12百万円

〔2〕耐震性強化のため、耐震継手を採用した管路の新設・更新工事を進めます。

総額162百万円

  • 北総(浄)~成田(給)送水管耐震化工事86百万円

    など

4企業債残高等の状況

企業債の借入を極力抑制するとともに、高金利企業債の繰上償還を実施するなど企業債残高の圧縮に努めます。
これにより、平成20年度末の企業債残高は、平成19年度末の2,237億4百万円から52億8千万円減少し、2,184億2千4百万円となる見込みです。

企業債残高等の状況(単位:百万円)
19年度末
残高見込み
(A)
20年度当初予算案 20年度末
残高見込み
(A+B-C)
借入額
(B)
償還額
(C)
223,704 12,268 17,548 218,424

お問い合わせ

所属課室:管理部財務課予算第一班

電話番号:043-211-8565

ファックス番号:043-274-3236

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