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報道発表案件

更新日:令和6(2024)年12月19日

ページ番号:716509

令和6年県政10大ニュース

発表日:令和6年12月19日
総合企画部報道広報課報道室

順位

できごと

月日

1 JR京葉線のダイヤ改正
~秋に異例のダイヤ変更~
1月ほか

2

パリオリンピック・パラリンピックで本県ゆかりの選手が活躍

~メダリスト18名に県民栄誉賞等を授与~

8月から10月

3

能登半島地震を教訓に災害時の孤立集落対策を強化
~半島という共通する地理的特性を踏まえ~

通年

4

多様性尊重条例が施行
~多様性が尊重される社会に向け施策を推進~

通年

5

千葉県誕生150周年記念事業フィナーレ
~次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す~

通年

5

県土整備部職員2名による不適正事案の発生
~再発防止に向けた取組方針の決定と対策の実施~
1月ほか

7

「匿名・流動型犯罪グループによる一都三県に及ぶ広域強盗等事件」合同捜査本部の設置
~犯罪グループの徹底検挙と全容解明に向けて~

10月18日

8

成田空港及び周辺地域の取組
~暮らしや産業の拠点として選ばれるエアポートシティ実現に向けて~

7月29日ほか

8
第50回衆議院議員総選挙の執行
~区割改定により14選挙区になって初~
10月27日
10
「ちばアクアラインマラソン2024」が開催
~約1万7千人が潮風受け疾走、6年ぶりにフルスペックの大会開催~
11月10日

(11位以下)

  • 千葉ジェッツのホームアリーナ「ららアリーナ東京ベイ」が完成、アルティーリ千葉の新アリーナ候補地として県立幕張海浜公園内を検討~ベイエリアにプロバスケットチームの拠点~(4月ほか)
  • 知事のドイツ・オランダ訪問
    ~知事就任後、初めての欧州出張で、姉妹都市交流、経済・スポーツ関係者との意見交換等を実施~(5月30日から6月4日)
  • 千葉県特定金属類取扱業の規制に関する条例の制定
    ~特定金属類の不正取得・流通を抑制し、窃盗などの犯罪防止と被害の回復を実現する~(7月19日)
  • 県職員の働き方改革を推進
    ~ウェルビーイング推進室の新設、フレックスタイム制の導入~(通年)
  • 南海トラフ初の地震臨時情報(巨大地震注意)と台風第7号がお盆シーズンを直撃
    ~大災害に備え、県内で体制構築~(8月13日)

各できごとの概要

第1位 JR京葉線のダイヤ改正

秋に異例のダイヤ変更

令和5年12月、JR東日本千葉支社が、令和6年3月のダイヤ改正で、日中帯(10時から15時台)を除き、全ての京葉線の通勤快速及び快速を廃止すると発表した。

この発表に対して、県や沿線自治体、経済界から改正内容の見直しを求める声が上がり、令和6年1月、JR東日本千葉支社は、朝時間帯の快速2本の運行を継続することを発表した。

その後も、県がJRと意見交換を重ねるとともに、沿線自治体や経済界との調整を図ってきた結果、定期的な春のダイヤ改正を待たずに令和6年9月から、平日7本、土休日12本の各駅停車を快速に変更するという、異例の対応が行われた。

さらに、令和7年3月のダイヤ改正において、夕夜間帯で 平日2本、土休日1本の各駅停車を快速に変更することが 令和6年12月に発表された。

第2位 パリオリンピック・パラリンピックで本県ゆかりの選手が活躍

メダリスト18名に県民栄誉賞等を授与

8月、9月に開催されたパリオリンピック・パラリンピックでは、本県の強化指定選手をはじめ、県ゆかりの選手が数多く出場し、オリンピックでは9競技で22名が入賞、パラリンピックでは8競技で19名が入賞し、数々の好成績を収めた。

県ではその栄誉をたたえ、メダルを獲得した18名に県民栄誉賞等を授与した。

○県民栄誉賞:角田夏実選手(柔道)、萱和磨選手・谷川航選手(体操競技)、池崎大輔選手・羽賀理之選手(車いすラグビー)、佐野優人選手(ゴールボール)

○知事特別賞:橋本大輝選手(体操競技)、須崎優衣選手(レスリング)、鈴木孝幸選手(水泳)、里見紗李奈選手(バドミントン)

○知事賞:永山竜樹選手(柔道)、安樂宙斗選手(スポーツクライミング)、窪田幸太選手・辻内彩野選手(水泳)、村山浩選手(バドミントン)、廣瀬隆喜選手(ボッチャ)、小川和紗選手(柔道)、鈴木朋樹選手(陸上競技)

第3位 能登半島地震を教訓に災害時の孤立集落対策を強化

半島という共通する地理的特性を踏まえ

元日に発生した能登半島地震では、県職員・教育委員会職員・警察職員を派遣し、被災地を支援してきたほか、3月には知事が現地に赴き被災箇所などを視察するとともに、石川県の馳知事らと意見交換等を行った。

1  市町村が実施する孤立集落対策に対する支援

能登半島地震を踏まえ、2月には災害時に孤立する可能性のある集落を把握するための調査を実施し、532集落に孤立の可能性があること等が確認された。

5月24日には防災関係機関による連絡会議を開催し、能登半島地震を踏まえた今後の対策を取りまとめたところであり、孤立集落対策のほか、避難所の環境・運営体制の確保等を進めている。

 

2 緊急輸送道路における法面緊急点検等

道路法面の崩落などにより道路の交通機能が途絶するのを防ぐため、県が管理する緊急輸送道路において道路法面の緊急点検を実施することとした。

平成27年に、津波災害を想定した沿岸部へ至る道路の啓開候補路線を選定・公表していたが、能登半島地震の被害状況を踏まえ、建設業協会等の関係事業者との連携や、啓開に必要な資機材や人員の確保などに関する事項を盛り込んだ、県全域を対象とする道路啓開計画を新たに策定し、9月10日に公表した。

第4位 多様性尊重条例が施行

多様性が尊重される社会に向け施策を推進

1月1日から多様性尊重条例を施行し、令和6年度は、男女共同参画や障害のある方の社会参加の促進、外国人との多文化共生、LGBTQの生きづらさの解消など、様々な分野で取組の充実を図った。

5月16日には、条例のもと、庁内横断的な連携を図りながら、県行政のあらゆる分野において多様性尊重に関する施策を推進するため、知事を本部長とする「千葉県多様性社会推進本部」を設置した。

6月16日には、誰もがその人らしく個性と能力を発揮できる千葉県の実現を目指す決意を表明するため、様々な方に参加いただき、「ちばダイバーシティ宣言」を行うとともに、多様性尊重の意義を県民と広く共有していくための新たなロゴマークを発表した。

第5位 千葉県誕生150周年記念事業フィナーレ

次の100年に向けて新たな一歩を踏み出す

県誕生150周年を記念し、昨年6月から1年間にわたり、県内各地で本県の特色を活かした様々な取組が実施され、約230万人が来場した。

県内6地域での百年後芸術祭や官民、民民など多様な主体が連携したコラボキャンペーンなど、これまでになかった新たな取組も生まれ、千葉のブランド価値の創出・向上につながった。

フィナーレイベントでは「手首をつないだ人の最も長い列」の世界記録に挑戦。記録更新はならなかったが世界記録を超える4,554人が集まった。

なお、記念事業全体の経済波及効果は、約171億円にのぼった。

第5位 県土整備部職員2名による不適正事案の発生

再発防止に向けた取組方針の決定と対策の実施

令和6年1月10日及び2月28日に県土整備部職員が収賄の疑いで逮捕された(2名とも懲役1年6月、執行猶予3年の判決が確定し、6月6日付けで懲戒免職処分)。事件を受けて県では「県土整備部における不適正事案に係る検討会議」を設置。検討会議では事件の経緯の調査やこれまでの取組の検証、再発防止に向けた検討などが行われ、8月20日には、再発防止に向けた提言を含む報告書が提出された。

これを受け、県では9月5日に「再発防止に向けた取組方針」を決定し、再発防止策を実施していく。

第7位 「匿名・流動型犯罪グループによる一都三県に及ぶ広域強盗等事件」合同捜査本部の設置

犯罪グループの徹底検挙と全容解明に向けて

令和6年8月から東京都、埼玉県、千葉県及び神奈川県内で発生している広域強盗等事件につき、組織・指示形態や構造等の徹底解明と解体、その首謀者の検挙のため、同年10月18日、警視庁に、警視庁、埼玉県警察、千葉県警察及び神奈川県警察による合同捜査本部を設置し、捜査を展開することとした。

第8位 成田空港及び周辺地域の取組

暮らしや産業の拠点として選ばれるエアポートシティ実現に向けて

1  成田空港を核とした物流・産業拠点の形成等に向けた国の働きかけ

7月29日に、県では、地元市町と連名で岸田総理(当時)に対し、「我が国の国際競争力の強化に向けた成田空港を核とした物流・産業拠点の形成等に関する要望書」を提出し、物流・産業機能の集積に向けた国家戦略特区の活用等について、国の積極的な関与を求めた。総理からは「国家プロジェクトとして成田空港を核とした国際航空物流拠点としての機能強化が図られるよう対応する」との発言をいただいた。

8月26日に開催された特区諮問会議では、成田空港の国際物流拠点機能強化について取り上げられ、千葉県全域の特区指定に向けて、航空物流に係る外国人材の活用拡大など、具体的な議論を開始した。

 

2  成田空港周辺の地域づくりに関する「実施プラン」改訂とエアポートシティ推進体制準備会議の立ち上げ

令和2年3月の「実施プラン」策定から4年が経過し、地域未来投資促進法による土地利用の弾力的活用の実現、空港会社による『新しい成田空港』構想などの空港内外の状況の変化があったことを踏まえ、今年9月、この実施プランの改訂を行った。改訂に当たっては、空港周辺地域の将来像を「空港を核として、都市と田園が調和し、暮らしや産業の拠点として選ばれるエアポートシティ」として掲げたところ。

産業界や働く人々から選ばれる地域となり、空港を核として産業拠点の形成していくため、県及び空港会社により推進体制準備会議を立ち上げ、拠点形成のための推進体制やビジョンなどの検討を進めている。

 

3  成田空港の機能強化を見据えた道路整備

 「首都圏空港道路ネットワーク検討分科会」を9月3日に設置し、成田空港の第3滑走路新設等を含めた更なる機能強化の効果を踏まえ、圏央道や北千葉道路、新湾岸道路など、広域道路ネットワークのあり方や、整備の基本方針の策定に着手した。

また、9月18日に、空港周辺の道路整備について、将来の交通動向や、市町の新たなまちづくりの方向性を踏まえ、現在事業中の「整備路線」に、早期事業化を目指す「調査路線」を位置付ける「成田空港周辺における道路整備計画」を策定した。

第8位 第50回衆議院議員総選挙の執行

区割改定により14選挙区になって初

10月9日の衆議院解散に伴う「第50回衆議院議員総選挙」が、10月27日に執行された。

令和4年に施行された衆議院小選挙区の区割改定により県内の選挙区が13→14となってから初の衆議院総選挙となり、千葉県内14の小選挙区に、60名が立候補した。

選挙の結果、本県内の選挙区については、自由民主党7名、立憲民主党7名が当選し、その内訳は前職10名、新人4名であった。

また、小選挙区候補者のうち、自由民主党1名、立憲民主党3名、国民民主党1名、日本維新の会1名、れいわ新選組1名が比例復活当選した。

投票率は小選挙区で、52.14%と前回の衆院選の53.64%と比較すると1.5ポイント下回り、全国平均53.85%を1.71ポイント下回った。

第10位 「ちばアクアラインマラソン2024」が開催

1万7千人が潮風受け疾走、6年ぶりにフルスペックの大会開催

11月10日に「ちばアクアラインマラソン2024」を開催。約1万7千人のランナーが沿道に駆け付けた27万人の声援を受け、海と空に囲まれた大パノラマの中を笑顔で駆け抜けた。

今大会では、ファンランや東京湾アクアラインだけを走る特別プランなど、ランナー以外もスポーツに親しめる取組を拡大。協賛企業は大会を活用した各種キャンペーンを展開するとともに、大会のオフィシャルアンバサダーである著名なインフルエンサーは県内各地を訪れ、様々な魅力を発信した。ランナーをはじめ大会に訪れた多くの人々がダンスや銚子はね太鼓などのおもてなしにより、千葉県の魅力を満喫。地元をはじめ各種ボランティアの方々の支えにより大会は成功裏に幕を閉じた。

 

お問い合わせ

所属課室:総合企画部報道広報課報道室

電話番号:043-223-2068

ファックス番号:043-225-1265

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