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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年12月28日

ページ番号:515038

千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第36回)の開催結果について

発表日:令和4年5月20日
健康福祉部健康福祉政策課

千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。5月17日に開催した会議では、今後の医療提供体制の整備を進める上での御意見を伺いました。

 開催日時・場所

令和4年5月17日(火曜日) 午後6時から午後7時15分まで
千葉県庁 本庁舎5階大会議室

主な内容

(新規感染者の発生動向について)

【現状・課題】

  • 人口10万人当たりの新規感染者の発生数は、5月15日発表分までで千葉県において126.46人となっており、1都3県で同様の推移を示している。

  • 大型連休後の新規感染者数は、5月第2週目において前週と比較して、週前半では増加していたが、週後半では、同程度若しくは減少していた。

  • 年代別の新規感染者数は、直近において他の年代と比較して20代の増加の度合いが大きくなっている。

  • ゲノム解析の結果、オミクロン株(BA.2)は、全国の状況と同程度確認されている。

(夜間輪番と広域調整について)

【現状・課題】

  • 入院調整が困難な夜間の緊急搬送の円滑化を図るため、医療機関の輪番体制を構築し、段階的に拡充してきた。
  • 病床が逼迫していない状況下においても、新型コロナウイルス感染症の重症者対応を目的とした輪番医療機関に対し、必ずしも重症ではない患者が搬送されている例があった。

【出席者からの意見等】

  • 夜間の入院調整において、必ずしも重症ではない患者が搬送されている事例があるので、輪番の運用方法を検討する必要があるのではないか。また、重症や妊婦、小児等の事例を除き、各地域内で患者を受入れる体制を構築していく必要があるのではないか。

(その他)

【現状・課題】

  • 施設内で感染者が発生した場合に迅速に検査を実施してクラスター発生の抑止につなげられるよう、入所施設に対し、濃厚接触者に対する検査を実施するための抗原検査キットを事前に配付している。
  • クラスター等対策チーム派遣後の迅速な情報共有を図るため、活動内容の概要を派遣後数日以内に共有できるよう取り組んでいる。
  • 県内の感染状況及びオミクロン株の特性等を踏まえ、保健所の支援を重症化リスクが高い方に対してより重点的に実施するため、50歳から64歳までで、ワクチン接種2回未満の方を除く基礎疾患等のない方もマイハーシスによる健康観察の対象に追加した。

【出席者からの意見等】

  • クラスター等対策チームの活動報告を関係者間で速やかに共有することは、その後の活動や、医療機関の受入体制の準備にも役立つため、継続して取り組んでいただきたい。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉政策課

電話番号:043-223-2675

ファックス番号:043-222-9023

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