千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第21回)の開催結果について
発表日:令和3年5月12日
健康福祉部健康福祉政策課
千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。5月11日に開催した会議では、今後の医療提供体制の整備を進める上での御意見を伺いました。
開催日時・場所
令和3年5月11日(火曜日) 午後6時から午後8時25分まで
千葉県庁 本庁舎5階特別会議室
主な内容
(感染状況・まん延防止等重点措置について)
【現状・課題】
- 県内の12市に対して、まん延防止等重点措置の適用が5月31日まで延長されており、酒の提供の終日自粛など、強い要請などを行っている。
【出席者からの意見】
- 現時点においては、東葛地域においてまん延防止等重点措置の効果が顕著に表れていないように感じる。
(医療提供体制の課題について)
【現状・課題】
【出席者からの意見】
- 新型コロナの妊婦に対応するためには、内科、産科、NICU(新生児集中治療管理室)の連携が必要である。
【現状・課題】
【出席者からの意見】
- 新型コロナ患者が入院する医療機関においては、酸素管理できる体制が必要である。
- 今後は、ネーザルハイフロー(高濃度酸素投与が可能な呼吸管理の装置)を積極的に使用したほうがよいのではないか。また、ネーザルハイフローの導入に当たっては、各医療機関の酸素供給体制を把握しておく必要がある。
- 入院調整中の在宅の患者に対する酸素投与のあり方を検討する必要がある。
- 在宅の急性期の患者に対して酸素投与を実施する際には、増悪してきた場合の対応を決めておくことが必要である。
(ワクチンについて)
【現状・課題】
- 5月10日の週までに医療従事者分、6月28日の週までに高齢者分のワクチンが配分される。
【出席者からの意見】
- 市町村間でワクチン接種体制にギャップがあるため、市町村における取組の好事例を共有してはどうか。
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