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報道発表案件

更新日:令和5(2023)年12月28日

ページ番号:527721

千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第38回)の開催結果について

発表日:令和4年7月22日
健康福祉部健康福祉政策課

千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。7月19日に開催した会議では、新型コロナウイルス感染症新規感染者数の増加に伴う対応について御意見を伺いました。

 開催日時・場所

令和4年7月19日(火曜日) 午後6時から午後8時まで
千葉県庁 本庁舎5階特別会議室

主な内容

(新規感染者の発生動向について)

【現状・課題】

  • 人口10万人当たりの新規感染者の発生数は、7月17日発表分までで千葉県において462.72人となっている。一週間単位増加比は、6月19日に1を超えて推移し、7月13日には2.35を記録した。

  • 年代別の新規感染者数は、若齢者の発生が多くなっており、10代の発生数が最も多くなっている。

  • ゲノム解析の結果、BA.5を含むオミクロン株の新たな亜系統への置き換わりが進んでおり、BA.5の割合が過半となった。

(新型コロナウイルス感染症新規感染者数の増加に伴う対応について)

【現状・課題】

  • 病床については、7月19日に全県フェーズ2Bへ移行し、7月19日現在で1,747床確保している。
  • 臨時医療施設については、富里臨時医療施設が稼働中であるほか、稲毛臨時医療施設は再稼働に向け準備中であり、仁戸名臨時医療施設も再稼働を検討中である。
  • 宿泊療養施設については、休止中の施設の再稼働を準備しており、県と保健所設置市が確保する施設・居室(1,956室)は、7月中に全て稼働する予定である。
  • 千葉県新型コロナウイルス感染症検査キット配付・陽性者登録センターについては、7月21日から受付を再開する。
  • 外来診療の対応については、7月12日から、発熱等の症状がある場合でも、重症化リスクが低いと考えられる方については、医療機関の受診前に、抗原定性検査キット等で自ら検査している場合、医師の判断で、受診時に再度の検査を行うことなく、本人が提示する検査結果を用いて確定診断を行って差し支えないとするなど、診療・検査医療機関への受診に一定の時間を要する状況となっている等の場合の対応を適用することとした。
  • 新型コロナウイルス感染症感染者の搬送体制について、7月中旬から増車により対応している。
  • 自宅療養者フォローアップセンターについて、業務実施体制を7月中旬から順次拡充している。

【出席者からの意見等】

  • 仁戸名臨時医療施設の再稼働に期待する。
  • 医療従事者やその家族が感染者又は濃厚接触者になることにより、当初確保している病床を全て使用できない状況がある。
  • 千葉県新型コロナウイルス感染症検査キット配付・陽性者登録センターの再開については、発熱外来を破たんさせないために有効な手段である。
  • 高齢者施設や障害者施設においてクラスターを防止するためには、発熱してからではなく、軽症の上気道炎でも検査をすることが重要ではないか。
  • 医療現場の状況を県民に理解してもらうためには、確保病床使用率だけでなく、救急搬送困難事例数を示すことも必要ではないか。
  • 発熱外来を受診する患者が多く、全ての患者に対応できていないため、受診の閾値を引き上げることも考えられるのではないか。

お問い合わせ

所属課室:健康福祉部健康福祉政策課

電話番号:043-223-2675

ファックス番号:043-222-9023

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