千葉県新型コロナウイルス感染症対策連絡会議専門部会(第23回)の開催結果について
発表日:令和3年6月24日
健康福祉部健康福祉政策課
千葉県では、今後の新型コロナウイルス感染症対策について検討するため、医療機関の関係者や、感染症の専門家などから御意見を伺っています。6月22日に開催した会議では、今後の医療提供体制の整備を進める上での御意見を伺いました。
開催日時・場所
令和3年6月22日(火曜日) 午後6時から午後8時まで
千葉県庁 本庁舎5階大会議室
主な内容
(新規感染者の発生動向等について)
【現状・課題】
- 新規感染者は前週と比較して微増傾向にあり、市原、君津地域で感染者が増加している。また、変異株についてはアルファ株に置き換わり、デルタ株も確実に検出されているため、県の変異株に係る検査対象をアルファ株からデルタ株等に移行している。
【出席者からの意見等】
- 変異株の発生状況を引き続き解析し、適切に周知する必要があるのではないか。
(まん延防止等重点措置について)
【現状・課題】
- 本県におけるまん延防止等重点措置を実施すべき期間が7月11日まで延長され、市原、君津地区を含む11市に措置区域を見直すこと及びその理由を説明し、措置内容として飲食店における酒類提供の条件付き緩和等について説明した。また、今後の感染拡大の抑え込みに向けた取組について説明した。
【出席者からの意見等】
- 措置区域、要請内容について、特段の意見はなかった。
- 措置区域の見直し等の検討については、機動的に行っていく必要があるのではないか。
(ワクチンについて)
【現状・課題】
- 医療従事者に対する接種は、完了まで目途が立ってきている。高齢者に対する接種は、進んでいる。県による集団接種については、余剰分を廃棄しないよう会場で従事する看護師等に接種を行っている。6月21日から職域接種が始まった。
【出席者からの意見等】
(オリンピック・パラリンピック開催に伴う対応について)
【現状・課題】
- オリンピック・パラリンピック開催時の医療提供体制、また、オリンピック・パラリンピック開催に伴う感染リスクの増加に対応する体制づくりについて説明した。
【出席者からの意見等】
- オリンピック・パラリンピック開催に伴う感染リスク増加に対して、感染者数、変異株の動向、ワクチン接種の状況、人流の動向等の総合評価をして対応をするとともに県民に情報を還元することは、積極的に進めていく必要があるのではないか。
【その他、出席者の意見】
- ワクチン接種等が進んできているので、出口戦略に関しても検討していく必要があるのではないか。
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