No.4 歴史 通史編:近世1
(A5判1,204頁5,000円)
徳川家康の関東入部から、江戸時代を中心にして、明治維新の変革期も視野においた近世の通史です。近世の通史編2巻は、政治史的な時期区分による叙述ではなく、特徴的なテーマを12編に分けて掲載しています。本巻はその1巻目であり6編を取り上げています。
- 第一編は、中世・近世移行期、近世・近代移行期の房総半島の様子や各国の地域特性
- 第二編・第三編は、房総における領主支配の諸相
- 第四編は、房総の村や町の様子
- 第五編は、山野・湖沼・河川などにおける人々の営み
- 第六編は、房総の漁業や農産加工業
について具体的に記述しています。
主目次
第一編房総の近世
- 第1章〔総説〕房総の近世
- 第2章中世・近世移行期の房総
- 第3章安房の地域特性
- 第4章上総の地域特性
- 第5章下総の地域特性
- 第6章近世・近代移行期の房総
第二編支配の諸相1-藩領を中心に-
- 第1章〔総説〕支配の諸相1-藩領を中心に-
- 第2章譜代藩の成立と展開
- 第3章淀藩下総飛地の支配と村々
- 第4章房総の海防と村々
- 第5章明治維新期の諸藩
- 第6章直轄県の成立と県政の展開
第三編支配の諸相2-相給支配を中心に-
- 第1章〔総説〕支配の諸相2-相給支配を中心に-
- 第2章幕府領の諸相
- 第3章旗本知行所の成立と展開
- 第4章旗本知行所の支配構造
- 第5章与力・同心給知の構造
- 第6章組合村の諸相
第四編近世の村と町
- 第1章〔総説〕近世の村と町
- 第2章安房の谷津田村落
- 第3章九十九里平野の村々
- 第4章海付村落の構造
- 第5章上総の山間村落
- 第6章江戸周辺の町場と城下町
第五編大地の開発と利用
- 第1章〔総説〕大地の開発と利用
- 第2章房総の山と入会村々
- 第3章房総の牧場と村々
- 第4章下総台地の開発と新田村落
- 第5章湖沼干拓と新田村落
- 第6章印旛沼の堀割普請
第六編さまざまな生業
- 第1章〔総説〕さまざまな生業
- 第2章江戸内湾の漁業
- 第3章内房・外房の漁業
- 第4章川魚漁と水鳥猟
- 第5章房総の農産加工業
- 第6章醤油醸造業の展開
印旛沼
「下総国輿地全図」
伊能忠敬銅像
(香取市)
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