No.19 歴史 資料編:近世1(房総全域)
(A4判1112頁5,200円)
安房・上総・下総の三国にわたる広域的な資料を取り上げて、領主と地域支配、物資の輸送、さまざまな身分、信仰、文化活動、災害や飢饉、幕末の政治問題などから構成されています。また、民衆の生活の具体的姿がイメージできるよう、絵馬・浮世絵などの絵画資料も掲載しています。
主目次
第一部本書を理解するために
- 佐倉藩の廻米と藩政改革
- 旗本の家族を受け入れる知行所村々
- 文政期、組合村の設置
- 東金の鳥見屋敷の売却
- 年貢米輸送の請負
- 浦賀番所の内湾監視
- 海辺の村に存在した仙台藩の穀宿
- 鍛冶の新規営業をめぐる争い
- 修験が管理する村の社
- 江戸の牢名主
- 伝えられた差別法令-風俗と自分-
- 「勧進」と差別された人々
- 上総と三宅島とを二往復した本尊
- 勘当された富士河講の独立
- 平田門下・草莽の国学者たちの交流
- 大原幽学門人の稽古記録
- 脚気の治療
- 『利根川図志』の現地調査
- 東北の名主、富津で異国船に乗る
- 民政を視野に入れた尊攘派-真忠組事件-
- 収納高が不足となった長尾藩
- 「公明正大ノ処置」を求める人々
第二部資料編
- 序章絵画に見る房総の人々
- 第1章領主と地域支配
- 第2章物資の海上輸送と村々
- 第3章さまざまな身分と職分
- 第4章信仰をめぐる諸相
- 第5章地域の文化活動
- 第6章災害・飢饉・医療の記録
- 第7章幕末維新の政治問題
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- 資料解説
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- 房総全域関係調査地一覧
神輿神社出発の図
(滝内神社所蔵)
平田篤胤肖像
(千葉市立野家所蔵)
写真の無断使用を禁じます。
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