No.35 歴史 別編:民俗2(各論)
(A4判575頁5,700円)
『民俗1(総論)』を受け、海や台地、町などの生活の舞台、さらに年中行事や宗教などのテーマを設定し、県内の民俗を考察しました。また、必要に応じて、記録資料等も用い、より掘り下げた記述を目指しました。
主目次
第一部海と生活
- 南房総富浦町の漁撈と生業複合
- 漁民の暮らしと地域社会
- 漁民の移動と漁撈技術の伝播
- 房総漁民の暮らしの歴史-和田浦一老漁民の生活史的点描-
- 行徳塩田をめぐる地域生活-市川市原木の伝承を中心に-
第二部谷津・台地・低地の生活
- 干拓と村落-干潟町鏑木にみる開発の歴史民俗-
- ある開拓農家の暮らし
- 上総丘陵地域の村落-村の成り立ちと景観-
- 行商-東京行商の展開過程-
- 地域社会の料理文化-君津市周西地区の婚礼料理を中心に-
- 賃餅と貸馬
第三部町の生活
- 商家の暮らし-先取性、独自性が拓く商い-
- 利根川河岸「笹川」の歴史民俗
- 醤油の町・野田
- 消費生活の場
第四部ムラとイエの民俗
- イエをめぐる民俗-香取郡多古町の事例を中心に-
- ムラの一生-習志野市・八千代市-
- 房総三匹獅子舞の芸態と継承の諸相
- ムラの口承の世界-安房郡鋸南町竜島の頼朝伝説を中心として-
- 墓と先祖供養
第五部房総の心性
- 様々な祈り-日蓮宗不受不施派の民俗-
- 講と社寺参詣
- 神社縁起をめぐって
- 銚子円福寺・釈迦涅槃図の世界
- 銚子・飯沼観音の絵巻を読む
香いざなぎ獅子舞
(印西市和泉)
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