No.22 歴史 資料編:近世4(上総2)
(A5判1,193頁4,900円)
近世における上総国の政治・経済・文化などの側面を知る上で、より特徴的で多彩な資料を厳選して収録しています。具体的には、九十九里浜の漁業などの諸産業とその流通過程、市場や交通の展開、江戸奉公、信仰・宗教、文化活動についての資料を掲載し、そこから新たな上総の地域像が見いだせるようにしました。
主目次
第一部本書を理解するために
- 九十九里地引網漁の網水主
- 網主と網付商人
- 干鰯・〆粕の生産と販売
- 金谷村における地方・浜方争論
- 一割船による生鮮魚輸送
- 江戸城活鯛御用と内湾漁村
- 房総沿岸での干鮑生産
- 市をめぐる争い
- 小糸川舟運の動揺
- 酒造統制の抜け道
- 上総地域の酒造仲間
- 抱元と武家奉公人
- 番組人宿と抱元
- 賀茂大神宮の猿田彦役
- 村の信仰秩序と百姓神主
- 半檀家が解消するとき
- 寺領の法令
- 出家しかけた江戸の少年
- 白井鳥酔・加舎白雄の九十九里行脚
- 幕末月並俳諧の流行
第二部資料編
- 第7章九十九里の村々と漁業
- 第8章海付村落と漁業
- 第9章市場と流通
- 第10章上総抱奉公人と抱元
- 第11章上総の神と仏
- 第12章俳諧の流行
- 資料解説
- 市町村史編さん状況一覧(上総国内)
- 上総関係調査地一覧
- 『資料編近世3・4(上総1・2)』掲載資料所在地図
御用干鮑仕立人免状(塩崎家文書)
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