No.23 歴史 資料編:近世5(下総1)
(A5判941頁5,000円)
江戸時代の下総地域の庶民の暮らしについて知るために、多くの調査により新たに発見した資料を中心に収録しています。具体的には、利根川・江戸川の流路やその他の用水、佐倉・小金牧、豪農商、寺院・神社等に関する資料を掲載し、下総地域の地域的特色を捉えることができるように構成しています。
主目次
第一部本書を理解するために
- 文化九年の水害と大名手伝普請
- 鬼怒川・小貝川の再合流問題と村々
- 新規水車の企て騒動
- 利根川に「島」を持つ村々
- 村で請け負う流作業の開発
- 牧士役と名主役
- 払い下げられた野馬の急死
- 鎌をとりあげられる
- 江戸での金銭トラブルを取り持つ平山家
- 地主の土地所持と小作人
- 村を故郷とする大名
- 臨時の上納抵抗する百姓たち
- 流れついたのは鯨の骨
- 旧臣の由緒を求めて
- 在町上層民の学文志向
- 家督の心得を託して
- 旗本津田氏の財政改革
- 「出世」の予感
- 豪農経営と出入商人
- 真言宗の中本寺と周辺地域
- 片葉の葦と筒粥神事
第二部資料編
- 第1章利根川と江戸川
- 第2章佐倉七牧と小金五牧
- 第3章豪農商と地域社会
- 第4章寺社と周辺社会

現在の干潟八万石の田園風景
(山崎芳郎氏撮影)
写真の無断使用を禁じます。
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