No.28 歴史 資料編:近現代4(産業・経済1)
(A5判1,009頁4,400円)
この巻は、明治初年から昭和二十年までの産業・経済のうち下総台地の開墾、印旛沼開発、大利根用水などの利水事業、農耕・畜産の改良事業、堀田家が行った農事試験場での事業、明治初期の漁法、房総各地における戦時期を含めた水産業の様子など第一次産業の状況を収録しています。
主目次
- 第一部本書を理解するために
近代の農業・水産業-資料からみた農漁民の生産・技術・組織-
- 農作業と農法の改良
農事日誌/農具・農法の改良
- 土地改良と治水・利水
県内の用排水事情/耕地整理事業/印旛沼開発計画/大利根用水事業
- 農事改良の浸透
勧業政策/町や村の対応/堀田家農事試験場
- 下総台地の開墾
開墾会社/下総牧場
- 地主と小作人
地主の家憲/小作契約/小作農民の経営と生活
- 農業生産の展開
千葉米の評価と産米改良/草創期の畜産と防疫/養蚕と落花生/蔬菜の生産と東京市場
- 房総の漁法
房総の水産業/九十九里地曳網漁業/外房の鰹漁と鰹節/東京湾の漁法/利根川の鮭・鱒漁業
- 漁民のくらし
漁船の遭難と漁民/戦時期の漁業
- 第二部資料編
- 第1編土地と水
- 第1章明治前期の下総台地
- 第2章地主の経営形態
- 第3章耕地整理と治水・水利事業
- 第2編農業の発達
- 第4章農耕・畜産の発達
- 第5章多様化する農業と京浜市場
- 第6章恐慌・戦時期の農業
- 第3編水産業
- 資料解説
印旛沼干拓地の農作業
(吉植啓夫氏所蔵)
総武本線旭駅の落花生出荷風景
(千葉県広報協会提供)
写真の無断使用を禁じます。
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