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更新日:令和4(2022)年11月9日
ページ番号:22025
(A5判853頁5,000円)
旧石器時代から古墳時代までの房総の成り立ちを東アジア、また日本列島での房総の位置付けを意識しながら明らかにしました。
第一編では、房総半島の地理的特殊性から考えられる後期旧石器時代の人びとの生活や社会について記述し、さらに自然環境の変化に適応していった縄文人の知恵や工夫、活動のすがたを、貝塚地帯である房総に残る遺構や遺物の観点を加味して、縄文時代の社会や実像にせまります。
第二編では、水田稲作の定着にともなう房総の弥生時代社会の発展の様子、その後東アジアに起こった大きな時代の波を受けて、房総ではどのような歴史が展開し、房総を含む東国がどのように古代国家体制に組み込まれていったのかを残された考古資料から明らかにしていきます。
第一編狩猟・採集民の時代
第二編農耕文化の始まりと政治的社会の形成
成田市宝田八反目貝塚
貝層検出状況
成田市宝田八反目貝塚
土器出土状況
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