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更新日:令和4(2022)年1月27日
ページ番号:4155
※市町村別世帯数・人口(エクセル:28KB)(原本には掲載されていません。)
第一編 総説
千葉県衛生行政区画図…1
千葉県組織規程抜すい…2
部の変遷…6
I 医務課…7
第一節 庶務係…7
第二節 医務係…7
第三節 保健所係…12
第四節 看護係…16
第五節 栄養係22
II 薬務課…27
第一節 薬事係…27
第二節 指導係…36
第三節 麻薬係…42
第四節 衛生統計係…44
III 環境衛生課…46
第一節 庶務係…46
第二節 食品衛生係…46
第三節 乳肉衛生係…64
第四節 営業指導係…76
第五節 環境整備係…93
第六節 水道係…106
IV 公害課…115
第一節 庶務企画班…115
第二節 大気保全班…115
第三節 水質保全班…117
第四節 地盤沈下対策班…117
第五節 その他の公害対策…117
V 予防課…124
第一節 庶務係…124
第二節 結核係…124
第三節 予防係…125
第四節 成人病係…125
第五節 母子衛生係…127
第六節 精神衛生係…132
第二編 研究所および学院
第一節 衛生研究所…137
第二節 血清研究所…143
第三節 保健婦専門学院…150
第三編 県立病院
病院局事業…159
病院局組織…160
鶴舞病院…162
東金病院…165
佐原病院…168
第四編衛生統計
第1節 人口動態概要昭和40年人口動態概要…171
第1表 昭和40年事件発生地別人口動態…182
第2表 人口動態総覧住所地による市町村別(エクセル:88KB)…192
第3表 出生児数・母の年令,(5才階級)市町村別…200
第4表 出生児数,性・出生時の体重・市町村別…210
第5表 出生児数,施設・立会者・市町村別…232
第6表 出生児数,性・月・市町村別…240
第7表 出生児数,出生順位・市町村別…248
第8表 死亡者数,性・月・市町村別…252
第9表 死亡者数,施設・市町村別…274
第10表 乳児死亡数,性・月・市町村別…277
第11表 新生児死亡者数,性・月・市町村別…285
第12表 死産胎数,自然・人口・妊娠期間(各月)・市町村別…293
第13表 死産胎数,施設・立会者・市町村別…299
第14表 母の年令階級および自然人工別死産胎数・市町村別…301
第15表 婚姻件数,届出月別・市町村別…307
第16表 婚姻件数,夫婦の初婚・年令(5才階級)・市町村別…310
第17表 婚姻件数,夫婦相互の初婚・再婚別・市町村別…332
第18表 離姻件数,月別・市町村別…338
第19表 離姻件数,種類別・市町村別…341
第20表 離姻件数,婚姻継続期間別…343
第21表 年令階級別・死因(簡単分類)別・死亡表・補助表・市町村別…346
第22表 死因別・死亡表,(簡単分類)・市町村別…354
第23表 死因別・乳児死亡表,(簡単分類)市町村別…354
第24表 性別・年令階級別死亡者数,市町村別…386
第2節 伝染病および食中毒統計…394
第25表 法定・指定伝染病および食中毒患者数・死者数,病類・年次別…394
第26表 届出伝染病および結核患者数・死亡数,病類・年次別…418
第27表 法定・指定伝染病および食中毒患者数・り患率,病類・年次別…420
第28表 届出伝染病および結核患者数・り患率,病類・年次別…422
第29表 法定・指定伝染病患者数,病類・年次・月別…424
第30表 届出伝染病患者数,病類・年次・月別…431
第31表 食中毒・結核患者数,病類・年次・月別…437
第32表 法定・指定伝染病および食中毒患者数・死者数,病類・市町村別…440
第33表 届出伝染病および結核患者数・死者数,病類・市町村別…446
第34表 法定・指定伝染病および食中毒患者数・死者数,病類・保健所別…452
第35表 届出伝染病および結核患者数・死者数,病類・保健所別…452
第36表 法定・指定伝染病患者数,病類・性・保健所別…454
第37表 届出伝染病および結核患者数,病類・性・保健所別…454
第38表 法定・指定伝染病り患率,病類・性・保健所別…456
第39表 届出伝染病および結核り患率,病類・性・保健所別…456
第40表 法定・指定伝染病および食中毒患者数・死者数,病類・月別…458
第41表 届出伝染病および結核患者数・死者数,病類・月別…458
第42表 法定・指定伝染病患者数,病類・性・月別…460
第43表 届出伝染病および結核患者数病類・性・月別…460
第44表 法定・指定伝染病患者数,病類・性・年令(5才階級)別…462
第45表 届出伝染病および結核患者数,病類・性・年令(5才階級)別…464
第46表 法定・指定伝染病り患率,病類・性・年令(5才階級)別…466
第47表 届出伝染病および結核り患率,病類・性・年令(5才階級)別…468
第48表 細菌性赤痢(疫痢を含む)患者数,診断方法・菌型・保健所別…470
第49表 性病患者数,病類・年次別…472
第50表 性病患者数,病類・病期・性・保健所別…474
第51表 性病患者数,病類・病期・性・月別…476
第52表 食中毒事件・患者・死者数,病因物質・保健所別…478
第3節 医療統計…480
第53表 病院報告…485
第54表 病院名簿…490
第4節 衛生関係業務統計…502
第55表 保健所運営報告…508
第56表 優生手術件数…514
第57表 人工妊娠中絶件数…515
概況
1.本年報は人口動態調査、伝染病簡速統計調査、病院報告、保健所運営報告等に基く統計資料を収集したものである。
2.本年報の人口動態統計は人口動態調査令第60号に基づき戸籍法及び厚生省令第44号の届出により市町村において作成し、保健所を通じ県に提出された人口動態調査票の昭和40年1月1日から昭和41年1月14日までに市町村役場にて受付られたものであり、表中脚注を施せる人口動態月報によるものは、内地人の出生(棄児を除く)死亡(失跡及び死亡確認によるものを除く)、死産、婚姻、離婚各票の保健所受理によっているので都道府県別人口動態統計実数および率は同表(注)のとおりで、県の実数と合致しない箇所がありますからあらかじめ御承知願います。
3.本年度の伝染病簡速統計は伝染病予防法(明治30年法律第36号)、伝染病届出規則(昭和22年厚生省第5号)に規定されている法定並びに届出伝染病、性病予防法(昭和41年法律第134号)に規定されている性病患者については、保健所において医師よりの届出に基き性病患者票を作成し県に提出されたものを集計し、死者については市町村より保健所に送付される人口動態死亡票からその死因が伝染病によるものを抽出し、県に提出される伝染病死亡者週報を県で集計したものである。
4.比率算出基礎人口は昭和40年10月1日の推計人口を利用した。
5.本年報は、昭和40年発生および届出の事実並びに比較のため既注の事実について客観的資料のみの掲載に止めた。
6.本年報の全国に関する数字は総べて厚生省発表のものを利用した。
7.比率の解説
(1)出生率、(粗)死亡率、自然増加率、婚姻率、離婚率ある地域(国、県、市、郡)の1年間の事件数をその地域のその率の人口で割り、これに1,000を乗じたものをいう。
すなわち、標記の各率=(ある地域の1年間の事件数/ある地域のその年の人口)×1,000
(2)死産率、自然死産率、人工死産率
ある地域の1年間の事件数(死産数、自然死産数、人口死産数)をその地域の1年間の出産数(出生数+死産数)で割り、これに1,000を乗じたものをいう。
すなわち、標記各率={ある地域の1年間の事件数/ある地域の1年間の出産数(出生数+死産数)}×1,000
(3)乳児死亡率、新生児死亡率
ある地域の1年間の事件数(乳児死亡数、新生児死亡数)をその地域の1年間の出生数で割り、これに1,000を乗じたものをいう。
すなわち、標記各率=(ある地域の1年間の事件数/ある地域の1年間の出生数)×1,000
(4)死因別死亡率
ある地域のある死因による1年間の死亡数をその地域のその年の人口で割り、これに100,000を乗じたものをいう。
すなわち、死因別死亡率=(ある地域のある死因による1年間の死亡数/ある地域のその年の人口)×100,000
8.表章記号の規約
統計表の記号の用法は,次のとおりです
1.出生
昭和40年の出生児数を住所地でみると53,957人で前年にくらべて、4,515人の増加である。人工1,000対の出生率は、20.0と前年の18.9を大きく上回っている。これは、昭和41年が丙午(ひのえうま)であるので、この年の出生をさけるといった意味での出生増も加わったためと考えられる。出生率の一番高い地域は、柏市の29.2、一番低い地域は匝瑳郡の13.1である。
出生児がその母の何番目の子であるかをあらわす出生順位をみると、一般に第1児、第2児、つまり低順位の出生割合が漸次増加する傾向がみられ、最近特にこの傾向が著しい。
昭和40年は第1児が47.6%に、また第2児は38.0%と第1児、第2児が大半で全体の85.6%を占めている。こうした傾向は、今後まだ当分続くものと思われる。
さらに、出生を母の年齢別にみると、昭和40年において、母の年齢が25~29才のものが、47.4%と半数を占め、20~24才が25.0%で20才台の出生割合は72.4%となつている。
2.死亡
昭和40年の死亡者数を住所地でみると前年にくらべ1,051人の増加である。人工1,000対の死亡率は7.3%と前年の7.1%を上回っている。死亡率の一番高い地域は安房郡の11.5%、一番低い地域は柏市の4.2%となっている。
また、上位10位の死亡率を昭和30年、35年、40年と比較してみると、中枢神経系の血管損傷で死んだ人が最も多く、死亡者全体の23.1%を占めており、ついで心臓の疾患20.7%悪性新生物14.4%などとなっており、これはいわゆる人間が成人期に達した以後に多い成人病といわれるものであり近年大いに関心のまととなっている。
3.乳児死亡
千葉県の乳児死亡率は、1,011人で乳児死亡率は18.7%、うち1週間未満21.1%、4週~3ヵ月未満12.6%、3ヵ月~6ヵ月未満12.0%、6ヵ月以上13.0%で、乳児死亡率の一番高い地域は市原郡44.9%、一番低い地域は佐倉市の8.4%である。
4.死産
死産数は、住所地で3,803胎で、前年にくらべて3胎の減少である。出生1,000対の死産率は65.8%と前年の71.5%を大きく下回った。また、人工死産は、1,089胎で死産全体の28.6%を占め、自然死亡は71.4%となっている。死産率の一番高い地域は匝瑳郡106.0%で一番低い地域は松戸市の50.9%である。
5.婚姻
昭和40年に届出られた婚姻数は、25,764件で前年の25,209件より555件増加している。これを人口1,000対の婚姻率でみると9.5%となっている。
なお、これを全国都道府県別に比較してみると最高は東京都の12.3%ついで神奈川県の11.5%とつづき最低は鳥取県、山形県の7.8%、ついで島根県の7.9%となっており本県は全国平均の9.7%より低率となっている。
6.離婚
本年における離婚件数は、1,545件で前年の1,434件より111件多くなっている。これを人口1,000対の離婚率でみると0.57となっている。
なお、これを全国都道府県別にみると最高は高知県の1.31から北海道の1.12とつづき最低は長野県の0.52の順になっている。本県は全国平均0.78より低率である。
※統計表の電子データは、当課に備えてあります。
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