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更新日:令和3(2021)年12月3日
ページ番号:4139
市町村別人口及び世帯数(エクセル:77KB)(原本にはありません)
まえがき…9
図表…1.2.3
第一章 概説…11
第一 衛生部の沿革…12
第二 衛生行政機構…13
第三 関係各庁、団体、委員会、協議会…14
第四 衛生部各課の概要…17
第二章 衛生統計表…19
第一 人口…20
第1表 都道府県別人口その1,その2…20
第2表 千葉県人口累年比較…22
第3表 千葉県人口の年令別構成…23
第4表 市郡別面積人口及び世帯数…24
第5表 保健所別面積人口及び世帯数…25
第二 人口動態統計…25
昭和23年人口動態概要(出生、死亡、死産、婚姻、離婚)…25
第6表 市郡別出生率、死亡率、死産率、婚姻率、離婚率(エクセル:38KB)…28
第7表 出生、死亡の累年比較…30
第8表 月別出生率、死亡率、死産率、婚姻率、離婚率…31
第9表 市郡別の人口自然増加…32
第10表 月別出生数、死亡数、死産胎数、婚姻件数、離婚件数…33
第11表 保健所別出生数、死亡数、死産胎数、婚姻件数、離婚件数(エクセル:38KB)…34
第12表 月別主要死因別死亡者数…35
第13表 月別主要死因別(一才未満)死亡者数…36
第14表 年令階級別結核死亡者数…37
第15表 月別死産完全性調査…38
第三 伝染病統計…39
第16表 市郡別法定伝染病患者死者数…39
第17表 月別法定伝染病患者死者数…40
第18表 市郡別届出伝染病患者死者数…40
第19表 月別届出伝染病患者死者数…42
第20表 市郡別性病患者発生数…43
第21表 年令別性病患者発生数…44
第22表 月別性病患者発生数…44
第23表 法定伝染病市郡別罹患率、死亡率…45
第四 厚生統計…45
第24表 飲食物
その一…45
その二…45
第25表 牛乳
その一…46
その二…46
その三…46
その四…46
その五…46
第26表 山羊乳…47
第27表 清涼飲料水…47
第28表 氷雪…47
第29表 屠場及び屠畜
その一…47
その二…48
その三…49
その四…49
その五…49
第30表 水道…50
第31表 下水道…50
第32表 汚物清掃…51
第33表 埋火葬
その一…51
その二…51
第34表 医師…51
第35表 歯科医師…52
第36表 薬剤師数…52
第37表 保健婦…52
第38表 助産婦…53
第39表 看護婦及び看護人…53
第40表 栄養士…53
第41表 鍼灸按摩術業及び柔道整復術業者…53
第42表 病院…54
第43表 官立病院
その一…55
その二…56
第44表 公立病院
その一…56
その二…56
第45表 私立病院
その一…57
その二…57
第46表 精神病院
その一…57
その二…57
第47表 結核療養所(結核病院を含む)…58
第48表 診療所…59
第49表 歯科診療所…59
第50表 花柳病診療所
その一…59
その二…59
第51表 伝染病予防法による伝染病院隔離病舎隔離所及び消毒所
その一…60
その二…60
その三…60
その四…60
第52表 細菌検査所
その一…60
その二…60
第53表 薬局…60
第54表 医薬品販売業者
その一…61
その二…61
第55表 医薬品販売業に関する調べ…61
第56表 医薬品の製造業に関する調べ…61
第57表 四半期妊産婦手帳規定による妊産婦届出並びに出生状況調
その一…61
その二…62
その三…62
その四…63
第58表 結核による健康診断成績
その一…63
その二…64
その三…64
第59表 トラホーム検診成績…65
第60表 人体寄生虫卵保有者数
その一…65
その二…65
第61表 種痘成績
その一…65
その二…65
第62表 精神病者…66
第63表 恐水病及び狂犬病
その一…66
その二…66
第64表 医薬品その他に関する検査成績…66
第65表 薬剤師市郡別一覧…67
第66表 医薬品販売業者市郡別一覧…68
第67表 医薬用具化粧品製造業者登録工場数…69
第68表 医薬品製造許可品目数…70
第69表 麻薬関係…71
第70表 薬物植物栽培状況表…72
第五 統計図表
第1図 市郡別人口…73
第2図 保健所別人口…73
第3図 出生数、死亡数の累年比較…74
第4図 出生率、死亡率の累年比較…74
第5図 月別出生率、死亡率…74
第6図 月別乳児死亡率…75
第7図 月別死産率…75
第8図 月別婚姻率…75
第9図 月別離婚率…75
第10図 主要死因の死亡者数…76
第11図 同上 一才未満…76
第12図 5才階級別結核死亡者数…77
第13図 同上 結核死亡率…77
第14図 同上 男女別結核死亡率…78
第15図 市郡別性病患者罹患率…78
第16図 病院の分布…79
第17図 市郡別出生率及び死亡率…80
第18図 同上乳児死亡率及び死産率…80
第19図 同上 婚姻率及び離婚率…80
第20図 都道府県別出生率、結核死亡率、死亡率順位…81
第21図 同上 妊産婦死亡率、乳児死亡率、死産率順位…81
昭和二三年人口動態統計概要
(1)出生
昭和23年中に於ける本県の出生総数は、66961人、内、男34508人、女32453人で、これを前年に比べると7606人の出生減となる、又これは昭和23年8月1日常住人口1000に付いての出生の割合は、31.3となり、前年の35.4に比較して4.1の減ではあるが、昭和21年以前に於いて最も高い出生率を示した昭和19年の31.2よりも高い率となっている。
出生率を市郡別に観察すると、海上郡の34.7が最高で、銚子市の33.3、木更津市の32.9がこれに次ぎ、最低は匝瑳郡の28.7、千葉市の29.3、市川市の29.5の順となる。
又これを都道府県別に眺めると、最高は宮崎県の39.2、次が青森38.6、北海道38.5の順で、最低は長野の29.1となっている。本県の順位は、38番目で全国平均の33.8よりはかなり低率である。
(2)死亡
昭和23年中に於ける本県の死亡総数は、26308人、男13942人、女12366人。内、一才未満の死亡者数4255人で前年に比較すると総数に於いて5178人、一才未満について1358人の減少となり、昭和元年以降の死亡者数中最少である。又一才未満の死亡者数は、全死亡者数の18%を閉めている。人口1000人についての死亡率にすると12.3で昭和元年以来最も低く、出生率の増加にもかかわらず死亡率の低減は極めて顕著で、公衆衛生の進歩、県民の衛生状態の向上の證左であろう。
市郡別に死亡率を見ると、海上郡の15.3、千葉市13.9、夷隅郡13.6の順に高く、船橋市の9.0、匝瑳郡の10.9、千葉郡11.1の順に低くなっている。
又主要死因別に死亡者を見ると、最も多かったのが、頭がい内血管の損傷で3273人、次いで結核3088人(内呼吸器結核2641人)、老衰2308人、下痢腸炎1778人、がんその他の悪性腫瘍1774人の順となり、この五大死因で全死亡者の半ばに近い。それから全心臓の疾患1567人、肺炎1315人、腎臓炎1184人、先天性弱質1001人の順となり、これを前年に於ける死亡者数に比較すると、頭がい内血管の損傷では75人の減、全結核に於いては105人の増、老衰287人の減、下痢腸炎431人の減等殆ど減少しているが、破傷風、らい、日本のう炎、狂犬病、糖尿病、妊娠分べん産じょくの疾患等は、稍増加した。次に乳児死亡数を死因別にみると、先天性弱質の1001人、下痢腸炎、腸潰瘍617人、肺炎536人、早産528人が死亡の大原因をなし、この四大死因で全乳児死亡数の過半を占め、出生1000人についての死亡率を昨年に対比すると、先天性弱質14.78が14.94に、下痢腸炎、腸潰瘍10.14が14.15に、いずれも増加し、肺炎12.30が12.30と等しく、早産8.30が7.88に減少している。
最後に死亡率を都道府県別に概観すると、福井、青森、岩手、秋田等が高く、東京、神奈川、静岡、大阪等が低い。本県の12.3は全国平均12.0よりチョッピリ高いが、46都道府県の死亡率中、ほぼ中央値を示している。
(3)死産
昭和23年中に於ける本県の死産胎数は、3445胎で、内、男1864胎、女1472胎、不詳109胎であって、実数に於いて昨年の3166胎よりは309胎の増加、率にしてみると出産1000中48.9で、昨年の40.4より4.5増加しているのは注目すべき現象である。
市郡別に死産率みると、最高は木更津市の87.1で、ついで千葉市76.1、館山市72.8の順となり、最低は安房郡の31.8で、千葉郡の34.6これにつぎ、市原郡の34.9等で低い。概して郡部より市部が著しく高率である。
なお、本県は全国平均50.5より少し低い。
(4)婚姻
昭和23年中に於ける本県の婚姻件数は22440件で、前年の24185件よりは1745件の増、人口1000対の比率では10.5で、昨年の11.5より少し低い。おそらく昭和22年が戦後に於ける最高で、今後は序々に低下するものと予想される。
市郡別にみると、最高は銚子市の12.0、以下木更津市11.9、香取、海上郡の11.7、これに次ぎ、最低は市川市の6.4、船橋市の7.1、千葉市8.1の順となっている。
又婚姻率を全国平均12.0に比較すると、本県はかなり低いことがわかる。
(5)離婚
昭和23年に於ける本県の離婚件数は1597件で、昨年の1560件より稍増加した。
人口1000対に率にしてみると0.7で昨年と同様である。
市郡別にみると、最高は館山市の1.1で、次は安房郡、海上郡の1.0、これに次ぎ、最低は千葉市の0.5となっている。
全国平均1.0からみると本県はかなり低い率である。
※統計表の電子データは、当課に備えてあります。
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