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更新日:令和6(2024)年12月2日
ページ番号:4144
※市町村別世帯数・人口(エクセル:49KB)(原本には掲載されていません。)
まえがき
目次
第一章 概説
第一 衛生部の沿革…1
第二 衛生行政機構…2
第三 関係各かい…3
第四 衛生部各課の事務分掌…4
第五 予算…6
第二章 衛生統計
第一 人口静態統計…10
千葉県人口の年令別,性別構成…6
第1表 市郡別人口…10
第2表 保健所別人口…10
第二 人口動態統計…11
昭和29年人口動態の概要…11
第3表 年次別人口動態…12
第4表 月別人口動態…14
第5表 月別人口動態比率…14
その1(出生率)…14
その2(死亡率)…15
その3(死産率)…15
その4(婚姻率)…15
その5(離婚率)…16
第6表 保健所別人口動態…16
第7表 市郡別人口動態…17
第8表 保健所別人口動態比率…18
第9表 市郡別人口動態比率…18
第10表 市町村別人口動態(エクセル:143.5KB)…20
第11表 都道府県別人口動態実数…28
第12表 都道府県別人口動態比率…30
第13表 月別主要死因別死亡者数…32
第14表 年次別主要死因別死亡率の比較…34
第15表 累年主要死因別死亡者数(一才未満)の比較…36
第三 伝染病統計…38
第16表 累年法定伝染病及び食中毒患者死者数…38
第17表 累年月別法定伝染病及び食中毒患者死者数…39
第18表 保健所別法定伝染病及び食中毒患者死者数…42
第19表 市郡別法定伝染病及び食中毒患者死者数…42
第20表 月別法定伝染病及び食中毒患者死者数…44
第21表 月別,市郡別法定伝染病及び食中毒患者死者数…44
第22表 年次別法定伝染病罹患率…64
第23表 市郡別法定伝染病罹患率…64
第24表 法定伝染病累年致命率…66
第25表 年次別法定伝染病死亡率…66
第26表 累年届出伝染病患者死者数…68
第27表 保健所別届出伝染病患者死者数…72
第28表 市郡別届出伝染病患者死者数…72
第29表 月別届出伝染病患者死者数…74
第30表 市郡別届出伝染病罹患率…74
第31表 累年年令階級別結核死亡の比較…78
第32表 市郡別結核罹患率,死亡率…78
第33表 累年性病患者発生数…79
第34表 月別性病患者発生数…79
第35表 保健所別性病患者発生数…80
第36表 市郡別性病患者発生数…80
第37表 市郡別.月別性病患者発生数…81
第38表 市郡別性病罹患率…86
第39表 都道府県別法定伝染病,届出伝染病,性病患者数…87
第40表 年次別,都道府県別結核死亡者数及び死亡率…90
第四 病院統計…91
第41表 病院報告…91
第42表 病院名簿…92
第三章 衛生関係業務統計(厚生省報告例)
第43表 精神障害者指導状況…95
第44表 精神障害者鑑定状況…95
第45表 精神障害者保護拘束状況…95
第46表 結核予防法指定医療機関…95
第47表 らい予防事業成績…95
第48表 性病々院診療所…95
第49表 墓地火葬場及び納骨堂…96
第50表 埋火葬…96
第51表 興業場…96
第52表 ホテル,旅館及び下宿…96
第53表 公衆浴場…96
第54表 理容及び美容…97
第55表 クリーニング…97
第56表 乳製品並びにマーガリン製造…97
第57表 へい獣化製場…97
第58表 へい獣取扱場…97
第59表 と畜場…98
第60表 自家用と殺…98
第61表 あん摩師,はり師,きゅう師及び柔道整復師…98
第62表 歯科衛生師…98
第63表 免許取得資格別保健婦…98
第64表 就業場所別就業保健婦…98
第65表 免許取得資格別助産婦…99
第66表 就業場所別就業保健婦…99
第67表 免許取得資格別看護婦,看護人…99
第68表 就業場所別就業看護婦,看護人…96
第69表 免許取得資格別薬剤師…96
第70表 従業種別薬剤師…100第71表 薬局…100
第72表 医薬品販売業…100
第73表 毒物又は劇物の営業及び事業管理人…100
第74表 薬事監視成績…101
第75表 毒物劇物営業取締成績…101
第76表 医療監視成績…101
第77表 上水道簡易水道一覧…102
昭和29年人口動態の概要
出生
昭和29年における本県の出生総数は44,372人で前年の47,084人より3,312人少くこれを人口1,000対の出生率でみると20.0で前年の213より低く戦後最高を示した昭和23年の35.4より大巾に低下している。これを戦前昭和8年から18年の間の10ケ年の中央値に比べると10.6も低くなっている。これらを市郡別にみると最も高い出生率を示すのは海上郡の25.1次いで香取郡の23.0佐原市の22.8順となり最低は市川市の15.2で習志野市の16.9松戸市、船橋市が低く概して市部(平均19.1)より郡部(平均20.0)において高率である。
本県の出生率を全国各都道府県に比較してみると青森県の26.9を最高に岩手県25.9鹿児島県の25.7と続き、京都府の15.0を最低として一般に大都市を含む府県に低位を示している状態の中で全国平均20.0と同率である。
死亡
昭和29年における死亡、総数は20,764人で前年の23,307人より2,657人減少し前年若干増加した死亡数も本年に至って減少の傾向を辿ることになったようである。
人口1,000対の死亡率は9.3で昭和元年以来最低を示した。昭和27年の10.2より更に低下した。市郡別に死亡率をみると最高は夷隅郡の11.2で安房郡の11.1旭市の10.9と続き最低は習志野市6.8のとなっている。
本県の死亡率を全国的に比較してみると大分県9.9を最高とし(東京都の16.0)を最低とする中位にあって全国平均8.2より高率である。
又これらを主要死因別に死亡者数をみると第1の死因は中枢神経系の血管損傷3,649人で前年の3,764よりは減少し第2位老衰の2,837人以下癌の2,141人全心臓の疾患、乳児の疾患、全結核の順位となっている。
更に乳児死亡について考察すると、前年の2,842人より少く2,247人となり出生1,000対の死亡率は52.2で全国平均44.7より高率であることは考えなければならない。
全国においての最高は岩手県の76.6で青森県、富山県の70.0と続き、最低は東京都の31.2となっている。
これを死因別に乳児死亡の状態を考察すると先天性弱質の926人が最も多く次いで肺炎485人乳児固有の疾患下痢腸炎となっていて、これらが乳児死亡の約半数を占めている。
前年の比してましん、流行性感胃、破傷風等が減少している。結核の死亡は年々低下していることは喜ばしい。
死産
戦後漸次増加の傾向にあった死産(妊娠4ケ月以上)は昭和23年優生保護法の施行を契機として昭和24年、25年と急激な増加を示したが更に減少することなく増加して昭和29年においては死産胎数3,961胎となり死産率は83.4の昭和元年以来の最高で出生率の低下と合せ考えて注目すべきことである。
出生率1,000対の死産率を市郡別にみると、木更津市の170.0を最高として佐原市の158.7八日市場市の153.0となに最低は海上郡の26.2で概して市部において郡部より高率である。これは発生地に届出られたものを集計したので医療機関の多い市部に高率になったものと思う。都道府県別においては、鳥取県の142.4を最高に大阪府、福岡県、京都府が高率を示し最低は鹿児島県の64.0で本県は全国平均95.8より低率である。
婚姻
昭和29年本県において届出のあった婚姻件数は16,051件で昨年の15,669件より増加している。戦後最高の24,122件に比較すると8,071件も減少している。
人口1,000対の婚姻率は7.3で昭和22年の11.4からみると減少しているが戦後23年を頂点として減少して来たが又本年においては増加の徴を示した。
市郡別にみると海上郡の8.6を最高に銚子市、八日市場市と続き最低は習志野市の5.2となっている。全国的には秋田県の8.7を最高に山形県、鹿児島県等が高率を示し最低は大阪府の7.1で全国平均は7.9である。
離婚
昭和29年における離婚件数は1,402件で昨年の1,429件と大差がない。人口1,000対の離婚率は0.6で全国平均0.9より低い。
全国においての高率は高知県の1.33を最高に広島県の1.16山口県の1.11と続き最低は茨城県の0.59である。
※統計表の電子データは、当課に備えてあります。
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