内浦山県民の森指定管理者管理運営状況評価（令和4年度）

1. 森林、園地、展示施設、宿泊施設その他の施設の提供
2. 野外活動に関する指導助言
3. その他県民の森の設置の目的を達成するため知事が必要と認める業務

日常の巡視や点検、定期的な設備点検等により安全な施設の維持管理に努めていた。

評価対象年度に事故はなかったが、有事の際の危機管理マニュアルが整備され、定期的な防災訓練を行うなど、危機管理体制が整備されていた。

老朽化した体育館の利用者への安全対策が、県の期待を上回る水準にて行われていた。

事業計画どおりに、施設の管理、清掃、警備等が行われていた。

日常点検や定期点検を計画どおり実施しており、修繕も適宜実施され、施設は適切に維持管理されていた。

計画どおりに施設の利用、野外活動に関する指導助言、宿泊プランの企画・販売等が実施されていた。

施設内に点在するナラ枯れ枯損木について、県が期待する水準を上回る規格の立木や本数を伐倒し、事故防止に努めた。

事業計画に基づき、宿泊施設へ冷蔵庫など利便性を向上させる備品を備えつけた。

利用者数は、前年対比156％であり、新型コロナの影響から回復した。

学生の利用拡大に積極的に取り組み、学生の団体利用を増やすなど、施設の利用拡大に取り組んだ。

概ね計画通りの組織体制により管理されていた。

ほぼ計画どおりの収支決算となっていた。

不適切な経費や収入はなかった。

アンケートにより、利用者の意見の把握に努め、利用者の要望に積極的に応えていた。

アンケート結果では、97%の回答者が満足しており、県の期待を上回る満足度だった。

• 体育館の運動中の事故の防止に努めていた点
• ナラ枯れ枯損木による事故防止に努めていた点
• 利用者の要望に積極的に応え、97%の利用者が満足していた点

• 施設内の看板にて利用禁止区域を利用禁止としていない点

（指摘事項）

1. 個人情報保護に係る教育について、新型コロナの影響等で研修への参加が難しい場合は、社内教育を企画する等工夫して、計画どおり実施すること
2. 救急用品は期限切れのないよう整備すること
3. 一部自主事業収入について、事業計画書への記載が漏れていた。自主事業は全て事業計画書への記載又は事前協議を行うよう徹底すること
4. 支出において、一部指定管理業務と自主事業の計上区分に誤りがあったため、区分を誤らないよう注意すること

（改善状況）

1. 新型コロナの影響等で研修への参加が難しい教育については、所内会議等により社内で研修や情報共有を実施していた。
2. 救急用品に使用期限が切れているものはなかった。
3. 事業計画書へ記載されていない収入はなかった。また、自主事業は全て事業計画書へ記載され、事前協議が。
4. 指定管理業務と自主事業の区分が誤った収入及び支出はなかった。